イナズマイレブン~比企谷八幡伝説~   作:ちゃぱん

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試合全部書いたら長すぎたんで分割します。

来週とか言ってましたが就活終わったんで再開します


試験(後半①)

総武高校のグランドには沢山の観客が来ていた。サッカー部の最終試験の試合を見るために。

 

そして、グランドの隅に設置された場所で二人の女性が座っていた。

 

「さあ今から始まるのはサッカー部による、紅白戦!!この試合は入部を賭けた大一番!!新生総武イレブンの始まりの1ページになるでしょう。そしてこの試合の実況を担当させて頂きます1年マネージャー一色いろはです。そして解説は」

 

「2年八神玲名が努めます」

 

「八神先輩よろしくお願いします。早速ですが今回の試合のキーポイントは何だとお考えでしょうか?」

 

「そうですね。今回の試合では恐らくBチームの葉山。Aチームの戸部がキーマンになるでしょう」

 

「ほほぅ。旧サッカー部時代の中心人物2人が今回のキーマンになると。何故そう考えるのですか?」

 

「それは試合を見ればわかります。ですが、今回の試合は観客の皆さんが思っても見ないことになるとだけ伝えておきましょう」

 

「選手が入場してきたぞ!!」

 

ギャラリーの誰かが叫ぶ、Aチーム・Bチームの両チームがされぞれに整列しグランドにはいってくる。

 

「両チームが入場してきました!!それでは!!選手の紹介をしていきましょう!!まずはAチーム、『小さい体に似合わない大胆不敵なGK』1年根室!!『クールなメガネDF』2年凍地!!『目が腐っても技は冴えてるMF』2年比企谷!!『うざいテンションが売りのストライカー』2年戸部!!以下7名」

 

いろはの紹介がグランドに響き、ギャラリーの歓声が沸く。

 

「続いてBチーム!!『爽やかなイケメンエース』2年葉山!!以下10名」

 

葉山の名前がコールされた瞬間、今までも興奮していたギャラリーはさらに盛り上がる

 

「きゃあああああ隼人くんんん!!こっち見てえええ」

 

「隼人ー!!今日もカッコよく決めろよ!!」

 

 

人気だけならBチームに分があり、恐らくギャラリーもBチームが勝つと思っているのだろう。ただ、今から始まるのは葉山隼人による主演舞台ではなく。これまでまったく目も向けられることのなかった戸部翔というサッカー馬鹿の覚醒である

 

 

 

 

八幡side

 

なんなのあの一年は、整列したらいきなりそれぞれにキャッチフレーズをつけながら紹介しだしたんだが。・・・いやモブの子達にも付けてやれよ。ほら田中山くんなんて野球やめてサッカー部に来たんだぞ?可哀想じゃねえか

 

「ははっ。いろはすが実況するのか。なんか楽しそうじゃん」

 

「ハア。なに呑気なこと言ってんだ戸部。今から試合なんだから集中しろ」

 

呑気な戸部に注意を入れる。・・・正直、この試合は勝つだろう。もし俺が居なかったとしてもコッチが負けることなんて無いだろう。何故なら

 

「八幡、指示を頼む」

 

「八幡様、ご指示を」

 

凍地修児、根室君之の二人がいるからだ。

 

「修児は知ってたがお前まで総武にいたんだな根室」

 

「僕はサッカーをやめてたからですよ。瞳子監督が居なければここには来なかったでしょう」

 

「いいのか?サッカーやめたんだろ。姉さんに言われたからって入らなくてもいいんだぞ」

 

「八幡様がまたサッカーをすると聞きました、なら僕も貴方の助けになりたいと思ったからです。それは僕だけじゃなくアイキューさんもだと思いますよ」

 

根室に話を振られた修児はメガネをクイッと上げながら俺の方を向き

 

「俺はそれだけじゃないさ、・・・お前がサッカーをやり直すきっかけになった奴が気になっただけだ」

 

そう言うと修児は俺の隣でボーっとしている戸部に声を掛ける

 

「戸部だったか。俺は凍地修児、DFだ」

 

「僕は根室君之、GKです」

 

「えっ、あっ!?戸部翔、FW」

 

二人は戸部に自己紹介をする。

 

「自己紹介が終わったらなら準備しろ。他の連中もだ」

 

俺が指示を飛ばすが反応したのは戸部達3人だけだった。まぁーコイツらからすれば俺は部外者のぼっちだからな指示に従うわけないか。

 

「みんな行くべ!!勝てないまでも隼人くんに一矢報いようぜ!!」

 

俺の代わりに戸部がみんなのテンションを上げる。・・・本当にコイツは凄い。なんというか周りを載せるのが上手いというか、エイリア学園の時にはいなかったタイプだ。

 

「行くぞ!!みんな」

 

戸部の号令で俺を含めた全員が各ポジションに着く

 

「さあ。各チーム全員位置に着いたようです。・・・そして、主審が試合開始の笛を吹いたー」

 

ピッピー

 

キックオフ。試合が始まる、因みに葉山チームのボールだ。相手のチームは取り敢えずボールを葉山に集める。

 

「おおっと!!MF葉山。ボールを持つのと同時に相手チーム陣営に突っ込む。葉山先輩の前にはAチームMF比企谷が待ち構えています。比企谷先輩をどう抜くのか!!」

 

「行くよ!!ひき・・・ヒキタニくん!!」

 

葉山が俺にドリブルを仕掛けてくる。俺は突っ込んでくる葉山を素通り(・・・)させる。

 

「なんと基礎能力No.1比企谷。葉山先輩のドリブルに反応できない!!そのまま葉山先輩は相手ゴールに突っ込む。・・・いや!!何故でしょう!?DF凍地がまったく動かない!!葉山先輩の絶好なシュートチャンスです」

 

Bチームは葉山が中心だ。恐らく普通にやっても俺らが勝つ。・・・でも、やるからには徹底的に。取り敢えず葉山の心を折る。

 

そのためには葉山に勝てないと思わせる

 

「ははっ。これで1点だ!!悪いな戸部」

 

葉山はキーパーと1対1になり。少し上に上げる。そして自身も回りながら中ジャンプをしオーラを込めて蹴りつける。

 

「ローリングキック!!」

 

オーラを纏ったシュートはそれなりのスピードが乗り根室が守るゴールを狙う。

 

「ふん。こんなものか」

 

バシッ

 

「えっ・・・」

 

葉山が言葉をこぼす。周りのギャラリーも言葉を失う。・・・去年の夏。千葉大会を制し県内では誰も止めることの出来なかった葉山の必殺シュートを根室はあくび(・・・)をしながら片手で受け止めたのだから。それもオーラを使わず、単純な手の力のみで

 

「な、なんと!?葉山先輩の必殺シュートを1年根室くんが片手で止めたあああ」

 

「これは葉山の心に来ますよ。渾身の必殺技を片手で止められたのですから。それに私が知っている根室なら次に取る行動は葉山にとって屈辱に値しますよ」

 

ウルビダはこれから根室がすることに覚えがあるのだろう。昔、イナズマイレブンとの戦いの際にもやってたからなアイツ

 

「もう一度だけチャンスあげますよ」

 

そう言うと根室はボールを葉山に投げ渡す。それを足でトラップした葉山は一瞬、考えそして顔が強張る

 

「舐めているのかい根室!!まぐれで一回止めたぐらいで!!」

 

「葉山」

 

興奮している葉山に俺は声を掛ける。声をかけられた葉山は振り向き睨んでくる。こいつにもプライドが有るのだろう。確かに根室の行動は相手を舐めているからこそだ、でもコイツはどうだ。コイツも根室や俺たちを舐めているのだろう。だからこそ実力の差がわからず大きいことを喚き散らす

 

「あまり喚くな。・・・弱く見えるぞ」

 

俺の言葉に葉山の顔が怒りで赤くなる。怒りでオーラが大きくはなっている・・・でも

 

「ふ、ふざけるなあああああ。なら見せてやる!!俺の切り札を!!うおおおおおおお」

 

先程より大きいオーラを使いボールの手前を横蹴りで空を切る。そしてそのまま踵でシュートを撃つ

 

「スネーク!!ショット!!」

 

まるで蛇が獲物を狩るかのようにボールが左右前後に動き回り根室に襲いかかる。

 

「貧弱すぎる」

 

バシッ

 

「っ!?」

 

先程と同じように根室は詰まらなそうに片手で止める。そしてため息をつき修児にパスをする

 

そして修児は味方ゴールの前でオーラを集中させる。周りに冷気ができ氷の空間が出来る。

 

「ノーザンインパクト!!」

 

氷の冷気を纏ったボールを足の裏で押すように蹴る。エイリア学園の氷のストライカー、ガゼルの必殺シュート。アイキューのそれは勿論、彼ほどの威力は無い。その差は比べるのもおこがましい。

 

「おおっと!!今までまったく動かなかった凍地先輩の必殺シュートだああ。ですがいくらなんでも遠すぎではないでしょうか?」

 

「いえ、恐らくこれはシュートではない」

 

修児の必殺シュートが相手ゴールに向かって放たれている。葉山も他の奴等も呆然とそれを見ている。・・・俺以外は

 

「これはシュートではなくパス。凍地はシュートではなく前線の彼にアシストパスをした。」

 

ウルビダの解説と同時に俺はノーザンインパクトに追いつきその威力を殺さないように横に切るように蹴りボールを留める

 

「シュートチェイン!!アストロブレイク!!」

 

俺の必殺シュートにゴールキーパーは反応すら出来ずゴールに突き刺さる。

 

「まずは1点」

 

 




捏造設定
この小説ではアイキューはノーザンインパクトを覚えている

ノーザン↓イン↑パクト!!の言い方滅茶苦茶好きです
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