色々と忙しくて…
では本編どうぞ。
俺とツインテールは今三階を制圧するためにゾンビたちを殲滅していた。幸いにも三階はゾンビの数が少なかった。多分、ゾンビたちは階段を登るのが苦手なのかもしれない。
「じゃあ、あたしが前に出るから」
「いや、俺が行く。お前は援護を頼む」
「あたしだって戦える!」
「お前はまだ戦い慣れていない。そんな奴を前に行かせるわけにはいかない。それに俺は何十体って倒してるから1人でも平気だ」
こいつはまだ戦い慣れていない。だからそんな奴を無理矢理戦わせて死んでもらいたくない。だからこいつには援護をしてもらった方がいい。
「……わかったよ。けど、やばくなったらあたしも戦うからな」
「そん時は頼む」
そして俺たちは三階を制圧するためにゾンビを殲滅し始めた。
ゾンビの数が少なすぎたせいか俺1人だけで終わってしまった。
「せい!……これで最後か」
「そうみたいだな。早くめぐねぇ達を連れてこよう」
屋上……
ガチャッ
「おーい。三階までのゾンビは殲滅したぞ。今のうちに三階を制圧するぞ」
「わかったわ。それよりも2人とも大丈夫?怪我はしてない?」
めぐねぇはそう言って俺たちを心配した。まったく…本当にめぐねぇは心配性だな。
「大丈夫だよ。奴らを倒した時に血が飛んできたがそれだけだ」
「それでも後で怪我してないか見るから」
「わかったよ」
その後、俺たちは三階に行き、階段にバリケードを作るために教室から机や椅子を集めた。バリケードを作るのは男の俺とキャプテンで女子達は机や椅子を運んでもらった。
「それにしてもよく屋上にワイヤーがあったな」
「たまたまあったおかげでバリケードを固定することができるな」
「よいしょ…よいしょ…はぁ重たいよ〜」
「頑張って由紀ちゃん。これが最後だから」
「由紀は貧弱だな。あたしはまだまだいけるぜ」
「胡桃ちゃんはマッチョだからまだまだいけるんだよ〜」
「あ、あたしはマッチョじゃねえ!」
いくら女子同士でも言っていいことと悪いことはあるだろ…
まあ、そんなことはどうでもいいや。早く終わらせよう。
「よっと。こんなもんかな。守、ワイヤー結べたか?」
「ああ、今終わった」
「2人ともお疲れ様。さっき使える部屋を見つけたからついて来て」ニコッ
「ああ」 「………………」
若狭が部屋を見つけたらしいから俺とキャプテンは付いて行ったが、キャプテンはなぜか黙ったまんまだった。
「ここよ」
「生徒会室か。中も大丈夫だったのか」
「ええ。この部屋はぜんぜん汚れてなかったからここをリビングとして使いましょう」
「てことは、寝室は違う部屋か」
「生徒会準備室と使われてなかった空き部屋を寝室として使うことにしたの」
「案外部屋はあったんだな」
確かに生徒会準備室とあの空き部屋は寝室としては使えるな。
生徒会室も非常食があるからしばらくは大丈夫みたいだな。
ていうかキャプテンはまだ黙ったままかよ。
「じゃあ私はみんなを呼んでくるわ」
「あ、ああ」
そう言って若狭は生徒会室を出て行った。
「おい、キャプテン。ずっと黙ったままだけど大丈夫か?」
「守。俺は天使…いや女神を見たかもしれない」
「はあ?」
「若狭さん…やっぱりあの人は美しい」
「お前、めぐねぇはどうしたんだよ。まさか変わったのか」
「バ、ババババカヤロウ!俺の気持ちは変わらねえ!確かに前から若狭さんは美しいとは思ってたけど、それでもめぐねぇが好きなのは変わらねえ」
いや、そこまで必死にならなくても……逆に怖いぞ。
「ん?誰か私のこと呼んだ?」
「「うお!」」
いきなり声かけるなよ…ビビったじゃねえか。
「驚かすなよめぐねぇ」
「ううぅ…普通に声かけただけなのに」
「あ」
「堀川君?」ゴゴゴゴゴ!!
「へ?」
え?なにこれ?なんか若狭から紫で鬼のようなオーラが見えるんだが。これは幻覚なのか!俺は1度目をこすってもう一度若狭を見た。
いややっぱり見える!化身みたいなのが出てるよ!!
「い、いやめぐねぇ、そんなに落ち込むなって。驚いた俺が悪いんだから。めぐねぇ全く悪くないから」
「そ、そうなんだ、よかった〜」
俺は一つわかったことがある。若狭は絶対に怒らせてはダメだ。
「と、とりあえず中に入って休もうぜ。俺も守もクタクタだ」
「そうしま 「そうね、一度休憩しましょう」しょうか………」
「あーあたしもクタクタだ」
「私も〜」
「うぅ、私先生なのに…… 」
何かめぐねぇは言っていたが俺たちは、生徒会室でしばらく休むことにした。
第3話でした。
えー、美紀や圭はまだ登場しません。
学園生活部が出来てから出そうと思っています。
次回、第4話をお楽しみに