今でも覚えている。3年前、エイリア学園が俺たちの学校に侵略してきたことを
当時の俺もサッカー部に入っていて2年ながらエースとまで言われていた。エイリア学園『ジェミニストーム』そう名乗った彼らに俺達は為すすべもなく破壊された。学校もグランドもそして心も
常にあの時のことは頭に残っていてボールを蹴るとジェミニストームの選手が幻覚で見えてしまう。正直、サッカーをやめようとも思った。でもやめられなかった・・・サッカーが好きだったから
だからなのかもしれない。
あの日から俺は自分より弱い奴にしか全力を出せなくなったのは
比企谷や戸部は俺の事を井戸の中のカエルだと思っているのだろう。でも違う
知っていたさ。俺より強いやつが世界にはゴロゴロいることも。
だから総武に入った。千葉にはスター選手が居ないから、ここなら俺は天才で居られると思ったから。
なのに俺は・・・
「ダサいですね」
「!?」
考えことをしながら吉良先生に言われたマラソンをこなしている俺に突然後ろから声がかかる
振り返った先に居たのは後輩のマネージャーだった
「愛・・・」
「名前で呼ばないでください。キモいです」
彼女は真顔で俺の横に並走をしてくる
「中学時代の先輩のこと調べました。かなり良い選手だったみたいですね」
「・・・」
「中学時代。貴方はフットボールフロンティア全国大会に出場も善戦むなしく木戸川清修に敗れています。成績は・・・ベスト8」
「運が良かっさのさ」
「ええ。そうでしょう。雷門中とも世宇子中とも当たらなかった貴方は幸運とも言えるトーナメントだった・・ただ」
走っていた足を止めると凍地さんは俺の袖を引っ張り俺も止める
「私が知っている貴方のプレーと高校に入ってからの貴方、そして八幡様とやった紅白戦の貴方。全てが違います」
ただ俺を正面から見据え。淡々と彼女は訪ねてくる
「それは何故ですか?」
「・・・」
答えられなかった。何故昔の俺を調べたのかは分からない。それでも彼女は俺の目から目を離さない。・・・今まで群がってきた女たちとは違う真剣な瞳に俺は嘘が言えなかった
だから話した。3年前のトラウマも各下にしか本気が出せないことも全てを彼女に話した
「・・・そうですか」
話を聞いた彼女はただそう呟き無表情のまま
「やっぱりダサいですね」
そう言いはなった
「昔の貴方は格上の相手にも臆せず向かって行っていた。そんな貴方だから木戸川清修に善戦できたのではないですか?
それが一度の大敗で壊れるなんて・・・」
「何がわかるんだ君に・・・俺は比企谷のような『強者』にはなれない。戸部のように『純粋』にもなれない!!俺は3年前から『負け犬』『敗者』なんだ!!」
感情が抑えきれなかった俺は凍地さんの両肩を強めに持つ目からは涙が出ているかもしれない。ただ縋るように俺は凍地さんに怒鳴っていた
「分かりません。私は貴方ではないので『負け犬』の気持ちも『敗者』の気持ちも分かりません。ただ」
「!?」
凍地さんの両手が俺の頬を覆う
「サッカーは嘘を付きません。努力が必ず成功するとは言いません・・・ですが
「・・・!!」
言葉に呆然とする俺から素早く離れた凍地さんは後ろを向き走り出す。少し進んだところで振り返り最後にと
「やっぱり私は先輩が嫌いです」
そう言って姿を消した
「俺にどうしろって言うんだ」
残された俺はそう呟き項垂れるしか出来なかった
捏造設定
アイシーはエイリア時代ある千葉のプレーヤーを尊敬していた。そのプレーヤーは技術はまだまだだったがその闘志溢れるプレーに心を奪われた。
高校選びはそれに関係があるとかないとか
八幡♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
戸部♥♥♥♡♡♡♡♡♡♡
葉山♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
好感度的な何か