今回はウルビダさんのキャラ崩壊満載です
戸部side
昨日、比企谷から貰ったサッカーボールを学校に持って行く。取り敢えず扱うことに慣れろと言うので学校でも常に足で遊んでいる。
「戸部。何故サッカーボールを蹴っているんだい?今はまだ部活の時間じゃないよ?」
隼人くんが俺に声を掛けてくる。クラス内でサッカーボールを使って遊んでいる俺に疑問を持ったのだろう。・・・なんか隼人くん主人公って言われてるのに久々に出てきた気がする。
「ほら来週に試験あんじゃん!!それの為に特訓してんの」
「ははっ。戸部は真面目だな。俺も負けてられない」
「なになに?サッカー部なんかあったの隼人」
俺と隼人くんが話していると三浦が喋りかけてくる。
「あぁ。新しく来た先生が俺達に発破を掛けるために試験を用意してくれたんだ。落ちれば退部って言ってたけどたぶん冗談だよ」
「へー。変わった人じゃん。それで戸部はサッカーボール持ち込んでんだ。頑張ってんじゃん」
「頑張ってる?そんなことねーって。俺は出来る事してるだけだって」
三浦の言葉は嬉しいが俺が練習してるのは自分のためだし、隼人くんみたいに天才じゃないから俺は努力しないとな
「戸部!!お前そのボールどこで手に入れたんだ!!」
後ろから叫び声が聞こえたと思ったら八神が俺の首元を持って揺らしてくる
「お、落ち着けし玲名」
「ええい、止めるな優美子!!戸部には聞きたいことがある。いくら貴様でも邪魔は許さんぞ!!」
「いやチゲーし。アンタが揺らしすぎて戸部が天国に逝きそうな顔してるって」
「な、なに!?」
や、やっと開放された。
「天国のばあちゃんが川の向こうで手招きしてた。」
「す、すまない戸部。少し冷静さがかけていたようだ。それで、そのサッカーボールなんだが誰に渡されたんだ?」
キーンコーンカーコンキーコンカンコン
チャイムがなり八神は少し躊躇うが溜息をつき、あとで教えろと言って席に座る。
席に着いた八神を三浦が笑いながら肩を叩いていた、ほんとこの二人仲いいよな。
「はい。戸部君だったかしら?授業が始まるわ、着席しなさい」
授業にきた吉良先生が教卓を叩きながらこちらに言ってくる。
「それでは授業を始めます、私は今日から赴任してきました吉良瞳子です。担当は数学です」
軽く自己紹介を終えた吉良先生は早速授業を始める。
20分たったくらいに吉良先生は突然目を見開き、チョークを投げる
「イテッ」
「遅れてくることも悪いけど、それを隠そうと入ってくるのは関心しませんよ比企谷くん?」
その声にクラス全員が後ろを見、そして驚く。後ろではデコを擦りながら冷や汗をかいている比企谷が居たからだ。・・・いや、誰も気付かないなんておかしいだろ
「ハア。今後は気をつけなさい。授業を再開します」
授業が終わり、俺は屋上に呼び出されていた。・・・放課後、呼び出し、女の子。単語だけ見ると告白でもされそうだが確実に違うと思っていい。
「やっと来たか戸部。来るのが遅いぞ!!」
八神が腕を組み、仁王立ちしていた。その風貌は好敵手を待つライバルキャラのようだ。
「サッカーボールのことだよな?」
「そうだ。そのボールは誰に渡された?」
「比企谷だよ」
俺の言葉に八神は複雑な顔をするが、すぐに顔を戻し俺を少し睨む。
「知り合いなのか?」
「知り合いも何もクラスメイトじゃん」
「違う!!そういう意味じゃない。お前は八幡の何だと言っているんだ戸部」
八神が少し強い声で言ってくる。その顔は比企谷を心配しているのが分かる。・・・何がぼっちだあいつ。居るじゃねえかお前の事を大切に思ってる子。しかもこんなに可愛い子が。
「教えてもらってるんだサッカー。このボールは昨日、練習で使えって渡されたんよ」
俺の言葉に八神がかなり驚いている。そんなに比企谷がサッカー教えるの意外なのかな?たしかに最初は渋ってたけど。
「なるほど。・・・戸部、頼んだのは昨日か?」
「へっ?そうだけど。なんで?」
「ふふっ。それで昨日は楽しそうだったんだな。ククっ。可愛いところあるじゃないか」
「えっ?なんて言ったの?」
「いやコッチの事だ。それよりそのサッカーボール重くて蹴れないんじゃないか?」
その言葉に俺は固まる。たしにコイツは重すぎて俺じゃ扱いきれていない。
「その様子だと図星のようだな。・・・ふむ。そうだな、八幡が教えているなら問題ないだろう。戸部、ボールを貸してくれ」
言われた通り俺は八神にボールを投げる。投げたボールを八神は胸でトラップしリフティングを始める
「いいか戸部。このボールは昔、エイリア学園が好んで使っていたサッカーボールなんだ。この重さ、硬さは練習に丁度いいからな」
リフティングを一旦やめボールを持つ八神はこっちにボールを見せる
「このボールを全体で蹴ろうと思うな。どんなボール、人でも捉えやすいポジションがある。それを見極めてそこに力を込めるんだ。そうすればオーラを込めるのも楽になるはずだ。」
「へえー。そんなことにも個性が出るんだな。属性以外にも俺はサッカーの事、知らない事がいっぱいあるんだな。よく『アストロブレイク』覚えれたな」
「ちょっと待て戸部。今何かありえない単語が聞こえたんだが」
かなり動揺した八神が質問してくるので俺が一昨日にアストロブレイクを覚えた事を教えると、頭を押さえ苦い顔を見せ。
「よくもまあ覚えようと思ったな。尊敬を通り越して呆れるぞ戸部。しかも属性も違うとは・・・居るものなんだなバカという奴は」
「ひどいな。いいじゃん覚えちゃったんだから。それに今が最高に楽しいから俺は満足してるべ」
「ははっ。なるほど八幡が気に入るわけだ。いいぞ、もっとやれ。私もお前のようなバカはけっこう好きだぞ。ご褒美にいい物を見せてやろう」
そう言うと八神は黒いサッカーボールを横に切るように蹴る。・・・あれ?これってまさか!?
「アストロブレイク・・・V2!!」
「ちょっ!?なんでこっちに撃ってきた八神!!」
シュートが俺を襲う。距離が近かった為か腹に直撃する。
「な、なんのつもりよ八神」
「なに、ただの気まぐれだ。別に八幡を独り占めにしている貴様に嫉妬しているわけでは断じてないぞ?」
八神は笑っていた。俺はその時の顔を忘れないだろう。それはかなり可愛く美しかった・・・だがそれと同時に絶対に彼女を怒らせないと俺は心に誓うのだった
捏造設定
黒いサッカーボールは危ないので必殺技を使って人を狙ってはいけない
次は投稿遅いかもしれません
無言で低評価は心に来ますね