艦娘達の休日   作:かのそん

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投下が終わったとある板で埋める為の雑談の中に、とても自分好みのシチュエーションがあったので、それを元に肉付けして投下。

今までの話とは関係ありません。

そして、直接的な描写はありませんが少し性的な話となります。


とある山城の意識改革

 1:彼女はとても古風な考えを持つ女性だ。

 

 

 いや。正確には古風と言うよりお堅い。

 と、そう言った方が良いのだろうか?

 

 私達は正しく夫婦と言う関係だ。正確には夫婦カッコカリだろうか?

 一般的にはケッコンカッコカリと言われる、性能の限界の底上げとしての儀式。だが、贈る物が物だけに、そして長い間一緒に戦い続けてきたと言う信頼や、その関係から退役後に実際に夫婦になるものも多いと聞く。

 

 

 政略結婚だとか、許嫁だとか、そう言ったしがらみがあっての関係ではない。

 当たり前だ、彼女は艦娘で、私は人間なのだから。

 

 

 ましてや、今は戦時中である。お互いにいつ死んでしまってもおかしくない状況だ。普通に出会って、常識的な恋をして、とはいかないものの。

 

 

 何年も共にあり、時には思想の違いから喧嘩もした。時には情熱的に愛し合い、そして回りからいい加減にくっつけと言われ、その勢いのまま指輪を贈りケッコンした。

 

 

『結婚を前提にケッコンしてくれ!!』

 

 テンパった自分はそんな言葉と共に彼女、山城に求婚した。そのおかしな言い回しが笑いのツボに入ったのか暫くの間、彼女はお腹を抱えて笑っていた。

 

 

『はい・・・!』

 

 私は彼女の事が心底好きだったし、その身体はどれだけ味わおうと全く飽きがこなかった。

 彼女は最愛の姉の為に、仲間の為、そして提督である私の為に。日夜敵と戦い続け、鎮守府を守りながらも、私に飽きられない様に、好きでいてもらう為の努力を続ける人だった。

 

 そんな、どこまでも魅力的な女性。

 

 

 だから、何度も行為に及んだと言うのに。

 最初は、その行為そのものに否定的だった山城だからこそなのか。

 

 そんな彼女は、未だに照れが勝つのか、自分からは求めてきてくれない。まあ、許否はされない以上、それもすぐに無くなる心配だろう。

 

 そう思っていた。

 とある晩の、事後だった。

 

 

 

「こっ、これは愛を確かめ合い。子を成す神聖な行為ですもの。ですから、快楽とか、私個人の気持ちだけで軽々しくするものではないですよね。」

 

 連日連夜、残務処理で遅くなる私の身体を気遣っての言葉だと言うのは、その背けられている真っ赤な顔で簡単に理解できた。

 それに、先程まであれだけ求めてくれていたのだから、言い訳染みた言葉を言われた所で今更である。

 口のニヤケが止まらない。

 

 

 山城と私の間には少しのズレがあるみたいだ。

 少しづつその差を埋めていこうと思う。

 

 さしあたっては、もう一度だ。

 可愛い反応をもっと引き出したい。再びその身体を抱き寄せ、なるべく優しく組み伏せた。

 

 

「明日に、響きますよ・・・?」

 

 弱々しい抵抗はすぐに消えてなくなっていった。

 

 

 

 

 2:数週間後

 

 

 最近は仕事がとても多い。

 少し前から自室に戻るのが遅いときが多かったが、最近は更に酷い。

 それでも自分が帰ってくるまでに食事を作り、一緒に食べる為に夜中まで待ってくれている彼女。

 

 

 自分には勿体ないくらい、本当に出来たお嫁さんである。ただでさえ出撃や訓練で忙しいと言うのに。

 自分も軍属である以上、それなりに身体は作ってはいるものの、ここに来てからと言うものデスクワーク一辺倒である。

 

 同じ軍属だとしてもデスクワークに偏った私と、仲間内から鬼の山城と言われる彼女。

 稀に島風達、駆逐艦とおいかけっこをしているだけの私と艦娘の間には、決して埋まらない差があるだろう。出来るだけ艦娘達には逆らわない方が良さそうだ。

 

 

 しかし、どんなに疲れていたとしても、彼女の為なら。

 ひいては、この鎮守府を守るためならば私はどんなに辛くとも頑張れる。

 

 さんざん見て、触れた身体だと言うのに。山城は未だに羞恥心が勝つのか、いつもは別々に入るお風呂。何度も何度も抱いていると言うのに照れを失わない、最高に滾る要素を失わない彼女。

 

 今日は特別遅かった労いなのか、照れを我慢しての一緒に入浴。それだけでも嬉しくて疲れが吹っ飛ぶと言うのに、背中も流してくれている。

 

 それが終わると、こちらからもお返しに戦闘を繰り返し、何度も傷付いたであろう、その滑らかな身体を洗ってあげた。

 

 そして、触れる場所全てがどこまでも柔らかく、その身体に触れている内に情欲が際限なく沸き上がってくる。

 一際柔らかい箇所を揉みしだくと、彼女のか細い喉から震える声があがる。

 

 

「ま、まあ、貴方の気持ちは嬉しくないわけではないですし・・・。ぅんっ・・・!拒否などは、はい・・・。しないです。ただ無理はしないでくださいね?」

 

 疲れが身体に出れば、それはそれで男の身体と言う物は異性を求めるものなのだ。

 

 だから、そんな可愛い事を言われたらどこまでも止まれない気がする。

 

 

 

 

 止まらなかった。

 

 

 

 

 3:更に数週間後

 

 

 どれだけ忙しくなろうが私は彼女を求めたし、早く帰れた際には、空いた時間分。より深く激しく、そして長く彼女を求めた。

 ケッコンして、まだ日が浅かった頃は朝に手を出そうとしたら、結構真面目に説教されて思いきり凹んだ事もある。

 

 

 だが、へこたれずに繰り返し彼女を求めた。ここ最近だと休みの日に朝から手を出して、そのまま押しきれる事も何度かあった。

 事後、凄い勢いで怒られるけど。

 

 

「ま、全くしょうがないですね、貴方は。昨夜もあんなにしたと言うのに・・・。れ、連日連夜付き合っている私にも感謝してください、ね。」

 

 あきらかに照れ隠しだと言うのが理解できた。ここ数日間で目に見えて効果が出てきたのを実感する。

 休みとは言え朝に勢いで押しきれるのも良い証拠であると言えた。

 

 

 もう一押しだ。

 

 彼女に思いっきり説教されて、割りと本気で頭を下げながらも。相手から見えない角度で、愉悦に口が歪み、笑みが深まるのを止められなかった。

 

 

 

 

 4:数日後

 

 ここ数日間は、私は彼女を抱いていない。

 勿論愛想が尽きたとか、喧嘩したとか、そんな事は一切ない。彼女の事は知れば知るほど、その魅力に囚われていくし、こちらから口付けも交わす。

 ただ直接的な行為はしていない。

 

 自分が風呂やシャワーを終え、彼女がシャワーを浴びている間に寝たふりをする。実際にハードワークが無くなったわけでもない為。

 狸寝入りをしていると、柔らかいベッドに包まれた身体はすぐに疲れを訴え初め、意識が簡単に沈んで行ってしまう。

 

 

 それでも今日は確認の為に気合いを入れて、寝たふりをしながら、シャワーから出た彼女を観察してみる。

 すると、ベッドのへりに座り僅かに軋む音がする。そわそわと落ち着かない様子でこちらの様子を伺っているのがわかる。

 

 

「きょ、今日はしない、の?」

 

 顔の前で手を振り、反応が無いことで、こちらが寝ていると思ったのか、小さく溜め息を吐き。やがてピッタリと背中をくっ付ける様に身体を寄せてくる。柔らかく存在感のあるお尻が服越しに伝わってくる。

 

 正直に言うと、今すぐにでも抱きたい。

 赤面した顔が、おどおどとした態度が、少し前まででは考えられない台詞が、とてつもなく愛おしい。

 

 

 だけど、もう一声・・・!

 

 

 気合いで自らの欲望を抑え込み。悶々としたまま眼を閉じていると、やはり疲れていたのか。

 気を失う様に、意識を手放していた。

 

 

 

 

 

 

 

 5:彼女はとても古風な考えを持つ女性だった。

 

 

「したい・・・。」

 

 

 

 




この後、滅茶苦茶SEXした。
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