やはり僕の部活動はまちがっている……と思う。 作:二次元ラブ100%
小町ちゃんから服を渡され、着てみた結果。
ぴったりじゃねえか!!
寸分の狂いもなく着れた。小町ちゃんの胸が小さいからか本当にぴったしだった。
僕、男の子だよね?
とりあえず、小町ちゃんに見せに行こう……。なんで着れるんだよ僕は。男の子だろうが。
「お、着れたんですね!サイズが合ってよかったですっ!」
「小町。かまくらが小町の部屋の前をうろついてて邪魔なん……!」
「ひ、比企谷くん……見ないで。恥ずかしいから」
「お、おま……!なんで女の格好を……!」
「お兄ちゃん?いくらごみいちゃんだからって女の人にそれは失礼だと思うよ」
…………小町ちゃあん!?勘違いされてるよ!僕!!
僕男の子だから!男の子だから!大事なことなので二回言いました。
「いや、小町。こいつ男だぞ?」
「…………お兄ちゃん?さすがにそれは失礼だよ?」
「いや、本当に僕男の子なんだけど……」
「…………マジっすか」
「マジっす」
「「……………………」」
「お、おい?」
「まあ可愛いので小町的にありです!」
「ありなの!?」
ありなのかよ……。いや、まあたしかに着替えてる最中に可愛いとは思ったよ?こんな女の子がいたら結婚したいと思えるくらい。
でもね?それは自分だったんだよ。その夢は儚く散っていったんだよ。
あー、男らしくなりたい。
「でも小町の服よく合いましたねえ……。というか気のせいか胸も少し出ているような……」
「それは本当気のせいだ。ていうかやめて。僕のライフはもうゼロよっ」
カシャ
「んで、比企谷くん?なんで今写真撮った?」
「…………はっ!?いや、あまりの可愛さで無意識にな」
「…………もう帰るわ」
傷ついた。僕の心は砕け散った。
ふふふふふふふふふ………………。
「……………………」
「あ、兄貴おか……ってなんでスカート履いてんの?」
「……………………触れるな」
ご飯を食べず、自分の部屋にいき、ボフンとベッドに身をまかせる。
スカートってスースーする……。もういいや。開き直ってコンビニ行こう。
もう僕は女の子でもいいですううううう!!
財布を持ち、サンダルを履いて自転車にまたがる。
コンビニは近いんだけれど、ちょっと遠くまで行きたい……。
「ひゃっほおおおう!僕は風になるぜええええ!」
必死にひたすら漕いだ。
無我夢中に、一心不乱に自分の心を誤魔化すように漕いだ。
昔これで事故ったことあるけど、それはもう……ない……よな?
そう思った矢先だった。
信号が青になったことを見計らい渡ろうとすると、
突然、隣から黒い高級車が現れた。