イナズマイレブン~比企谷八幡伝説~   作:ちゃぱん

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今回の話はアイシーが出ますがけっこうグダグダですスイマセン、あとかなり描写が雑です。重ね重ね申し訳ありません精進していきたいと思います


私は貴方より格上です

戸部side

 

「さすがは先輩ですね。何時から気づいていたんですか?」

 

比企谷が唐突に後ろを向き声を掛けると公園の入口にいた女性が一瞬の内にこちらに移動してきた。先週の俺なら滅茶苦茶驚いただろうが最近は比企谷の化物っぷりを身近で見ていたせいか慣れてしまった。

 

しかもよく見ると女性はサッカー部の後輩でマネージャーの凍地愛ちゃんだし

 

「視線を感じてたからな最初から。それよりずっと見てるけど暇なら特訓手伝うか?」

 

「それは構わないですが、戸部先輩が少し見ない間にまあまあにレベルアップしてたのに驚きを隠せません」

 

「まあまあって流石にひどすぎっしょ凍地ちゃん」

 

なんだろう、この後輩から威圧を感じるのだが。・・・八神といい凍地ちゃんといい何故比企谷の周りの女はこうも怖いのか

 

「ははっ。まあ確かにお前からすればな。取り敢えず戸部の相手をしてやってくれ」

 

「待ってくれってヒキタニくん。凍地ちゃんは女子だぞ?怪我するべ」

 

「ばっ、お前!?」

 

俺の言葉に少し慌てる比企谷。俺は何を慌ててるのか分からないが、比企谷がチラチラ凍地ちゃんの方を見ていた。俺もそちらを見るとそこには・・・

 

「へー。戸部先輩如きが・・・そうですか。ははっ、八幡様の教え子なので指導しながら相手をしようと思ったのですが。・・・気が変わりました」

 

そこには化物がいた。凍地ちゃんの周りには大きなオーラが見えた。触れるとこっちが凍るかと思えるレベルの冷たいオーラ。

 

「見せてあげますよ先輩。貴方と私の格の違いを」

 

凍地ちゃんは軽く構え俺が動くのを待っている。恐らく俺が先に攻撃して来いという挑発。

 

スイッチを入れる。頭にイメージするのは最強の戦士。彼の動きを頭で刻め、やれる。俺は最強の戦士(エイト)だ。

 

「いい感じです先輩。確かに先週までの貴方よりマシです。でも・・・」

 

周りに冷気を感じる。冷たく、恐ろしい。今まで感じたどの力よりも怖い。

 

「まだ、貴方は雑魚ですよ。先輩」

 

ドリブルを始めた俺の前に素早く移動しボールを奪おうとしてくる。・・・凍地ちゃんは俺なんかより遥かに速い。目で追えないなら追わなければいい。

 

凍地ちゃんは俺を各下だと認識している。勿論、それは事実だし追いつけるなんて思ってもいない。各下には各下なりの戦い方がある。

 

俺は凍地ちゃんが目の前に来た時、ボールを後ろにバックパスをする。

 

「苦し紛れですか先輩?」

 

凍地ちゃんは俺に目もくれずボールに向かって走る。俺は凍地ちゃんとは逆方向に走る、その動きを感じ取っているのか凍地ちゃんは不信がる。

 

「えっ?」

 

ボールに追いついた凍地ちゃんの目の前でボールの回転が変わる。・・・そしてボールがまるで意識があるかの様に動き始める。それはまるで犬のように

 

「ドッグラン!!」

 

予め回転をかけオーラで動かす。この4日でなんとか覚えられた必殺技、難易度はC。属性は火で恐らく俺も火、そのため相性がよかったからギリギリ使えるようになった技だ

 

 

「へー。なるほどバカではないと。・・・ですが、まだ弱い!!」

 

凍地ちゃんの動きがまた速くなる。俺のドックランの軌道を見極め、ボールを奪う。・・・でも

 

「これで終わりですよ先輩。私のか・・・えっ」

 

分かっていた。取られることも勝てないことも。なら、勝てなくても凍地ちゃんに一泡ぐらい吹かせればいい。

 

俺のドックランはもともと俺に帰ってくるように動かしていない。・・・凍地ちゃんに渡るように動かしていたから

 

勝ったと一瞬気を抜いた凍地ちゃんの足にボールがあたり、そのまま上にバウンドする。

 

「油断大敵だ凍地ちゃん!!」

 

上にこぼれたボールに俺もジャンプしてトラップし着地する。

 

「油断してるのはお前もだ戸部」

 

比企谷の声が聞こえるのと同時に俺の足元に冷たさと痛みが走る。

 

「フローズンスティール」

 

俺の周囲に冷気が漂い、氷のスライディングタックルが俺の足を刈り取った。・・・まるで体が凍ったように動かない。

 

「す、すいません先輩。思わず必殺技を使ってしまいました!!!」

 

タックルに吹っ飛びまったく動かない俺に凍地ちゃんが心配して詰め寄ってくる。そんな彼女に俺は大丈夫だ問題ないと親指を立てる

 

「どこのイーノックさんですか。すいませんボール取られたのに慌てたので思わず使ってしまいました」

 

「いいべいいべ。俺も少しずるい戦い方したし、凍地ちゃんも気にしないで。それに凍地ちゃんが慌てた顔も見れたし」

 

「あ、慌てるわけないじゃないですか!!先輩の見間違いです!!それに先輩みたいな雑魚に本気なんて出すわけないじゃないですか!?」

 

俺の指摘に顔を真っ赤にして怒る。入部した時から思っていたけど可愛い後輩だ。普段のクールも可愛いが今のこの子は年相応でさらに可愛く見える

 

「そ、その子供を見るような優しい顔はやめてください!!わ、私は貴方より格上なんですよ!!」

 

「はいはい。凍地ちゃんは格上だね」

 

「こ、この!!・・・はぁ。もういいです、今回は私もどうかしてたのでそれでチャラです。あっ、それと先輩」

 

「ん?」

 

「私のことはアイシーまたは愛と呼んでもらって構いません。私も翔先輩と呼ばして頂きますので」

 

そう言うと凍地・・・愛ちゃんはまたボールを俺に渡す。

 

「さあ。まだまだやりますよ先輩。試験まであと5日。それまでに最低でも私と互角になって貰いますので」

 

その時の顔を見た俺は確信した。この子は負けず嫌いで試験まで俺を虐め抜くのだと。

 

でももしかしたらこの特訓を終われば俺は更なる高みに行けるかも知れない。・・・彼に追いつくために俺はもっともっと強くなりたいんだ

 

 

 




捏造設定
アイシー・・・クーデレで可愛い生意気な後輩として描きたい。キャラ崩壊だけど気にしないでください

ドックラン・・・ボールに回転をかけ自分の思った通りに動かすドリブル技
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