戸部side
吉良先生が来て今日で10日。運命のテストの日が来た。
5日前、愛ちゃんと練習を始めてから俺はレベルアップをしたと自分では思っている。・・・本当に辛い特訓だった。
ミスればアストロブレイクをぶつけられ、愛ちゃんに勝ってもアストロブレイク。・・・比企谷も俺が少しでも気を抜けばアストロゲート(上位互換)・・・よく生きていけたな俺
「どうした戸部。バカっぽい顔がさらにバカに見えるぞ?」
「ヒキタニくんさ。俺でも傷つくんだよ」
隣にいる比企谷は少し機嫌が悪く。俺に当たってくる
「俺はサッカー部に入る気なんてないのに此処に強制で来させられてるんだぞ?まったく忌々しい」
「吉良先生の職権乱用はやばいっしょ」
吉良先生から今回、強制参加を強いられたのは2人。そのうちの1人である比企谷は愚痴を零すのと同時に俺に八つ当たりをしてくる。
「サッカー部の入部試験を受ける方はこちらに整列してください」
サッカー部の女マネの一人は手を挙げ大きな声で指示を飛ばしている。
彼女の言葉に運動場で待っていた俺達は整列する。数は30人ほどいる
「私はこの度、テストの進行をさせていただきます。1年の一色いろはです。先輩方も私の指示に従ってください。」
マネージャーは自己紹介もそこそこにテストの内容を説明する
「現在受験人数は34名。・・・瞳子監督から数が多すぎるとの事で最初の試験で大幅に人数を減らしたいと思います。内容は『100m走』です。上位22名のみが次の試験に進んでいただきます。」
一色の言葉にみんなが驚きの言葉を上げる。合格者は22名、このテストでは12名が脱落する。しかも最初の試験・・・最低でもあと1回は試験があるってことか
「それでは試験を始めます。呼ばれた方はこちらに移動してください」
次々と名前が呼ばれる。最初の走者の中には隼人くんの姿が見える。
「戸部、葉山ってたしか総武のエースだよな?」
「えっ?うんそうだべ」
「うわー。マジか・・・これは、そら姉さんもテストやるよな」
「ヒキタニくん?」
何かに納得した比企谷は頷きながら隼人くんをみる。
「葉山隼人11秒8。」
隼人くんのタイムが出る。そして周りからどよめきが走り歓声が沸く
「やっぱ葉山は凄い。あいつは確実に受かるよな」
「全くだぜ。さすが総武のエース」
先輩たちは隼人くんのスピードに驚くのと同時にさすがエースと賞賛する。・・・あれ?11秒8?
いや、隼人くんの事だ。恐らく次のテストの為に手加減したんだろう。・・・そうだよね隼人くん
「凍地修児10秒6」
一人の男のタイムに周りの時間が止まる。・・・10秒台。速すぎっしょ
「戸部。あれぐらいで驚くな。お前もアレぐらいで走れる」
「ヒキタニくん・・・」
このタイムを見ても比企谷はまったく動揺せずに冷静に呼ばれるのを待っている
「次は比企谷八幡さん戸部翔さんどうぞ」
一色の誘導で俺と比企谷は試験を始める。
ピッピー
笛と同時に俺はスタートダッシュをきる。今日の為に調整していた俺の体は軽くこのまま行けばいいタイムが出るだろうと思っていた俺は忘れていた。
俺は今まで化物達と特訓をしていたことを
「戸部翔10秒9、比企谷八幡10秒4」
出たタイムに今まで葉山のタイムで歓声を挙げ凍地のタイムで黙った周りが化物を見る目になった。
そして最初の試験が終わり順位が出る。俺や比企谷。凍地に隼人くんは当然、合格になり不合格になった受験者はみな文句を言うがマネージャーは誰も取り合わず最終的にはみな帰ってしまった。
22名になった俺達は次の試験を受けることになる。ここから最終までは誰も落ないようだが最後に試合がありそこで合格者が決まるそうだ
それからは本当に身体能力のテストが続いた。一人ひとりが自分の力を測り、それに点数をつける。俺は全てを本気でやったがその全てで上位に入った。その結果。
Aチームメンバー
比企谷八幡
凍地修児
根室君之
戸部翔
狩野誠
田中山太郎
材木座義輝
最上優
全田全一
中谷興毅
茂武英
Bチームメンバー
葉山隼人
以下10人
今からこのメンバーで試合をする。そして合格者が決まり新生総武イレブンが生まれる。
捏造設定
Aチームのメンバーの内3人が元エイリア。
次の話はAチーム各人と我らが主人公隼人くんの設定にしようと思っています