アークスが鎮守府に着任しました。これより艦隊の指揮をとります。 作:ペスカトーレ
翌日
執務室 07:30
クリュウ「(大本営からの物資はこれからはあてに出来ない)」
クリュウ「(これからは自分たちでも集めていかないといけないな)」フム
クリュウ「(となると遠征だが)」
クリュウ「(ダーカーがいつどこで現れるかわからない以上、艦娘達だけで行かせる訳にはいかない)」
クリュウ「(俺もついて行くか?しかし、俺は長時間ここを離れるわけにはいかない)」
クリュウ「(・・・テレパイプを艦娘に渡すか)」
クリュウ「(鎮守府近海ならテレパイプの位置もずれないだろうし)」
クリュウ「(それなら俺の目の届く範囲だし、俺が一緒に行かなくても大丈夫だろう)」
クリュウ「(・・しばらくは鎮守府近海で遠征をするしかないか・・・)」
クリュウ「(現段階ではそれでいくか)」
クリュウ「(やはり)」ス
クリュウ「(通信が繋がらないのが辛いな。アークスからの情報がこない)」
クリュウ「(戻って直接聞くこともできるが・・・やはりここを離れられないからな)」
クリュウ「(・・・今出来ることをやっていくしかないな)」
コンコンコン
明石 「提督?いらっしゃいますか?明石です」
クリュウ「入ってくれ」
ガチャ
明石 「失礼します」
クリュウ「どうした」
明石 「昨日見せていただいた指輪の件なんですが。ちょっと報告がありまして」
クリュウ「ああ」
明石 「もしかしたら、艦娘の皆も指輪の効果が使えるようになるかもしれないんですよ!」
クリュウ「・・・それはすごいな」
明石 「あくまで可能性なんですが。妖精さんも いけるかもしれない って」
明石 「それで、指輪の開発に提督の許可が欲しいなと思いまして!」
明石 「あ、もちろん自分の仕事に影響が出ない範囲でです」
クリュウ「かまわない」
明石 「流石提督です!決断が早い!」やった!
クリュウ「(艦娘が強くなるならいいだろう)」
明石 「それでぇ・・・ですね。提督」カオヨコズラシ
明石 「出来たらでいいので・・。指輪がまだあったら、それも貸していただけないでしょうか・・・?」チラ
クリュウ「待ってろ」ス ガチャ
明石 「はい!」
自室
クリュウ「(ソニックアロウリング、カタナギアガードリング、EPPRリング、ブーストスレイヤーリング。これでいいだろう」
クリュウ「(今はクラスを変えられないしな)」ン?
クリュウ「(・・・ついでにこれも渡しておくか)」ガチャ
クリュウ「待たせた。これだ」
明石 「あ、ありがとうございます提督!」
クリュウ「あとは」ス
明石 「この、マット?はなんですか?」
クリュウ「ウェルカムマットといってな。メッセージを登録して、そのメッセージがこのマットを踏んだ時に流れるアイテムだ」
クリュウ「これから忙しくなって、アイテム屋や工廠にいない時があるだろう」
クリュウ「そのときにこれをうまく使ってくれ」
明石 「提督!助かります!・・でも、いいんですか?」
クリュウ「他の皆にも渡してるし、気にしなくていい。」
明石 「そうですか。それなら、ありがたく頂戴しますね!」
クリュウ「ああ」
明石 「提督。ありがとうございました!それでは失礼します」ペコ ガチャ
パタン
クリュウ「(さて・・・食堂に行くか)」
食堂
クリュウ「間宮、伊良湖。今大丈夫か?」
間宮 「いらっしゃいませ。提督大丈夫ですよ」
伊良湖 「いらっしゃいませ!司令官さん。大丈夫です
クリュウ「渡したいものがあってな」
クリュウ「これを間宮に」ス
クリュウ「これは伊良湖だ」ス
間宮 「これは、随分綺麗な包丁・・・」
伊良湖 「このボウル・・・すごく軽くて使いやすそうです」
クリュウ「実用性はあると思うぞ」
クリュウ「(実際にフランカが使っていたやつと同じだしな)」
クリュウ「(ダーカーや機甲種が元だが)」
クリュウ「(使って問題ないことは確認済みだが、よく奴らを素材に出来るな。フランカ)」
間宮 「提督・・・?本当にいただいてよろしいんですか?」
伊良湖 「こんないいものを・・・」
クリュウ「皆にも渡しているし、2人には料理をいってに引き受けてもらってる。それで少しでも役立てるなら幸いだ」
間宮 「提督・・・ありがとうございます・・・大切に使わせていただきますね!」
伊良湖 「私も・・・司令官さん!ほんとうにありがとうございます!」ペコ
クリュウ「ああ」
間宮 「ささっ!提督!お席にどうぞ。もっと腕によりをかけて作りますからね♪」パタパタ
伊良湖 「少しお待ち下さいね!司令官さん!」パタパタパタ
クリュウ「・・・・・まだ注文してないんだが」
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鎮守府 通路
クリュウ「(さて、食事も終わったし。書類の整理でもするか)」スタスタスタ
クリュウ「(ものすごい食事の量だった)」スタスタスタ
ダダダダダ
クリュウ「(ん?)」
てーとくー! キキ-ッ
島風 「おはようございまーす!」
クリュウ「ああ」
クリュウ「島風。鎮守府内では無闇に走り回らないようにな」
島風 「はーい。提督を見つけたから急いできたんだよ?速かったでしょ?」
クリュウ「まあ、速かったな。・・・何か用か?」
島風 「んーん?用はないよ」
クリュウ「そうか」
島風 「そうだ!提督。かけっこしよーよ!」
クリュウ「いや、執務があるからな。遠慮しておく」
島風 「えー・・・」ぶー…
クリュウ「また誘ってくれ」スタスタスタ
島風 「・・・提督とかけっこしたかったのに・・・」
クリュウ「・・・・・」スタスタ
(もうすこーし自分から話しかけてもいいと思うわよ?)
クリュウ「・・・・・」
(やっぱりあなたはすごいね!すっごい頼もしかったよ!)
クリュウ「・・・島風」…ピタ
島風 「・・・?」
クリュウ「かけっこ、するか」
島風 「・・・・・・うんっ!」にこ
鎮守府 グラウンド
島風 「それじゃあ提督。準備いーい?」
クリュウ「ああ」
島風 「先にグラウンドを一周したほうが勝ちだからね」
クリュウ「わかった」
島風 「いくよー。よーい・・・ドンっ!」ダッ
クリュウ「・・・」ダッ
ダダダダダダダダダ
島風 「島風が勝っちゃうんだからっ」
ダダダダダダ
クリュウ「やはり速いな。島風」
島風 「提督も速いんだね!びっくりしちゃった」
島風 「でも、負けないよ!」ビュ
ダダダダダダダダ
クリュウ「俺も、そう簡単には負けないさ」ヒュ
ダダダダダダダダタ
ダダダダダダダダダ
島風 「・・・!!」
クリュウ「・・・・!」
グラウンド ベンチ
島風 「提督すっごーい!同着だったよ!」アシプラプラ
クリュウ「島風もすごいさ」
島風 「そうよね。私速いもん!」
クリュウ「そういえば島風」
島風 「なあに?」プーラプーラ
クリュウ「リボン、付けてるんだな」
島風 「うん!提督がくれたんだもん」
島風 「似合ってる?」
クリュウ「似合ってる」
島風 「えへへ・・・」ヒュウゥ
島風 「風が涼しいね~」
クリュウ「島風」
島風 「?」アシプーラプーラ
クリュウ「髪に葉がついてるぞ」
島風 「どこどこー」ペタペタ
クリュウ(前もこんなことがあった気がするな)」
島風 「ていとくー。とってー」
クリュウ「・・・」ス
島風 「・・あ・・」アシ ピタ
クリュウ「取れたぞ」
島風 「うん・・・」
島風 「ねえ・・・提督・・・」ウツムキ
クリュウ「なんだ」
島風 「頭・・撫でてくれる?」ミツメ
クリュウ「・・・・・」ポン
島風 「・・・・」
クリュウ「・・・・・」ポンポン
島風 「なんだか・・・あんしんする」
クリュウ「そうか」ポフッポフ
島風 「んー・・・」
島風 「・・・・・」メトジ
島風 「・・・よーし」スク
クリュウ「もういいのか?」
島風 「うん!」
島風 「提督。かけっこしてくれてありがとうっ。またね!」バイバイ
タタタタタタタ
クリュウ「・・・他の艦娘の様子を見に行ってみるか」スタスタスタ
タタタタタタ…
島風 「・・・やっぱり・・・提督といると、ドキドキする・・・なんだろう・・・この気持ち・・・」