イナズマイレブン~比企谷八幡伝説~   作:ちゃぱん

4 / 18
なんか戸部っちが主人公してる。よくしゃべるキャラは描きやすいから戸部メインで書いちゃう




サッカーしようぜ!!

戸部side

 

さっきの仮面ライダーさんが教えてくれた事を思い出す。オーラを集中させる。俺は今までシュートを撃つ時にオーラを込めていた。でも仮面ライダー(笑)は最初の準備段階、横に切るように蹴る時にオーラを込めれば良いと言っていた。

 

集中する。オーラを感じるために、今まではただガムシャラに込めていた。映像でしか見たことのない技を真似るのは天才にしかできない。イナズマジャパンの2番手キーパーは映像だけで必殺技を真似たそうだ。

 

俺には才能がない・・・でもさっき実物を見た。『アストロブレイク』・・・今なら成功するかもしれない。仮面ライダー(笑)の見本を思い出し、ゆっくりと足を動かす。

 

「いくぞ!!・・・アストロブレイク!!」

 

感覚が今までと違っていた。回したボールが黒いオーラが纏わる、そしてボールが体の一部になっているかのような錯覚に陥る。後にその状態の事を必殺技の完成だと教わった。でも今の俺はそんなことも知らなく今までは隼人くんの必殺技が最強だと思っていた俺はこの技を覚えた瞬間、隼人くんを超えたことに気付かなかった。

 

「こ、これが必殺技・・・出来た。ははっ・・・3年かかってやっと出来たんだ」

 

勿論、さっきの男のように威力は高くない。でも出来た、どんなに弱くても形にはなったんだ。ただその事実が嬉しくて、俺は少しでも近づけた気がしたんだ”彼”に

 

 

「はぁはぁ・・・たった一回使っただけでここまで疲れるのか。仮面ライダー(笑)は普通にしてたのに。・・・なれていくしかないっしょ」

 

取り敢えず帰るとしようか。10日もあるんだ。もっと技を磨いて監督に見せつけよう。そして教えてもらうんだエイリアの技を

 

「マジで俺こんなキャラだっけ?もっとテキトーに過ごしてたのに。・・・でも今のが楽しいっしょ!!」

 

誰に言うのでなく俺は空に叫んだ。なんか漫画の1ページみたいで照れくさいけどただ過ごすだけの毎日なんかより楽しくて充実している。きっとさっきの仮面ライダー(笑)はそんな変わろうとしている俺に神様がくれたチャンスなんだと思っちまう。

 

もう会うことはないのかもしれない。・・・でも会ったら、会うことができたら。またサッカーしたいな

 

 

そう思いながら俺は帰り、いつもより深い睡眠に入った。

 

 

 

次の日

 

俺は今、目を疑っている。

 

思わず某正義の味方の口癖を出した俺を誰も攻めたりは出来ないだろう。何故なら教室に入ると教室の後ろにぽつんと昨日の仮面ライダー(笑)が居たからだ

 

取り敢えずもう一度俺は目の前の男に同じ言葉を投げかけよう

 

「なんでさ!?」

 

「なにがだ!?」

 

俺が困惑してるのと同じようにこいつも困惑している。

 

「き、昨日の人だよね?」

 

「昨日?」

 

男は本当にわからないのか首を傾げている。でもこいつはどう見ても昨日の仮面ライダー(笑)なんだけど。・・・マジうける?

 

「・・・アストロブレイク」

 

ピクっ

 

呟くと男は少し肩を動かす。やっぱり

 

「お前、昨日の時代遅れか」

 

観念したように男は認める言葉をいう

 

「俺は戸部 翔!!昨日はサンキューな。ヒント教えてくれて」

 

俺は嬉しさのあまり男に抱きついてしまった。

 

「来たああああああああ!!!!!!かけ×はちだあああああああああ」

 

「擬態しろし!!」

 

何か後ろの方で女子が鼻血を出して倒れている人がいるんだがなんだ?・・・可愛いなあの子

 

「なんだお前?馴れ馴れしい奴だな。」

 

「名前!!教えてくんね?」

 

「・・・比企谷」

 

「下は?」

 

「・・・なんだよ苗字だけでいいだろ。被んねえよ比企谷なんて」

 

「教えてくんねえと仮面ライダー(笑)って呼んじゃおっかな」

 

「くっ・・・八幡」

 

「比企谷 八幡・・・うん。覚えた」

 

やっぱり似てる。俺が憧れた”彼”に

 

「なあヒキタニくん・・・頼みがあるんだ」

 

「誰だそいつ?さっき名前教えたよな?なに?いじめなの?八幡泣いちゃうよ?」

 

「・・・サッカー教えてくれないか?」

 

「無視かよ。まあプロぼっちの俺には慣れてるぜ。日常まである」

 

「頼む」

 

聞いてないふりをする比企谷に頭を下げる。ここを逃すと俺は確実に後悔する。なら後悔しないようにやってみる

 

「俺は人にサッカーを教える資格なんてない。いや、もうする資格までないさ」

 

そういった比企谷は何処か悲しそうで何かに押し負けるんではないかと思うぐらい辛そうだった

 

「俺は・・・」

 

「比企谷!!サッカーしようぜ!!」

 

咄嗟に出た言葉だった。比企谷の顔見たら自然と出た言葉。俺の言葉を聞いた比企谷は驚いてるけど次第に顔が優しくなっていく。その顔は同性の俺が見てもすごく魅力的で後ろにいる女の子2人が顔を赤らめている。・・・初めて見たわ。人が恋に落ちる瞬間

 

「・・・てやるよ」

 

「えっ?」

 

「教えてやるって言ったんだよ。いいぜ、その代わり条件がある」

 

「マジ!!なになに??なんでもいいよ!!」

 

「今のままでいろ!!これから何があっても今の気持ちを忘れるな。」

 

これが俺と比企谷の・・・いや総武高校の伝説の始まりだった。勘違いの強豪が本当の強豪になるきっかけ。そして彼らは後にこう言われることになる

 

『エイリア学園』と

 

 




ここまでプロローグっぽい何か。瞳子試験は次の次くらい

次は八幡と戸部の特訓パート。

現状の能力順

八幡>>>超えられない壁>>>戸部>>>葉山>その他
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。