八幡side
帝国学園と練習試合をするに伴って俺と凍地、根室は他の部員と別行動を取っていた。
理由はいくつか有るが主な理由は特訓のため。帝国学園は恐らく全国の高校の中でも相性が一番悪い。
理由は戸部以外の総武主要メンバーの属性・・・俺と葉山は林属性。対して相手GKの源王は火属性。風林火山の相性的に源王が優っている。俺からすれば
キングの名は伊達じゃないってか
次に凍地と根室。奴らは風属性。・・・正直こっちのが問題だ。帝国のシュートは林属性が多い。根室なら大抵のシュートが止められるが帝国のアレは止められない
「やっと来たお兄ちゃん」
考え事をしていた俺達は目的地についた時に声を掛けてきた少女に気がづかなかった。人懐っこい笑みを浮かべて近寄ってくる少女の名前は比企谷小町。俺の妹にして天使だ
「悪い小町、それより例のやつは用意しているか?」
「もう~待たせといていきなり本題なんて小町的にポイント低いよ」
少し頬を膨らませ如何なも私怒ってますとアピールしてくる小町に俺は可愛いと思いながらも根室や修児が要る手前表情には出さない
「私だってサッカー辞めてたのにお兄ちゃんたちの為に特訓して実力をある程度戻したんだよ?小町はご褒美を所望します」
そう言いながら小町が頭をこちらに向け撫でろとアピールしてくる
「ハハッ。小町ちゃん、八幡を困らせたらいけないよ」
「ハッハッハアアアアア!!久しぶりだなああ八幡!!」
「まったく変わらないね八幡」
小町の後ろから3人の男が出てくる。俺が3年前に共にジェネシスとして戦った家族
「久しぶりだな。ヒロト、砂木沼さん、・・・抹茶」
「いや!緑川だから!!」
「まあまあ緑川。あの八幡が小粋なジョークを言ってくれているんだ。ここは喜ぶとこじゃないか?」
俺の言葉に反応した抹茶ソフト(緑川)をヒロトが嗜める。
「そんなことどうでもいいだろ基山、緑川!!それより八幡!!貴様が帰ってくるのを幾度となく待っていた!!さあ!!この俺と熱いサッカーをしろ!!行くぞ八幡!!」
「ちょっ!?オサーム先輩!!何を!?キャアア」
「大丈夫かい?小町ちゃん。吹っ飛ばされないように僕の腕に捕まっているといいよ」
もう待てないと言わんばかりに砂木沼さんは莫大なオーラを解放し紫の空間を生み出す。
その生み出された空間のオーラに俺の周りに居た小町が吹っ飛ばされるがそれをヒロトが王子様のように助ける。・・・おいまてヒロト何てめえ小町に触れてやがる
「受けてみろ!!これが進化したオレの『グングニル』だ!!」
作り出した紫の空間の中に入った先輩は全力のグングニルを俺に向かって放つ。
放たれたグングニルは俺が知っているソレとは比べ物にならないぐらい威力が増していた。・・・ただ俺はそれをただ見ていただけだった。もちろん当たればタダじゃ済まないし反応できないわけじゃないが何もしなくても良いだけだ
「頭が高いぞデザーム。八幡様はまだ要件を言っていない」
「!?」
俺と砂木沼先輩の間に現れた男はただ無言でグングニルを片手で止めた。まるでグングニルが自分から掌に収まって行くかのような感覚さえも覚える。
「ネロ!!貴様、邪魔をするな!?」
「
「・・・!?」
根室の時空の壁に邪魔をされたことに苛立ち何かを言おうとした砂木沼さんに俺は一言呟く。
大きな声ではない。ただハッキリと本名ではないエイリアネームを
それを聞いたデザームは今までの騒がしさが嘘かのように黙り。そして跪いた
デザームと同じように周りに居た他のメンバーも全員が跪き俺の指示を待っている
「・・・始めるぞ。グラン、レーゼ、デザーム。エイリア学園最強を返してもらうぞ」
???side
「計画は失敗したようだなアルファ」
「申し訳ありませんマスター」
紫髪の青年は一人の老人に任務の失敗を報告していた
「円堂守が予想外の力を要していた事。そして異分子が邪魔を」
「言い訳はいい。・・・だが円堂守を修正することは出来なかったが『アレ』は無事機能していたのだな?」
「はい。オペレーションテータは機能されていた事を確認しています」
青年の言葉に老人は少し笑い続ける
「最後のチャンスをやろう。アルファ。ベータ、ガンマと共にテータに接触し『葉山隼人』を修正しろ」
「イエスマスター」
悲報
葉山、謎の組織に狙われる