本当ある意味不運ですね。
"脳無"もどきに攫われそうになった出久を助けたのは…、あの"ヒーロー殺し"だった。
そして奴は畏怖すら覚えるその歪んだ信念を口にしたのだった。
「
俺はその信念を聞いた時…不覚にも素晴らしいと思ってしまった。
奴は沢山の人達を傷つけ命を奪ってきたというのに俺は…、その信念に、その歪んだ理想に賛同してしまったのだ。
あっ!やばい。
少し感傷に浸っていたがこれは、出久を人質に取られたんじゃねえかよ。
ヤベエ、如何やって出久を助けるか考えていると、
「貴様ら!何故一かたまりでつっ立っている‼︎?
そっちに1人逃げた筈だが‼︎?」
エンデヴァーさんがさっき"ヒーロー殺し"の殺したと思われる"脳無"を追ってきた。
すると1人のヒーローが、
「あちらはもう大丈夫なんですか⁉︎」
するとエンデヴァーさんは、
「
して…、その男はまさか…ヒーロー殺し‼︎」
と言いヒーロー殺しに向かって行った。
グラントリノが、
「待て、轟‼︎」
と制止したがそれを聞かず向かって行った。
すると"ヒーロー殺し"が
「エンデヴァー…、
正さねば…、誰かが…誰かが血に染まらなければ…‼︎
そして…、"
来い…来てみろ…
俺を…俺を殺していいのは…、
そう言ったのだ。
そしてその気迫に俺は…いや俺だけでないここいる皆はその気迫に押されてしまったのだ。
そして、中には腰を抜かす人もいたしあのエンデヴァーさんさえたじろいだのだ。
本当に…本当に恐ろしい気迫だった。
まるで…まるで、何かの脅迫概念に動かされている人みたいだった。
もしか…もしかたらだけど"その気迫だけだったらオールマイトに匹敵するかもしれない"
そう思わせる様な鬼気迫る気迫だった。
しかし、よく見ると気絶している。
まさか…気絶寸前の状態であれ程の気迫を見せたのか?
それなら末恐ろしい事だな。
そうしてこの事件は幕を下ろした。
まあ、今回の事件は事後処理の方が大変だったんのだがな。
さて、一晩経ち場所は変わって此処は保須総合病院。
俺達は入院しているのだ。
「冷静に考えると僕達…凄い事しちゃだんだね」
「そうだな…」
「確かに、そうだな〜」
「あんな…あんな最後見せられたら…」
「生きてるのが奇跡だと思っちゃうよね。
だって…僕の脚…多分殺そうと思えば殺せたと思うんだよね」
「ああ、そうだな。俺も動きが止まった一瞬を突かれていたら死んでたもんな〜」
「うん、そうだね。
だって僕の場合あからさまに生かされたもの…。
だから、あれだけの殺意向けられて尚向かって行った君は凄いよ」
「いや、違うさ。俺は…
すると病室に誰かが入ってきた。
「おおォ、起きてるな?
怪我人共!」
「グラントリノ!」
「マニュアルさん…!」
するとグラントリノとマニュアルと…犬顔の人が入ってきた。犬顔の人は保須警察署署長の
"何で署長が?"
と思っていたら署長が、
「掛けたままで結構だワン。
それで君達が、ヒーロー殺しを仕留めた雄英生徒だワンね」
"えっ!語尾が"ワン"!マジ犬かよ?"
と思っていたら更に署長が、
「そのヒーロー殺しだが…火傷に骨折となかなかの重傷で現在療養中だワン」
"大丈夫かな"と一瞬心配してしまった。
すると続けて署長は、
「超常黎明期…、警察は統率と規格を重要視して"個性"を"武"に用いない事にし、そしてヒーローふその"穴"を埋める形で台頭してきた職だワン。
それで、個人の武力行使は本来なら糾弾されて然るべきこれらが公に認められているのは先人達がモラルやルールをしっかり遵守してきたからなんだワン。
なので、資格未取得者が保護管理者の指示なく"個性"で加えた事は…例え相手があのヒーロー殺しであったとしても重大な規則違反だワン。
だから、"君達4名とプロヒーローエンデヴァー、マニュアル、グラントリノ"の6名には厳正な処分を下さなければならない」
と言った。
すると焦凍が、
「待って下さいよ」
制止した。
「轟さん…」
「焦凍?」
「もし飯田が動いて無ければネイティヴさんが殺されていました。
そして、緑谷が来なかったら2人は死んでたいた。
そして、シンが来なかったら私達3人が危なかった。
誰もヒーロー殺しの出現に気づかなかったんですよ。
規則を守って見殺しにするべきだったんですか⁉︎」
「落ち着いてき轟さん」
「落ち着け焦凍!」
すると、署長が…
「では…、結果オーライならば規則などウヤムヤで良いと?」
と言った。
それが堪忍に触ったのか焦凍が、
「っ!…人を…人を
と言いだいぶキレているみたいだった。
すると署長が、
「だから…君は"卵"だワンよ。
まったく…良い教育をしているワンね、雄英もエンデヴァーも」
と言った。
そして、それを聞き更にキレた焦凍は、
「この…この犬…
「やめたまえ。もっともの話だ」
サンキュー天哉止めてくれて。
するとグラントリノが、
「まぁ…、話を最後まで聞け」
と言ったのだ。
つまり、まだこの話には続きがあるという事か。
少しして署長が話を再開した。
「そして、以上が…警察としての意見だワン。
で、処分云々はあくまで
公表すれば世論は君らを褒め称えるだろうが処分は免れないワン。
だが一方、汚い話公表しない場合ヒーロー殺しの火傷跡からエンデヴァーを功労者として擁立してしまえるだワン。
幸いな事に目撃者は限られている、この違反はここで握り潰せるんだワン。
だがそれは、君達の
どっちがいい⁉︎1人の人間としては…前途ある若者の"偉大なる過ち"に
成る程、温情処置でとりあえず俺らは処罰を免れるのか…。
ならば…。
「「「「よろしく…お願いします」」」」
そう俺達はお願いした。
すると署長が、
「
と感謝された。
こうしてこの事件は幕を完全に閉じた。
だが、この事件がこれから起こる事件の引き金であったことは今の俺達は知る由も無かった。
神「ふぅ、今回は一段と長かったな。
まぁ、なんせ書くのに2日掛かったからな。
まぁ今回の事お咎めなしで良かったな焦凍?」
焦「あの犬…初めからそう言えば良かったのに…!」
神「まあまあ、落ち着け。
お咎めなしだったんだから良かっただろ。
さて、次回予告いくぞ!」
焦「…分かった。
次回は…、時が流れて後1週間までに近づいてくる期末テスト」
神「主人公は中間と同じく赤点無しで通過出来るのか」
神・焦「次回、"期末テスト"に"Plus Ultra"!」