やはり僕の部活動はまちがっている……と思う。 作:二次元ラブ100%
車に轢かれて、数日が経った。
あれから比企谷くんたちは毎日のように来てくれて助かっている。
雪ノ下さんも、あまり関わったことのない僕にとても優しくて、ちょっと嬉しい今日この頃、なんか面倒そうな人が比企谷くんと一緒に来た。
「ふむう。汝は我が災厄に襲われそのような怪我を……」
「材木座。お前なんで来てんの?」
「愚問だな比企谷八幡!我は八幡が行くところにいつでもいるのだ!」
「…………迷惑防止条例ってわかるか?」
「我の前に法なんて無力に等しいッ!」
うるさい。なんなのこのふとっちょさん。財津くんだっけ?今すぐ帰ってちょうだーい。
「よしならば今からでも訴えるか」
「ごめんなさい調子乗りましたすいません」
…………キャラ崩れるの早!?目に見えぬ早さで崩れ去ったぞ!?
「お疲れ、美織」
「おう。彩加も毎日ありがとうなー」
「ううん。部活が終わったあとに来てるだけだし高校から遠くないからね」
「戸塚っ!毎日来ようぜ!な!」
「いいけど八幡とか家、大丈夫なの?自転車通学なんでしょ?」
「ぜ、全然大丈夫だ!むしろ部員のために毎日くるぞ!」
「八幡は優しいね。僕も毎日来る予定だから」
…………僕をだしにして。後でマッカン何本も奢らせるぞ。それなりの対価もらうからな。
まあ、それはいいとして、彩加。無理しなくていいからね?
「なあ八幡。我も毎日……」
「え、材木座もくんの?」
材木座くんに対しての扱いが酷いな……。
仲良くしてやれよ。友だちなんでしょう?
「八幡?流石の我でも傷つくぞ?」
「そうか。よかったな」
おーい、材木座くんが泣きそうだよ?優しくしてやれよ。ったく。
「材木座くんだっけ?まあ来てもいいけど静かにね」
「ひゃ、ひゃいっ!そうさせてもらいます!」
ビシッと背伸びしてそう返事する。緊張しすぎだよ?
まあ、材木座くんなんか顔染めてるよ?
「なあ、八幡。我、人生初めて恋をしてしまったかもしれぬ」
「おい落ち着け材木座。自分は好きでも相手は好きとは限らねえぞ」
まる聞こえですよ材木座くんたち。てか、僕男だよ?ホモォの関係じゃないよ?てかやめて。精神をゴリゴリ削らないでくれない?もうオラオラされてる並みに削れてる。かつお節がどんどん作られていってるレベル。
「あのー、まる聞こえだよ?」
「はふん!」
「し、しっかりしろ材木座!」
「わ、我はもうダメかもしれぬ……。我が生涯に、一片の悔い……なし」
「ざ、材木座あああああ!!」
仲良いなこいつら。
っていうか病院内では静かにしろよ。
ていうか仲良いのも程々にね?
「あなたたち。病院内では静かにするよう教わらなかった?最低限のマナーは守りましょうね社会の最底辺さんたち」
「はぶう!」
「言ってることが正しいから反論できねえ……」
雪ノ下さんが颯爽と現れ、注意してくれた。
雪ノ下さんは正しいな。嘘は絶対吐かない。憧れるなあ。
「ありがと。雪ノ下さん」
「い、いえ。お安い御用よ。こ、これからも奉仕部としてよろしくね。綾瀬くん」
「うん。雪ノ下さん」
「雪ノ下さんとも仲良くなったんだね。美織」
「うん。無理やり入部されたけど悪くないと思うよ」
彩加は僕の天使。
彩加も入部しないかなあ。