TIGER & BUNNY 短編集   作:實近はづみ

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続きです。
兎虎です。


ちょっと話がある 俺からの話

そろそろ知り合って2、3年は経つなぁ。

 

はじめはお互いそりが合わねぇっつーの?……まぁ気が合わなくってなかなか好きになれなくてさ。

けどよ、そんな相手を好きになるってんだから人間何があるかわかったもんじゃねぇなぁ。

って、オジさんくさいな。オジさんだけど。

 

悪い、話それたな。

 

まぁそんなカンジで必要なこと以外は話さなくなって、……あ、誤解すんなよ?俺、結構頑張って歩み寄ったぜ?ただ、アイツが関わんないでオーラがヤバかったから諦めたんだ。無理強いしたくなかったしな。

 

……え?なんで嫌いなやつに歩み寄ったか?

 

そりゃお前……って、まぁ聞けよ。後で多分わかるから。多分、多分な。俺の予想が当たってればな。

 

え?意味深な事言うなって?

 

……ははっ、悪い悪い。とりあえず聞いてくれよ。お前の話も聞くから。いやいや話がないとか言うなよ。話ができるからさ。うんうん。わかったわかった。とりあえず、俺の話聞いてくれよ、バニー。お願い!なっ?

……うん、そう。うん。じゃあ、話戻すな。

 

んで、えーっと、あぁ、そうそう。アイツとあんま話さなくなって気まずくなってさ。そんな時、俺がソイツを庇ったことがあったんだ。咄嗟に体が動いちゃった的な?

ごめんごめん、怒るなよ。もう治ったし。

そんで、なんかそん時はすごく心配されたなぁ。

誰かを助けることはあっても助けられたことはなかったからなのかもな。

なんか、心配し慣れてないのがわかって可愛く思えたよ。

そこからだな。ソイツを見る目が変わったの。

 

最初は、多分同情。

アイツはそんなの要らないっていうだろうって思ったけどな。

ほら、なんか言うじゃん?同情は相手を見下してるからだって。アレお前が言ったんだっけ?

まぁいいか。そこ重要じゃねぇしな。

んで、多分次は興味かな。

アイツのことが知りたくなった。ほんとはどんな顔するんだろうって。コイツがほんとに笑ったらきっとキレイだろうなって。可愛いだろうなって

 

……なんか恥ずかしいな、コレ。

あははっ、今のは忘れてくれ。

 

えーと、なんだっけ?

あぁ、そうそう。ソイツに興味が湧いてったってとこかな?

そうそう。そのうちさ、ソイツとも打ち解けて和解?つったら可笑しいけど、よく笑ってくれるようになってった。

で、その笑顔が可愛くってよー。

普段キリッとしてるヤツだから余計なのかも知んねぇけど。

 

……うん、まぁ、聞け?

 

そんなわけで俺はソイツにぞっこんな訳____おーい?バニー?

ちゃんと聞いてっか?お前。なに仰け反ってんの、バニーちゃん。

 

「……え?いつから気づいてたかって?……ふっふ〜ん。いつからだと思う?」

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