お兄さん頑張っちゃうぞ‼︎
なんせ今の俺には邪ンヌがついてる、今の俺に不可能は無い……多分。
Re:1話
始まりは突然。
目の前に延々と広がる地獄。
燃え盛る炎、崩れ落ちた建物、ところどころから聞こえてくる人々の悲鳴と嘆き。
しかし、この地獄で精一杯生きようと足掻こうと走る、まだ6歳にも満たない幼い少年がいた。
その容姿は鮮やかな黒い髪とこれでもかという程整った顔立ちは、この地獄でさえも輝く程に美しかった。
しかし、ここで少年は悪運は尽きた。
何故なら、黒く形容し難い何がその少年を呑み込まんと迫っていた。
その黒く形容し難い何は傍目から見ていても圧倒的な破滅を連想させるモノだ。
しかし次の瞬間、少年は呑み込まれてしまった。
誰もが終わってしまったと思える程の状況。
だが、これは少年の破滅から始まる壮絶な物語の幕開けにすぎない
「さあ、始めよう。くだらなくも面白いこの物語を‼︎」
数年の時が経ち場所は移り変わりとある廃墟。
此処で少年の物語は、劇的な変化をむかえる事となる。
「ふぁ〜…、眠い」
1人の少年が眠そうに目を擦りながら起きて来た。
その姿は髪が寝癖だらけで着ている服はシワシワでザ・寝起きと言った格好だ。
「少し眠いけど、飯食うか」
そう呟いた後本当に眠そうな顔で、フラフラとした危なっかしい歩調で進んで行く。
こんな情けない彼だか、一応この物語の主人公の
ああ、本当に情け無い。
いくら寝起きといっても、この作品の主人公ならもう少しシャキッとして欲しいものだ。
少し時間は経ち朝飯を食べ終え、片付けをしていたその時、運命は突如として飛来する。
1人の大人の男がこの廃墟に入っていった。
その男の名は轟炎司。
しっかりと着こなされたスーツからも分かる程にたくましく鍛えられた筋肉と、顎髭変わりに顎には炎がをたくわえられた顎髭。
見た目からも分かる程強く恐ろしそうな男。
だが、この男こそが神人の人生に劇的な変化を与える事となる者。
片付けをしていると、誰か入ってきた事に気付いた神人は戦闘態勢を整え待ち構えているとその男が入ってきた。
その覇気を身体に感じ少し怯んだ様子を見せたが、直ぐに立て直し男に質問をした。
「あのー…すみません、どちら様ですか?」
ひどく怯え声を震わせながらもその男に質問をした。
いくら普段から裏社会に身を置いているとはいえ、この男程の実力者に会った事は無いの為少し怯んでいるのだ。
恐怖にとらわれながらも、精一杯の勇気を振り絞りあの男に質問したのだ。
すると男は、こう返した。
「"どちら様?"か、…覚えていないのなら自己紹介ぐらいしてやろう。俺の名は轟炎司、貴様の死んだ父親の親友の男だ」
えらく尊大な喋り方だったが、この男をそれ程の実力者だと感じている彼には充分効果的にだった。
"死んだ父親の親友"という言葉とそう言われればどっかで見た気がすると引っかかりを覚えていると、男が神人に質問してきた。
「単刀直入に聞く。俺について来る気はあるか?」
突然の質問に驚きその尊大な態度に気圧されながらも少年驚き声を上げた。
「えっ⁉︎」
ところどころから声が震えながらも言った彼の声を男は気にせず、またも尊大な態度で話再開し始めた。
「俺は貴様の父親に、もしも自分の身に何か起きたら、貴様を立派なヒーローに育てるようにと、頼まれていてな。探すには手間だったが、まあいい。貴様に問う。このままここで誰にも知られず野垂れ死ぬか、それとも俺についてきてヒーローになるか選べ‼︎」
男は尊大な態度を崩さないまま問うてきた。
その問いに対し神人は直ぐに決めた。
こんなところで誰にも知られず野垂れ死ぬよりも、死んだ父親の親友と名乗ったこの強い男について行き、この男や父親のように強くなり父親のような立派なヒーローになる事が良いと思っのだ。
そのため、一切の悩みなど無く彼は答えた。
「僕は…僕ら貴方についていってヒーローになります」
迷いなく、さっきまでのオドオドとし怯えた態度をとっていた少年と別人なのではと思える程、真っ直ぐと揺るぎのない情熱を瞳に宿し彼はそう答えた。
その答えを聞き、その真っ直ぐで情熱を宿した瞳を見た男はこう返した。
「フン、…そうか。ならいいか、雪海神人!俺は一切の妥協も甘えも許さんぞ。それでもいいのか?」
そう聞かれた。
だが彼は答えを変える事などしなかった。
その瞳には一切の迷いもかげりもない様子でまたも彼は答える。
「ええ、構いません。妥協や甘えなど持っていたら俺の目指している父さんを超えるなんて、到底できっこありませんから」
そう笑顔で返した。
男はその笑顔見て、間違えなく彼が自身の親友のせがれだと確信し、彼ならその夢を叶えられると思った。
そしてその言葉に対しこう答えた。
「フン、そうか。ならばさっさと行くぞ"神人"!」
「…はい‼︎」
そう会話し、この廃墟から出ていく。
そう、ここから彼の人生は更に大きく変わっていく。
だが、これはその変化の始まりでしか無いのだ。
そして、この先にあるの幸福なhappy endはたまた絶望のbad endか。
分からなくてもこれから彼は、一切の迷いなく進んで行くだろう。
たとえその先が破滅だったとしても。
さてさて、彼の人生はどうなっていくのやら。
まあ、私は本当に本当に楽しみで仕方ないですね〜。
頑張りました、頑張りましたよ二千文字。
本当疲れた。
あっ、誤字脱字は発見次第報告お願いします。