とある公園で不釣り合いな年代の少年・少女たちがそこにはいた。
「ねーねー、
「
「ん? こんな退屈な毎日はつまらなくないかっていってたんだよ メイリは」
「アホかいな、平和な日常えらいよいことやろうに」
「まあまあ、そんなメイリもかわいいからいいじゃん♪」
「ねーねーがたのちいとうれちい♪」
「まあそれはそれとしてだな。 それにしても、暑いな~」
「だな、んでこんな公園でサボっているのって俺らくらいじゃね?」
「はは、確かにそうかもな~」
そんな会話をアイスでも食べながら会話する少年・少女たち。
と、ここで耳鳴りと頭痛がこの場にいた全員に起こる。
『つっ!!』
『やっと会えた。 選ばれし薔薇の神子たちよ、こちらにきて世界を救ってくれ』
頭痛と耳鳴りの中でどこかで聞き覚えのある声に導かれて大きくあいた穴に吸い込まれた。
掃除機ですわれているんじゃないかというくらいにだが。
「「「「きゃあぁぁぁぁあ!?」」」」
「ねーねー、こあいよ~っ!!」
「「「うわあぁぁぁぁぁぁぁ!!?」」」
この場にいた少年・少女たちは大きな声をあげながら大きな穴に吸い込まれて忽然と消えてしまう。
その光景をみたものはこの場の誰もいなかった。
果たして彼女・彼らが聞いた謎の声とはダレだったのか?
薔薇の神子・御子とはいったいなんなのか。
それは誰も理解できていなかったりするのだ。
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(憐side)
わたしはあの謎の空間に飲み込まれてから潤達とは離れ離れになってしまった。
暗い闇の中をもくもくと歩いていると、突然足元に感覚がなくなって落下する感覚が起きた。
思わず瞳をつむるが・・・でも、落ちたのにも関わらず痛みがないことから不思議に思いゆっくりと目を開けるとオッドアイの瞳をもつ藍色の髪をもつフルーティーな髪型をした少年がこちらを見つめていた。
わたしが目をぱちくりさせていると。
「クフフ・・・・大胆ですね? 僕の膝の上に乗るだなんて」
「あ、あのすみませんっ!」
端正な顔立ちにアニメで聞いていた声といまの状況に気づいて降りようとするのだが。
なぜか強く抱きしめられて自分の黒い髪に一房すくわれ口づけをしているかのような仕草をする。
あの憧れの異性に抱きしめられてこんなかたちになっていることに戸惑いが隠せないわけがない。
「おや? これは・・・・」
わたしの首筋あたりにあるモノを見つけて目を細める少年。
不思議そうに見つめると彼が手鏡を取り出してくれて見せてくれた。
そこには藍色の薔薇があったのだ。
そして確信したかのようにわたしを見つめて頬を指でなぞると。
「そうですか、君があの・・・・薔薇の神子」
「・・・・え?」
少年はまっすぐ見つめながらそうつぶやくのを聞いて戸惑ってしまう。
「僕は六道骸といいます。 貴方は?」
「わ、わたしは時雨憐・・・です」
見つめながら問いかける視線にどきまぎしながら骸様の問いに答える。
「そうですか、美しい名前ですね」
「そ、そういって褒めてくれたのは友達くらいです////」
微笑みをうかべて言うと頬を赤らめるわたし。
でも、一番うれしいのは骸様に褒められたことだろう。
「骸様・・・」
「骸しゃん、そいつどうするんれすか!?」
と、ここでニット帽みたいなのを被ったメガネの少年といかにも威嚇していそうな金髪の少年が現れた。
犬と千種・・・骸様に忠誠をちかっているんだったけ。
これは突如現れたわたしに警戒をしているようにも思えるが。
「大丈夫ですよ、彼女はまだ敵ではありません」
「むく、ろ様」
そう言って警戒している二人に向けて言うと、ふと見覚えのある姿に気づく。
見違えるはずがない面影に息を自然と飲み込んでいた。
「けっ・・・憐になにかしたら許さネーからな」
「徹、ここについていたのね。 ・・・よかった」
むちゃくちゃ不機嫌そうに言う徹にホッと安堵するわたし。
「クフフフ・・・・・今は大丈夫ですよ」
「ふん、信用できねーんだけど」
笑みを浮かべる骸に不機嫌そうに徹がいうとわたしは溜息をついていた。
いつも徹はこうなのだ、いつもわたしになにかあると守ろうとする。
それは幼い頃からずっとそうだった。
そうぼんやりと思いながらも骸の膝の上から降りる。
そのとき、名残惜しそうにわたしを骸が見つめていたのわたしは知らない。
「あ、そうそう。 君たちも僕たちと同じ学校に通ってもらいますからね」
「は!?」
「え!?」
と、とても楽しそうに手を組んで告げる骸。
配下の二人も驚いているのか呆然と見ているようである。