プロローグは如何だったでしょうか?
可能な限り早く投稿しますのでよろしくお願いします。
では、どうぞ。
【穂むら】
-朝-
穂「おはよう」
穂乃果は1階にある食卓に先に着いていた雪穂に挨拶をする。
雪「おはよう。お姉ちゃんが早起きって珍しいね」
穂「早起きぐらい普通だよ!」
久しぶりに早起きした穂乃果に対して雪穂はからかった。
杞「それが昨日遅刻した人の言い草かしら?」
厨房から朝ごはんを持って杞穂が出てきて、穂乃果に言い返す。
穂「うっ…」
杞「ほら、ごはん食べなさい。ゆっくりしてると遅刻するわよ」
穂・雪「いただきます!」
2人は美味しそうに朝ごはんを食べ始めた。
TV「昨日の夜、突然の爆発事件が起きました。幸いにも怪我人はいないようです」
TV「警察はテロの可能性を考えて調査していく模様です」
テレビのニュースを3人はじっと観ていた。
穂「近いね……」
雪「大丈夫かな…」
ニュースで報道されていた場所はオトノキ町でここから遠くない場所だった。
杞「2人とも、寄り道せずに帰ってくるのよ」
杞穂は2人のことが心配になる。
穂・雪「うん…」コクッ
穂乃果と雪穂は杞穂の言葉に頷いた。
【通学路】
穂「お~い、来たよ~」
海未が弓道の朝練で先に学校に行っているので、穂乃果は昨日約束した女の子の霊に登校途中に花を供えようとしていたが、女の子か出てこない。
穂「もしかして、もう成仏しちゃったのかな?」
そう考えているとどこからか……
キャーー!!
ウォォォ!!
女の子と何かのうめき声が聴こえた。
穂「この声……あの子だ!!」ダッ!
穂乃果は声のする方向に全力で走った。
【大通り】
穂「ハァ…ハァ……確かここら辺から…」
声が聴こえた場所にたどり着く。そこはこの街でも唯一ビルが並び人通りが多い大通りだった。
穂乃果は女の子を探すため周りを捜し始めた。
穂(どこなの?どこにいるの!?)
ドーーン‼
穂「…!!」
曲がり角の奥から何かが爆発するような音が聴こえた。穂乃果は正体を確認するため音のする方に向かった。
そこで見たのは……
?「うぉぉぉぉぉ!!!!」
穂「な、なにこれ?……」
穂乃果が見たのビルを破壊するカマキリのような謎の怪物だった。体は大きく5~6mあると思われる。
女の子「お、お姉ちゃん!」
穂「あっ!」
怪物の方にから捜していた女の子が走ってきた。
穂「あれは一体何なの?」
女の子「分からない……でも、私を追いかけてるみたいなの」
穂「狙われてるってこと!?」
穂乃果と女の子が話していると怪物がこちらに気づき、追いかけてきた。
穂(この子が狙われてるのは本当みたい………だったら!)ガシッ!
穂乃果は女の子の手を握り走った。
女の子「お、お姉ちゃん!?」
穂「このままだと捕まっちゃう!今は、逃げるしかないよ!」
穂乃果は可能な限り全速力で走った。だけど、怪物の速さは予想以上に速かった。
穂(このままだと捕まる。どうしたら……)
「なに?急に爆発が起きたわ」
「何か声が聴こえなかった?」
「いや?俺は何も聴こえなかったぞ」
穂(声が聴こえている人が何人かいるけど、怪物のことは視えていない……)
周りの人々は爆発には気付くも怪物には一切気付いている様子はない。
女の子「きゃっ!」ドサッ
穂「あっ!大丈夫!?」
女の子は足がもつれて転けてしまった。
穂(どうしよ、このままじゃ……この子だけでも!)ガバッ!
もつすぐそこに怪物が迫っており、穂乃果は女の子だけでも守ろうと女の子に覆い被さった。
だが、怪物が穂乃果のところまで来ることはなかった。
ドーーン‼
穂「なにが……起こったの?」チラッ
怪物が襲ってこないで、かわりに何かが倒れる音がした。穂乃果は怪物の方に振り向く。
そこに映っていた光景は何故か倒れている怪物と人が1人立っていた………
黒い着物を着て、ベージュカラーの髪色をし、刀を持っている。歳は穂乃果と同じくらいの女の子が立っていた。
穂「誰…?」
突然、穂乃果達の目の前に現れた黒い着物を着た女の子は穂乃果の言葉に反応する素振りを見せずに立ち上がっている怪物へと跳んだ。
?「はぁぁ!!」ブンッ!
ズバッ!
怪物「ぐぉぉぉ!!」グラッ
着物の女の子は怪物の顔を刀で切りつけた。切りつけられ体制を崩した怪物の隙を見逃さず、上に跳んだ。
落下するスピードを加えて縦に怪物を切り裂く。
?「やぁぁぁ!!」ズバッ!
怪物「ぐぉぉぉ………!!」
スゥーー
文字通り真っ二つになった怪物は塵になって消えていった。
?「ふぅ~……」カチャンッ
着物の女の子は刀をしまい、辺りを確認すると何処かへ歩き始めた。
穂「あ、あの!」
穂乃果の呼び声は届かず、女の子は消えていった。幽霊の女の子もいつの間にか居なくなっていた。
穂「なんだったんだろう?」
疑問を残したまま穂乃果は学校へと向かった。
【学校】
穂「おはよう」ガラッ
花「あっ、おはよう穂乃果ちゃん」
海「おはようございます」
教室に入ると海未と花陽がすでに居て、挨拶を交わす。
花「どうしたの穂乃果ちゃん?なんだか元気がないみたいだけど」
穂「えっ?」
花陽は穂乃果にいつもの元気がないと気づき心配する。
海「そうですね。珍しく遅刻せずに来れましたのに……何かありましたか?」
海未も穂乃果のことを心配する。
穂「な、なんでもないよ!あ、朝ごはんがパンじゃなかったから少し悲しかっただけだよ!」アセアセッ
穂乃果は今朝に起こったことを海未達に隠した。
海「……そうですか。もう高校生なんですから朝食にパンが出なかっただけで落ち込まないでください」
穂「う、うん。そうするよ」
花「私はごはんが出たら嬉しいけどね」
海未達は納得したようでそれ以上の追求はなかった。
穂(海未ちゃんと花陽ちゃんは霊が視えないから今朝のことを信じてくれるか分からない……)
穂(それに、2人をあんな危険なことに巻き込みたくない)
穂乃果は大切な2人を巻き込まないと固く心に誓った。
読んでいただきありがとうございます。
少しだけ戦闘シーンを書きました。戦闘シーンはあまり書いたことがないのでみなさんに伝わるかどうかが心配です。
次回もよろしくお願いします!
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