…誰も見てないと思うけど
幕間:ミツヅケル
この場所は暗く蝋燭一本だけの頼りない灯りだけだった。
何処からか水が漏れ出しているのかピチョン……と不規則に雫が落ちてくる。ヒンヤリとしてかなり不気味な場所。
「
助けようと思えば助けられる。だが自分には出来ない、させてはくれないだろう。
自分は無力だ。
「あらあら。こんな所に主人が恋しくて落ち込んでるワンちゃんいるわ。どうかしたの?」
「ヒルダッ……!貴様ッ!」
「あらあら?いい反抗的な眼ね?ゾクゾクするわ。安心してちょっとした
ニンマリと笑顔で言う。本当に。本当に。本当に楽しそうに。
ヒルダは鉄格子の扉を開けて
「やめろヒルダ!やめてくれ!これ以上は
「……安心して頂戴、私は、大好きなモノほど大事に、大事にする方よ?」
顔を紅潮させて興奮してるヒルダは声を震わせている
ああ駄目だ何と言ってもこうなってしまえばもう止める事が出来ないいつものように見てるしかない見たくないけど見てなければ
見たくない
ーダメ
見たくない
ーーダメよ
見たくない
ーーー見なさい
どうして
ーーーー私が愉しいからよ
いやだ
ーーーーダ・メ・よ♡
いやだ!
ーーーーーあら?何故かしら?
何故自ら
ーーーーーーアナタのその歪んだカオも見たいから♡
ーダメよ
どうして!
ーー言ったでしょ?私が愉しむためよ♡
い、いやだ見たくない見たくない見たくない見たくない見たくない見たくな
いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ!!!!!!!
ーーーーじゃないと、しんじゃうわよ?
そして自分は、毎日のようにミツヅケル
どうでしたか?
愉しめたら幸いです(白目)