やはり僕の部活動はまちがっている……と思う。 作:二次元ラブ100%
「では、入部のことを平塚先生に伝えてくるわ」
「いや、ちょっと待ってよ。入部?なんのことだよ」
なんで僕が入部?する気ないのに?
ち、ちょっと待てよ!!おい!!なんで俺が入部するんだよおおおお!!部活動なんてしたくねえし、奉仕部って言ったろ?奉仕なんてする気ねえわ!
お前らの体で奉仕してこいよ!もう!
「ぼ、僕はいるなんて言ってないし」
「あなたは入るのではなくて入らせるのよ。あなたも更生が必要と私が判断したわ。では由比ヶ浜さん。比企谷くん。後はよろしく頼んだわ」
「は?まだ話は……」
ドアを開けてでていく雪ノ下さん。
話聞かねえなあ……。明日からサボろう。絶対そうしよう。
「おい由比ヶ浜。どうすんだよ。雪ノ下の傍若無人ぶりが久々に炸裂したような気がするぞ」
「どうするもこうするも……。どうしよう?」
「俺が聞いてんだよ。聞き返してくんな」
ほら。二人とも困ってるよ。
よし。逃げ出そう。
「失礼しました」
「あ、ちょっ」
よし。雪ノ下さんがいなければ逃げることだって容易い。
ふふふ……。気づけば逃げられてました、そんなことになればいいのだ。
よし。帰ろう。
帰ろうと前を向くと拳が飛んできた。
「比企谷ー、由比ヶ浜ー、なんでこいつを逃した」
「い、いや、目を離した隙に逃げられたんすよ。だから俺は悪くないっす」
「そ、そうですよ先生!」
「せんせ……苦しいから襟掴まないで……」
襟を掴まれ抱えられている僕。華奢だから体重も
ものすごい軽い。が、一応30kgあるはずなんだけどな。
「というか女の子をそうやって連れてくるのはどうかと思いますよ。男ならまだしも」
「何を言っている比企谷。こいつは男だぞ?ズボンが目に見えないのか?」
「…………は?」
「うっそ……。本当に女の子にしか見えないよ……」
「男装している女の子としか見えないな……」
「そんなにか!?」
ズボン履いてでも男の子にみられなかった?それはそれで傷つくんだが……。
まあいい。慣れてるし。
クラスの奴らからも揶揄われるしな。胸小さいねとか。胸なんてないよ!男の子だし!
「美織って名前もモロ女の子だし……」
「父さんが勝手に勘違いしてつけたんだよ。気にしないでくれ」
父さん僕を女の子と勘違いしてつけたんだよ。ってか勘違いする要素ないと思うけどな。
「お前の父さん周り見ないんだな……」
「よくわかったね。その通りだよ」
周り見ないで苦しめられてるからなあ。主に僕が。
ていうか父さん。女の子欲しいっていうなよ。女の子みたいなもんだろ僕が。
料理できるし。ていうか家事全般できるし?僕が女の子の代わりに……。僕の女子力超高い。
「というわけでこいつはこき使っていいからな。
というか雪ノ下はどこへいったんだ?」
「平塚先生に美織ちゃ……美織くんが入部しにいくと伝えてくるって言ってどこかに行きました」
「見事にすれ違ったな」
「まあいい。入部は承った。雪ノ下が戻ってきたら伝えておいてくれ。ではな」
平塚先生……。すごい横暴だ……。
というか、勝手に入部させられたし。なんだよ、おい。今年卒業生なのよ?そんなのすごい横暴じゃない。
か弱い女の子(※男です)にそんな横暴が許されると思いまして?
まあ心の中でも訴えても意味ないか……。
「…………まあ、適当に椅子引っ張りだしてきて座れよ」
「…………お言葉に甘えて」
…………どうしてこうなるんだ。