東方銀翼伝 ~超時空戦闘機が幻想入り~   作:命人

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ここまでのあらすじ

 幻想郷各地で人の心を狂わせる光が発生し、人々を混乱させているようだ。
 その光は妙に統率の取れた妖精の大軍が手にしている松明が発生源であることを突き止めた轟アズマは、大軍が次に標的としているらしい紅魔館へ向かい、松明を持った妖精を止めようとする。

 ところが、紅魔館へ向かう途中の霧の湖では衣玖とダークヘリオスが身を隠しており、かつての予言が実は宣戦布告だったと勘違いしたアズマはダークヘリオスと交戦してしまう。

 戦いの途中でダークヘリオスが人を狂わせる光とは関係がないことを知ったが、松明は紅魔館へ持ち込まれたらしく、紅魔館の天井を破って完全に狂気に包まれた吸血鬼がこちらを攻撃せんと近づいてきたのであった……!


第4話 ~悪魔の妹~

(時間は少しさかのぼり、月の都某所……)

 

 

どうした、こんなにも脆いものなのか?

 

 

 巨大なマッコウクジラ型の戦艦とそれを護衛するかのように追随するイルカ型の小型戦艦が3隻。更にその後ろで浮遊するは軍師と思われる女性。周囲の建物は煙を上げて倒壊しており、今まさに最後の砦に向かわんと進軍しているところである。堅牢さを誇りながらも華美な様相の御殿。

 

 その砦の中はほとんどもぬけの殻であったのだ。ほんの数人を除いて既にどこかへ避難したのだろう。上空からの砲撃に晒されながらも片翼の少女は紫色の宝玉に祈りを捧げ続ける。

 

「このメッセージを受け取った方へ……私の星を助けて! 今、未曽有の脅威にさらされているのです。私の名は……」

 

 両目を硬く閉じ、ブツブツと祈る片翼の少女をどうにか避難させようと2人の近衛兵が騒ぎ立てる。どちらも兎の耳が生えており、ただの人間ではないことが分かる。

 

「槐安通路への避難は我々を除き完了しました。さあ、サグメ様もお逃げください!」

 

 しかしサグメと呼ばれた片翼の少女は微動だにしない。ただ、拒否するという意志は明らかではあった。

 

「しかし……。最終防衛ラインは先程突破されてしまったんです。じきに奴らがここにやってきます。あの忌まわしき『死を司る者』がっ! もう時間がないんです!」

 

 祈りを込められた紫色のパワーストーン、これは自分が追い詰められている状況であることを知らせるいわばボトルメールのようなもの。サグメは宇宙へこのボールを放ち、救援を待っていたのだ。しかし救難信号が力あるものの元に届く保証は全くない。だからこそ少しでも多くのパワーストーンを用意したかったのである。

 

 そしてこの紫色のボールこそが幻想郷で「オカルトボール」と名付けられて、一悶着起こしていたことを彼女は知る由もない。

 

「だからって襲われて死んでしまったら元も子もありません! さあっ!」

 

 それでもサグメは動こうとしない。両目を硬く閉じ、パワーストーンに祈りを捧げ続ける。

 

「こうなってしまっては梃子でも動かない。仕方ない、我々で時間を稼ごう」

 

 二人の近衛は互いの顔を見合わせると、ダッとこの場を離れると、近くに格納させていた青い戦闘機に乗り込む。それぞれには大きな一本腕が生えているのが特徴的であった。

 

「『エンディミオンMk-III』、発進する!」

「『アストライアーMk-I(※1)』、おそらくこれが最後の任務だ。派手に暴れるぞっ!」

 

 蒼き戦斗機が巨大なマッコウクジラに食らいつかんと飛び立った。

 

 二人の近衛兵の健闘もむなしく、戦闘はほぼ一方的なものであった。あっという間に圧倒的な弾幕に晒されて防戦一方であったのだ。月の技術力をもってして生み出された戦斗機は相手の武器をその腕で奪い取るという特殊な戦い方を行う。しかし、あまりに頑丈に出来ていたマッコウクジラ型の戦艦の兵装はエンディミオンの握力をもってしても奪い取ることはできなかったのだ。

 

 そもそもの問題、砲撃が凄まじすぎて2機とも接近することすらままならない。

 

「ヒッ!」

 

 無数の砲門にギラリと睨まれて怯むエンディミオンMk-III。

 

「怯むなっ! 少しでも長い時間、我々に注意を引きつけろ!」

 

 射線上に躍り出たアストライアーMk-Iが恐らく後輩であろう近衛兵を庇う。大きな腕を突き出して、弾幕から身を守っているようであった。

 

 そうやって時間を稼いでいる二人は強敵と対峙しながら、片翼の少女が移動を開始したのを確認した。ようやく動いてくれたかとひとまず安堵の息を漏らす。

 

「サグメ様が避難を始めた。任務終了だ」

「よし、我々も避難を……クソッ、振り切れるかっ……!?」

 

 煙を吹き出しフラフラとどうにか飛行を続けるアストライアーMk-I。これでは満足に速度も出ないだろう。動きの鈍った戦斗機に砲門が一斉に向けられる。

 

「お前は先に行くんだ。サグメ様を護衛しろ!」

「そんなっ!」

「アストライアーはダメージを受けすぎた。これ以上はもたない。むざむざ撃たれて死ぬくらいならば……」

 

 それだけ言い残すと最後の力を振り絞り、一直線にマッコウクジラ型の戦艦へと突っ込んでいく。

 

「うおおおおっ! 月に栄光あれ、地球に慈悲あれっ!」

 

 最後の意地をぶつける近衛兵。マッコウクジラの頭部に小さな爆発。どうやら大したダメージは与えられていないようだ。そんな先輩の最期に目をそむけるように、残された一人は躊躇いながらもサグメの後を追った。

 

 

逃がすな! 奴も抹殺しろ!

 

 

 しかし、逃げる近衛兵とサグメに銃口が再び向けられている。そして、それらが一斉に火を吹き始めたっ……!

 

 幾多もの爆撃に光学兵器が飛び交い、土埃が晴れた後……。そこには無人と静寂が残るのみであった。動くものはもはやこの場に存在しない。

 

 

やったか? いいや、地球にでも逃げおおせたか。

まあどちらでもいい。

もはやこの月で私に歯向かう者は一人もいないのだからな!

 

 

 マッコウクジラ型の戦艦の上で両腕を広げながら高笑いを続ける軍師。

 

 

ふは、ふはははは!

嫦娥よ、貴様が愛する都など、所詮はこの程度ということだ。

どうだ見ているか?

 

嫦娥よ、見ているかー!

 

 

 一通り豪快に笑い続けると、平静さを取り戻し一言。

 

 

まあ見ていないのならそれでも構わない。

それならば地球に逃げおおせた月の民を一人残らず蹂躙するまで!

身をもってヤツらに思い知らせてやるだけのこと。

 

嫦娥、待っていろよーっ!

 

 

 

__________________________________________

 

 

 

(そして現在の幻想郷、霧の湖では……)

 

 ギラギラと紅の瞳を光らせるはフランドール。こちらを完全に標的と認識して咆哮を上げる。どうにかして落ち着かせるしかない。だがどうやって? 次の日の出まではまだまだ時間がかかるので、夜明けまで時間を稼ぐのは現実的ではない。それに紅魔館の様子も気になる。そうなると戦って退ける他にない。

 

 幸いにもこちらは1人ではない。何とか連携を取り、この窮地を脱しなくては。デタラメに青色と赤色の弾幕をヤケクソ気味に放っており、まるで上から見たら洗濯機のようになっており、何の策もなしに近づくのは得策ではない。あの弾幕を何とかしなくてはならない。

 

「一気に斬りつけてやるぞ、レイディアントソード!」

 

 機首から青い刃を展開させ、フランドールに挑みかかる。並みいる弾幕を切り払いながら。だが、スコールの如く降り注ぐ圧倒的な物量にレイディアントソードだけでは対処しきれないことは明白。一つの弾に正面からぶつかり、アールバイパーは大きく跳ね飛ばされた。

 

 一気に視界が切り替わる。どうやら回転しながら吹き飛んでいるようだ。強烈な衝撃に歯を食いしばりながら耐えて、機体を安定させようと躍起になる。ここまで弾幕が凄まじいと「菊一文字」が欲しくなるところであるが、あいにく今は装備していない。他に弾幕から身を守る「傘」の役割を果たせるのは……。

 

「ネメシス、リモートバーストを決めるぞ!」

 

 展開したオプションをまとめて逆回転リフレックスリングで掴むと、前方へ放り投げる。分離されたオプションはネメシスの指示でバーストビームを俺とフランを分断するように発射した。

 

「!?」

 

 よしっ、これである程度は接近しても安心だ。この距離からならレイディアントソードを用いて突っ込んでも被弾しないで済む。俺は雄たけびを上げて、再び青い刃を振りかざし突進した。

 

「禁忌『レーヴァテイン』!」

 

 しかしその希望はあっけなく崩れ去ることになる。フランの腕から発せられたのは赤黒い光を発した巨大な剣。太さでは劣るものの長さはあのサンダーソードに匹敵……いや、それ以上のものであることが分かる。

 

 そんな大剣とぶつかり合ってどうなるかなんて明白であり、再びアールバイパーは弾き飛ばされてしまう。負けじともう一度飛び込もうとするが、フランはそのまま滅茶苦茶に剣を振り回し、バーストビームを切り裂いてしまった。

 

「火力もバカにならない! バーストビームが逆に遮断されてしまうなんて!」

 

 こうなってしまってはリモートバーストはもはや盾として機能しない。だが、この弾幕の嵐、そしてレーヴァテインからほとばしる炎を搔い潜り、どうやってオプションを回収する……? そうだ、バースト1本で足りないのならば、継ぎ足せばいい。

 

「ダークヘリオス、俺のバーストビームにバーストを撃ち込むんだ!」

 

 バーストビーム同士は重なり合うと火力が倍増する、いわゆる「バーストリンク」と呼ばれる現象が発生することを俺は思い出していた。本来はシルバーホーク同士で行うものであり、ベルサー艦に同じことが出来るのかは疑わしかったが、この可能性に賭ける他ない。

 

 紫色のリュウグウノツカイから赤いバーストビームが発射される。すると、ネメシスからのバーストビームが太さを増した。よしっ、出力が上がっているようだ。これならばまた攻勢に出ることが出来るぞ。

 

「レーヴァテイン敗れたり! 今度こそレイディアントソードを喰らえっ!」

 

 バーストビームの盾を抜け、そのまま斬撃を浴びせ弾幕ごとフランを捉える。その胴体は真っ二つになり、そして爆散した。やったか? いや、確実にやったな!

 

「なっ、嘘……だろ?」

 

 俺は確かにフランを斬った。だが、俺の見間違いでなければフランは3人もいるのだ。思えばレイディアントソード一撃で吸血鬼が真っ二つになるなんておかしい。レミリアも至近距離のショットガンを全弾喰らったのにケロリとしていたのだ、こんなに脆い筈がない。ということは……。

 

「影武者……ですね。まだ2人もいますよ?」

 

 まるで分身でもしたかのようにそっくりな姿。これではそれぞれの違いがまるで判らない。こういう時は圧倒的な火力で偽物ごと本物を撃ち抜くのがセオリーであるが、あの暴力的な弾幕を発する吸血鬼が3人となると、そうも言ってられない。どうすればいい……?

 

「いえ、これはある意味チャンスでもあると私は見ていますよ」

「どういうことだ?」

「吸血鬼が3人いる。それは裏を返せばあまり派手な弾幕は使用できないことも意味します。だって、当たっちゃうでしょう?」

 

 そうか、あの洗濯機を上から見たような弾幕をデタラメに放っていては味方にも被害が及んでしまう。つまり分身している間はそこまで派手な攻撃は使用できないという事か。

 

「ならば俺達も3人だ。1人ずつ相手すればいいんだ。衣玖、ダークヘリオス! 俺は真ん中の奴を狙う」

 

 我先にと真っ先に目についた中央のフランと対峙することになった。立ち回りながらネメシス達を回収し、トレースフォーメーションを取る。蛇のようにアールバイパーを追随するオプション達。それを一か所にまとめ、狙いを定め、トリガーを引いた。

 

「フォトントーピード、そしてグラビティバレット!」

 

 ミサイル系兵装とレーザー系兵装の合わせ技。炸裂したブラックホールに反応できず、動きを鈍らせている。そこへまるで徹甲弾のようなミサイルが飛び込んでくるのだ。まともに喰らえばひとたまりもない筈。ミサイルの爆発でフランは木端微塵となった。

 

「ちくしょう、コイツも偽物だ。衣玖、ダークヘリオス、そっちはどうだ?」

 

 振り向くと同じようにフランを羽衣のドリルで貫く衣玖の姿が見えた。

 

「さすがアズマさん。私よりも早く倒したのですね。ううむ、敵に回したくないものです……」

 

 ということは……本物と戦っているのはダークヘリオスだ。すぐに援護しよう!

 

 ダークヘリオスは恐らく本物であろうフランのレーヴァテインを突き刺されながらも果敢に砲撃を繰り返している。だが劣勢だ。あの巨体ゆえに弾幕の隙間を縫うという事が出来ないのだ。

 

「でっかいのに弱いのね。ねーねー、まだ遊び足りないよぉ!」

 

 そんなベルサー艦がフランに勝つ方法はただ一つ。バースト機関を用いて弾幕ごとフランを吹き飛ばしてしまう事だ。何もダークヘリオスじゃなくたっていい。

 

「魔操術『魔界神の大翼』」

 

 援護射撃するべく俺は魔界神の羽根型のオーラを展開し、魔力を溜め始める。先の戦闘でオプションの魔力はかなり消耗していたからだ。先程まで分身のフランが戦っていただけあって魔力は順調に溜まっていく。よし、これくらいで十分だろう。

 

 俺は再びオプションを機首にまとめるとフランとダークヘリオスを分断するようにリモートバーストを放った。よし、これでダークヘリオスがこの場から離れることが出来る。あとは俺が奴の相手をすればいい。十分に距離を取ったのを確認してから俺が躍り出て……なんだとっ!?

 

 俺は目を疑った。ダークヘリオスの頭部のエラがいきなり爆発してしまったのだ。フランとダークヘリオスの間には光の盾、つまりバーストビームが走っていた。なので普通の弾幕はシャットアウトされてしまう。レーヴァテインのような高火力のものは貫通してしまうが、それを使った痕跡はまるで見られなかった。

 

「そんな馬鹿なことがあってたまるか! 何が起きた? バーストビームが阻んでいたんだぞ」

 

 狼狽えていると反対側のエラも爆発を起こしてしまう。これではダークヘリオスからバーストビームが撃てない。そしてフランが弾幕を放たないものだからバーストビームもエネルギー切れを起こしてしまう。手早くオプションを回収する。待ってましたとばかりにデタラメに弾幕を放ち始めるフラン。

 

「ここは一度引きましょう! 開けた場所では私達はあまりに不利です」

 

 ちくしょう、さっきの爆発が何なのかまるで分らないが、考察は後だ。俺は再び魔界神の羽を展開しながら、しんがりを務め、衣玖とダークヘリオスが退却する手助けをする。

 

「かくなる上は……全無『αビーム』!」

 

 溜め込んだ魔力を一気に放出する青いビームを薙ぎ払うように発する。放ちながらダークヘリオスが十分に距離を取ったのを確認すると、俺も機体を翻し、衣玖さんの後へ続く。行先は当初の目的地であった紅魔館である。

 

 どうしてフランドールが暴れ始めたのか、紅魔館でいったい何が起きたというのか? そして咲夜やレミリアの安否は……。

 

 門の前で(起きている寝ているは別として)いつもいる筈の美鈴の姿も見えない。異常な事態が発生している何よりもの証拠である。俺達は門番不在の紅魔館入口へと突入した。




(※1)エンディミオンMk-IIIとアストライアーMk-I
共に「アインハンダー」の自機。大きな一本腕で様々な兵装「ガンポッド」を掴み自分の武器にする能力がある。
エンディミオンMk-IIIは新兵のために用意された機体で、初期装備のショットの威力が高めだが、ガンポッドを同時に1つまでしか保持できない。
アストライアーMk-Iはガンポッドを2つまで保管でき、更に同時に運用することができる玄人向けの機体。
どちらも月の国家「セレーネ」の戦闘機……いや戦斗機だ。



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※こちらは東方銀翼伝の原作にあたる作品に対して「エンダー・ヴァリー」氏が投稿した非公式の次回予告となります(それに対して筆者がビッグコアとして返答をしているという形式です)。
本人からの許可をいただいたので、この場をお借りして(一部修正して)掲載しております。



次回予告(偽)
豊姫「はーなーしーてー!」
依姫「落ち着いてください!お姉様!」
豊姫「『アイツ』はともかく、私たちがあのような機械に遅れを取ったなんてー!もうまとめてこの扇子でー!」
依姫「そこは仕方ないことなのです!あの妖精も関わってくるのですから!」
豊姫「でもー!」
依姫「……まぁ、私も出来れば私達で対処したいとは思いますが。このままなら『地上の』銀翼が来るのでしょう。仮にグレートシングを奴が倒してしまった場合、それはそれで非常に面倒なことになる。そうなれば例え恩人でも生かして帰す訳には……」
豊姫「次回ー!東方銀翼伝∀CE第5話!もう!面倒事はこりごりよ!」



ビッグコア「いつも次回予告ありがとうございます。
今回の機械なのですが、月の民が度々『死を司る者』と発言していることからどれだけ恐れられているかが分かるようになっています。本編にはまだ出てきていませんがこの二人もすでにどこかに避難しています」


・次回予告(偽)こぼれ話1
次回予告のアレ。綿月姉妹って霊夢と紫が霞むレベルのチートなので、銀翼伝シリーズでは出禁確定だろうと、漫画見つつかなり自由に動かしています。
そして、あの艦隊がどれだけ恐ろしいものでも、仮にアズマとその仲間達に倒されると月の民の立場がない。紫がこの事実を知った場合、月侵攻に動く可能性はあるし、なら綿月姉妹達も黙っている訳にもいかなくなるんじゃないかなーと。
前回は前回で不仲が残りそうだったけど、今回は今回で次の火種になりそうですね。


ビッグコア「衣玖さん達とはもうわだかまりありませんよ。既に共闘していますし。綿月姉妹は管理人が儚月抄をよく知らないという理由とおっしゃる通りとんでもなくチートな人たちなので(扇子の時点でもう……ね)、登場しません。艦隊を主人公たちが倒したとしても、いわゆる三すくみの関係で有利不利がハッキリ出ているだけなので、紫がこの事を知っても月を侵略しようとは考えないでしょう。それに今の紫にいつこの情報が入って来るかもわからない状態ですし……」


・次回予告(偽)こぼれ話2
次回予告のアレ。やっぱり出禁の綿月姉妹。アズマとは結構致命的に性格の相性悪そうで、異変終わった後にばったり会ったらアズマ4にそうだったから安心?サグメ様はとりあえず除いて、月の民の連中とは基本相性悪そう。今回の敵は気に入ると思ってたけど、地上からしても結構被害大きいことやっちゃったから、アズマ的に無しか。
いくら穢れ的な弱点(多分)を突かれてるとはいえ、これかなり一方的な敗走だからなぁ(偉そうな割にだらしねぇな)。これを仮に不浄な地上の轟アズマ達が撃退したってなると月の民の面子が無いってことで何かされそうだけど……。サグメ様が上手く手柄を持っていってくれるかな?


ビッグコア「偉そうな割に紺珠伝でも(生命を象徴する)妖精1匹に何もできずに夢の世界に逃げ込んだくらいなので、月の民は非常に強いけれど弱点を突かれると脆いのかなってイメージ。サグメ様がアズマたちの仲間になれば、たとえ直接的に侵略者を撃退したのがアズマだとしても、サグメの命に従っただけとなり、月の民的にはサグメの手柄になるはずなので丸く収まるはず。その線に賭けるしかないでしょう。
幸いサグメは鳥の羽を持っているので(轟アズマは鳥の羽を持った人外に妙に好かれやすいという設定がある)、仲良くなれる可能性は高いでしょう」
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