Fate/Mistnight   作:這い寄る混沌信者

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何とか練り直せました。
大きな変更は序盤はあまりしてないはずです。
まぁいきなり変更しちゃったところはあるので、そこはすいません。
NZ行く前にできてよかった…。
今回はいきなりですが展開早めです。遅くすると書いておきながらいきなりすいません。さっさと原作突入したほうが書きやすいのでガンガン飛ばしますよ!



第一夜

 

「死」とは何であろうか

 

人が人としての機能を失ったとき?人に忘れられたとき?人ではなくなってしまったとき?

それは誰にもわからない。

 

人間はいつか必ず死ぬ。

そのタイミングは誰にも分らない。

天寿を全うして死ぬのか、それとも誰かに殺されるのか、はたまた急に出てきたトラックに衝突して死ぬのか………自殺するのか。

人間では予測をたてることしかできない。

人間の中で最も死に触れているはずの医者でさえその答えを出すことはできない。

ではそれらを知っているのはいったい誰なのであろうか。

 

 

 

……………それがわかるるのはきっと「神様」だけなんだろう。

 

 

 

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『暗くて臭くて冷たい』

 

おおよそ生まれたばかりの子供が感じるはずのない感覚だ。ふつうなら「暖かい」だの「痛い」、「お腹がすいた」だろう。

でもそれが私の感じた「初めてのこと」だった。

 

時折感じる冷たいものが体に落ちてくる感覚があることから寒さと暗さの主な原因は雨なのではないかと推測する。

身体は異常なほど重く感じ、目を開ける事さえつらく感じる。

それでも周辺状況の確認のため必死に重い瞼をこじ開けた。

 

そこは建物と建物の間の細い道……要するに路地裏だった。

自分はその路地裏の一角に、ぼろ布を一枚だけ羽織った状態で座り込んでいたようだ。

身体が異様に重く感じるのは低体温症によるものだと思われる。

 

なぜこんな状況なのに落ち着いていられるのかはわからないが、大方()()のせいだろう。

確かに自分は『どこでもいいし、どんな体でもいい』とはいったがまさかいきなり生命の危機に瀕しているとは予想できなかった。

自分の身体を見るがおよそ三歳程度の女の子といったところだろう。しかしこれは性別が変わっていないことだけは幸いというべきなのだろうか?

髪の色は見えにくいがおそらく白。アルビノという奴だろうか。というかそんなことを知ったところで何も変わらないが。

 

これからやらなければならないことも考えるとますます面倒くさい状況だ。

低体温症で体は碌に動かない上に三歳の子供だぞ、何ができるというのだろうか。

 

というかなんでこんな状況になってしまったのやら……はぁ。

 

 

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《以下回想》

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「はい、ちょうどいい時に死んだ君。ちょっと頼まれごとをしていいかな?」

 

「はい?」

 

「いやね、ちょーっと面倒くさいことが起きて僕らじゃ解決できないから君を呼んできただけだよ。ちなみに拒否権はない」

 

「あ、すごい暴論ですね畜生。というか死んだってどういうこと?とういかあなたは誰?」

 

「私の名前はないよー。君は新作ゲームを買いに行った帰りにトラックに撥ねられて死んだよ。やったねた○ちゃん!死体が増えるよ!」

 

「おい馬鹿やめろ。一体どこに嬉しい要素があったのか…。んで、頼みごととはいったい?」

 

「おーそうだったそうだった。すっかり忘れてたよ!それじゃぁちょっと真面目になろうか」

 

「君に頼みたいことはズバリ!うちの馬鹿どもが証拠隠滅のために転生させた奴らの殺害だよ!能力はあげるから頑張ってね!」

 

「うんちょっと待とうか、突っ込みどころ満載なんですけど!転生とか何?」

 

「あれ、お約束知らないパターン?ほら『君間違って殺しちゃったから能力つけて転生させてやる』ってやつ知らない?」

 

「あ、どっかで聞いたことあるかも。んで、そいつら殺せばいいのね。無理だからあきらめてね?」

 

「拒否権はないから安心してね(安…心……?)というわけではい!」

 

「そうそうそれを引いて「そぉい!!」ってえぇぇぇ!?全部引いた!?」

 

「あーー……まさか全部引くとは。まぁいいや全部上げる。んで、他ににご希望は?」

 

「転生先はどこでもいいし、どんな体でもいいよー」

 

「んじゃちゃっちゃと転生していってね。頼んだよー」

 

「ほーい」

 

 

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《回想終了》

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ダメだ……全面的に自分が悪い……!

あの時なんか能力にFate/で一番好きな人の起源と魔術があったから興奮して話をうわの空で聞いていたせいだ……。

 

うーん何とか現状打破できそうなものは……これしかないかな。

 

「宝具発動……『千紫万紅・神便鬼毒』」

 

『千紫万紅・神便鬼毒』

源頼光が酒呑童子たち大江山の鬼を討伐する際に用いた神酒。

鬼が飲めば力を失い、人が飲めば力を得るという逸話もある。

 

今回はその人が飲めば力を得る効果があることに期待する。というか三歳で酒飲むのはなかなかにやばいのでは?

一応あれもつけておこうか。

 

「スキル発動『対毒』」

 

毒に対する抵抗を付けるスキルらしい……これでアルコールの毒性を何とかできるかどうか知らないけど。

それじゃぁ一気に逝きますか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 




特典について詳しくはおいおいしていきます。
設定集なんかは今作は出すつもりはないです。
今月中にはNZへと旅立つので次回更新は八月下旬あたりになると思われます。
閲覧感謝です<(_ _)>
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