真剣に私と貴方で恋をしよう!!   作:春夏秋冬 廻

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第93話投稿。


第93話 球技大会、午前の部

――2009年 5月23日 土曜日 AM10:00――

 

球技大会。実に3年振りにやるな。

 

今は体育館でバスケ。この球技大会はトーナメント方式ではなく、男子も女子も1試合でも多く勝てばその分クラスの得点に加点され、総合優勝が決まるらしい。

 

ちなみにバスケはまずクジで相手対戦チームを決めて総当たり戦が2試合行われる。そしてその2試合で勝数と得点の多い上位4チームが決勝トーナメントに出るというルールだ。

 

今は1試合目。俺は試合に出ず見学している。

 

メンバー決めの時に思ったようにせっかくの球技大会だ、補欠だからといって出られないという事はない。という事でタクに試合に出るように通達した。驚いていたけど相手は1年生だし、キャップもガクもゲンもいるし、まず負ける事はないだろう。

 

案の定、ダブルスコアで第1試合は勝った。

 

「お疲れさん」

 

息を切らして肩を上下するタクの背中を軽く叩いてねぎらう。

 

「勝ててよかったぁ~」

 

「自分で言うほど足引っ張ってなかったぞ」

 

普通に考えてバスケやっていないキャップやガクの活躍の方がおかしいわけで、俺から見てもタクとヤマの活躍の度合いはそれほど変わらないと思う。

 

「まあ、僕が出られるのはこの試合だけだしね」

 

率直な俺の感想に苦笑いを浮かべながら答えてくるタク。だがその言葉通りだろう。2試合目の相手は3−C。相手チームはクジで決まるからこれも運だ。

 

3−Cはメンバー全員がバスケ部の人間らしい。本来なら所属する部の競技には多くても2人ぐらいがセオリーだ。実際、中学の時はそうだった。

だがここは川神学園。『競争』をモットーとしているのだから、そんな生温い制約なんかあるわけがない。

 

ちなみにクジを引いたのは我らがキャップ風間翔一。本当にいい意味でも悪い意味でも波乱万丈が好きな男だな。

 

したがって、タクが出れる試合は1年生が相手の1試合目だけだったということだ。

 

「とにかく、これで僕の出番は終わりだね。あとは頼むねジン兄」

 

「任せとけ」

 

「常識の範囲内でね」

 

「任せとけ」

 

そのひと言は失礼だぞタク。確かに通常の人とはかけ離れた身体能力を持っていると自負はしているが、だからといってそれを見せびらかすような行動を取るつもりは全くないからな。

 

さて、次の試合まで少し時間があるし、モモの様子でも見に行くか。さっきもうすぐ試合が始まるって携帯のメールが送られてきたし。メールが来たって事は『見に来い』との催促に違いない。

ちなみに種目はテニスのダブルスらしい。かなり手加減するって言っていたが大丈夫かねホント。

 

体育館を出てグランドを挟んだ向こうにあるテニスコートへと足を向ける。

 

「あ、あの人がモモ先輩の彼氏のジン先輩だよ」

「カッコイイよね〜」

 

「あ、ジン君だ。今からモモの所に行くのかな?」

「ちょうど試合始まったし応援じゃない?」

 

途端に聞こえてくる声。

 

別に彼女たちは大声で話しているわけじゃない。どちらかと言えばヒソヒソ話だ。だがそれでも聞こえてくるのだから仕方ない。

 

悩みの種というほどではないのだが、最近1人で行動しているとさっきのような会話がちらほら聞こえるようになった。別に悪意があるわけではないので特に気にしていないが。

 

原因は分かっている。間違いなく先週の昼の放送のせいだ。あの放送の結果、俺とモモは全校生徒公認の『バカップル』と認定されたらしい。ヤマが言うには。

 

否定したいけど否定できないな。それでもいいかと思い始めている辺りモモに毒されてきたか? まあそれでもいいか。

 

おおむねモモのファンは受け入れてくれているから特に問題は起きていない。4月の50人との決闘以降も変に突っかかって来る輩もいないし、俺とモモの周りは平和と言っていいだろう。

 

ただ少し気になる事なのだが、時折3年生のヒソヒソ話から俺の知らない特定の人物の名前が出てくる。名前からして男だ。だがそれを俺に言ってこないという事は特に大したことではないんだろう。それとも俺の耳に入ることでモモの機嫌が悪くなるのが怖いのか。何となく後者な気がするな。

 

話を統括すると、どうやら今年の3月に卒業したばかりの前生徒会長で、モモが1年の頃に一刀両断で断ったにもかかわらず、それ以降もかなりしつこく言い寄っていたらしい。

 

話から推測される人物像はかなり真面目で優等生。そして元『イケメン四天王(エレガンテ・クワットロ)』に数えられるほどの端整な顔立ちらしい。それなのにしつこく言い寄っていたという事はそれだけモモに惚れ込んでいたという事か……

 

俺のいない間にモモが男に言い寄られていた。

 

何だろうな。物凄く面白くない。

 

歯牙にもかけていなかったらしいからモモも俺に話す事じゃないと判断したんだろうが、それでも面白くない。どんな理由であれモモから話を聞きたかったな。

 

俺はモモが女子を侍らしていた事に関しては特に思うところはない。相手は女子。とやかく言うのも馬鹿らしい。だが男がモモに言い寄っていた。しかも今の3年や2年の間では結構有名な話らしい。

 

本当に面白くない。

 

ふと気付く。これが『嫉妬』というやつか。始めて感じる感情だが、なるほど確かにあまりいい感情じゃないな。

小学生の時に告白するまでモモは俺が他の女子と仲良くしている時、こんな感情を持っていたのか。少しだけ悪い事していたようだ。罪滅ぼしという事じゃないが今夜は少し盛大に甘えさせてやろう。

 

そんな事を考えながらテニスコートに向かうと、途端に女子生徒の歓声が聞こえてきた。どうやら既に試合が始まっているようだ。少し遅れてしまったが大丈夫だろう。

 

負ける事はないから……ってオイ、確かテニスはダブルスのはずだよな。何でモモは2対1で試合してんだ? それでも優勢に試合を進めているからいいんだろうけど。いや本当にこれでいいのか?

 

「おう、暁の坊主。戦っ娘の応援か?」

 

「篁先生。テニス(ここ)の監視、監督ですか?」

 

横から声を掛けられたからそちらに顔を向けると、顔を歪ませた凛奈さんがいた。さて、何か気を悪くするような事言ったか?

 

「やっぱりお前たちに『先生』って呼ばれると怖気が背中を奔り抜けるな」

 

酷い言われようだ。

臨時とはいえ教師だし、ここは学校で公の場だ。いくら親しいとはいえ礼儀を欠かす事は出来ない。だから『先生』と呼称をつけたのに怖気が奔るって……

 

「ハァ……それで、なんでモモは2対1でテニスをやっているんですか、凛奈さん?」

 

溜息を吐いて呼び名を元に戻し、俺は疑問を口にする。凛奈さんがテニスの担当なら理由を知っているはずだ。

 

「なに、戦っ娘の相方が試合前の練習中に足を挫いてな。棄権するかと思ったが『1人でも問題ない』と言い出したんだ」

 

「まさかそれを了承したんですか?」

 

「その方が面白いだろ?」

 

確かに面白いけど一応臨時とはいえ貴女は教師ですよ? 普通なら止めるのが当たり前でしょ。まあ、この人が『普通』という言葉で括れる人じゃないのは百も承知だけどさ。

 

「まあ戦っ娘だ。負ける事はないだろ。現にこの試合、リードしているしな」

 

それは疑っていない。この学校でモモの運動能力に勝てるのは恐らく俺だけだろう。教師も含めるとなれば隣にいる凛奈さんはいい勝負をしそうだな。

 

はてさて試合の結果だが予想通りの圧勝。2対1にも関わらずラブゲームで終わった。本来なら納得なんて出来ないだろうが、相手2人も試合をしたのがモモだという事で笑って済ませていた。

 

人徳というよりは、非常識な(そういう)存在なんだと認識されてんだろうな。自分もそんな風に認識されてると思うとちょっと悲しいな。

 

「ジン、勝ったぞー!」

 

飛びついてきたモモを抱き止めてやる。途端に黄色い歓声が湧きあがるが、いつもの事なので別に気にする事じゃない。

 

「お疲れさん」

 

「ちょっと来るのが遅かったんじゃないのか?」

 

「悪い悪い。でも試合中なのによく見てたな」

 

「当然だ。私がお前を見逃すはずがない」

 

満面の笑みを浮かべるモモを撫でてやる。目を細めるその姿はまるで猫のようだ。猫は猫でもライオンや虎、豹の(たぐい)だろうけどな。もっと穿って言えばサーベルタイガーか?

 

「失礼な事考えてないかお前?」

 

「そんな事ないぞ?」

 

鋭いなホント。最近やけに思考が読まれ易くなった。別に顔に出ているわけでもないし、ポーカーフェイスは得意な方なのにな。

実際、人の表情を読むのが上手いヤマは騙せているのに、モモを騙せる事は殆ど出来ない。

 

「暁の坊主に戦っ娘。お前たちが人前でイチャつくのは一向に構わんが、試合がおしているんだ。戦っ娘はとっとと次の試合に行け」

 

どうやらモモは連戦らしい。凛奈さんの言葉に渋々俺から離れるが、どうにもモモは凛奈さんに苦手意識を持っているようだ。理由は本人にも分かっていないらしいがおそらく相性が悪いんだろう。

逆に俺は凛奈さんに苦手意識は全くない。むしろ気が合う方だ。

 

さて、バスケの方が次の試合まで10分以上あるし、モモの試合が終わるまでここにいるようかな。そう思いモモのファンの女子が空けてくれたベンチにお礼を言いながら座った時、知った気配に違和感を感じて視線を向ける。

 

「ジ、ジン兄……」

 

案の定、そこにいたのはヒロ。そしてその後ろにいるのはいつもの通りまゆっちだった。

 

だが待て。ここはテニスコート。俺のように応援のために来ている男子生徒もいるが、テニスは女子生徒の競技だ。なのに何でヒロはテニスラケットを持っている?

 

「ヒロ? なんでお前がラケット持ってここにいるんだ?」

 

疑問は直接聞いた方が早い。そう思って問い掛けたのだが、ヒロは疲れたような笑顔を浮かべ後ろにいたまゆっちは申し訳なさそうに顔を伏せた。

 

たったそれだけのことだが全てを理解できた。

 

つまりあれだ。競技に出るメンバーを決める時、まだクラスにヒロ以外の友達がいないまゆっちがテニスにもバレーにも入れなかったんだろう。

 

バレーはチームだしテニスに至ってはダブルスだ。気心知れた相手じゃなければ組む事は難しい。さらにヒロの話ではまゆっちはクラスメイトに怖がられているとの事。

 

その結果、ひとり残されたまゆっちを(おもんばか)って、ヒロが特別にテニスに出るようになったって事だろう。

 

1−Cの担任は臨時とはいえ今は凛奈さんだし、学長の鉄心さんも面白ければすぐに了承のサインを出すはずだ。『面白ければいい』。あの2人はそういう人種だ。

 

苦笑いを浮かべているヒロに、一応は理由を聞いてみたが殆どさっきの推測通りだった。話が進むたびに恥ずかしげに顔を赤くして縮こまっていくまゆっちを見て、何故かイジメているような感じがしてしまった。

 

「それで相手がモモか……」

 

「それはさすがに驚いたよ。クジとはいえまさかモモ先輩と当たるとは思ってもみなかったからね」

 

「面白そうだな。2対1とはいえお前とまゆっちならいい勝負しそうだしな」

 

「いえいえいえ! 私なんかがモモ先輩といい勝負なんて恐れ多いですよ!」

 

武道での勝負とは違うけど2人がモモ相手にどこまで出来るかちょっとだけ興味がある。まゆっちは恐縮しているけど少し発破をかけてみるか。

 

「ヒロ、まゆっち」

 

「なに?」

 

「はい?」

 

「勝てとまでは言わないが、モモ相手にいい勝負をしたら“兼定”を見せてやる」

 

俺の言葉に2人の雰囲気が変わったのが瞬時に分かった。やっぱり剣士、刀の事になると眼の色が変わったな。刀の説明はこの際いいだろう。

 

「なんでジン兄が和泉守を持ってるの?」

 

「鉄心さんに貰ったんだよ」

 

「貰ったって……」

 

「もしかしてジン先輩も帯刀許可を持っているんですか?」

 

頷いて肯定する。

まゆっちの言う通り、実は俺もヒロと同じで限定的ではあるが帯刀許可を持っている。その条件もヒロと全く同じ。持っている理由も鉄心さんの『面白そうだから』なんて言う何ともふざけた理由だった。

 

「まあ、そういう事だから少しは本気を見せてくれ。もし勝てたら“村正”も見せてやるよ」

 

「よし、勝つつもりでやろうまゆ」

 

「は、はい!」

 

おおぅ、ヒロの雰囲気が一気に変わった。かなりやる気になったようだ。まゆっちもヒロほどじゃないけど気合を入れているしな。

 

準備万端で待ち構えていたモモは、俺たちのやり取りに訝しげな表情を浮かべていたが、すぐにヒロとまゆっちの雰囲気が変わったのを感じ取ったんだろう、面白い玩具を見つけた時のような嬉しそうな笑みを浮かべた。

 

ヒロたちには利用した形で申し訳ないが、これで少しはモモの無意識の鬱憤も晴れるだろうな。

 

手加減するという事はそれだけでストレスが溜まる。特にモモみたいなタイプはその鬱憤が溜まりやすく限界を超えるとヤバくなる。それをさり気なく晴らさなければならない。

 

本当に申し訳ないが2人はうってつけの相手だ。ヒロがモモ次いで強いのは仲間内では知れ渡っているが、まゆっちは恐らく本気を出せば(・・・・・・)ヒロと互角ぐらいだろう。

 

さて、結果がどうなるか楽しみだな。

 

ちなみに、なんで俺が兼定と村正を持っているかって言うと、あれは確か8年ぐらい前だったか? ふと何かに呼ばれたような気がして、その不思議な感覚に従って鉄心さんの部屋に行ったら、ちょうど刀剣蒐集家の人が来ていて鉄心さんに2本の刀を譲渡している場面だった。

 

俺が部屋に来た事に驚いていた鉄心さんだったが、理由を説明したら何やら感慨深そうに頷き、訪ねてきた蒐集家と何やら話していたと思ったら、いつの間にか俺が2本とも所有する事になってしまった。

 

鉄心さんが言うには『刀に呼ばれた』らしいんだが、そう感じたのはあの時だけでそれ以降はあの不思議な感覚を感じた事はない。だから未だに訳が分からないんだよな。

 

そうこう考えている内に試合が始まった。どうやら凛奈さんは審判も務めているらしい。この人が審判なら誤審なんてありえないだろう。もしあったとしても誰も文句言えないだろうしな。

 

「ハァッ!」

 

   スパンッ

 

最初はモモのサーブから――っておい。いきなりサービスエースかよ。いくらヒロとまゆっちがやる気になったからってもう少し手加減してやれよな。男子の世界トップランカーのサーブすら足元にも及ばないほどの速さだったぞ、今の。

 

「モモ先輩。もう少し手加減してくれてもいいじゃないかな?」

 

「なにを言っているタカ。ジンと何を話していたかは知らんが、せっかくお前たちがやる気になっているんだ。とことん楽しまなきゃ損だろ?」

 

モモの言葉にこっちを見るヒロとまゆっち。少し拙い事をしたかもしれないな。まさかここまでモモのテンションを上げることになるとは思ってみなかった。それだけ2人の実力を認めているという事でもあるんだろうけどな。

 

だが一方的というのは試合として面白くない。釘をさしておこう。

 

「モモ、嬉しいのは分かるがもう少し常識の範囲内で試合をしろ。調子に乗っていると部屋の出入りを禁止するぞ」

 

「警告だ。それ以上力任せの試合をするのなら教育的指導を施すぞ」

 

俺と凛奈さんの言葉に顔を歪めるモモ。まあ、俺の方は半分冗談で言っているんだが、恐らく凛奈さんは本気だろう。しかし本当にモモは凛奈さんが苦手なんだな。

 

警告が効いたのか2回目のサーブは最初よりは遅かった。と言ってもそれでも世界トップランカー並みなは変わらなかったが、ヒロとまゆっちは幾分余裕を持って対応している。

 

まゆっちが前衛でヒロが後衛。ベースラインは体力のあるヒロがやるみたいだ。しかし思った通り、まゆっちはかなりの身体能力を持っているな。2対1という事もあるんだろうがあのモモの動きについて行っている。

 

体力や速さはヒロの方が上だけど、反射神経や瞬発力はまゆっちの方が上のようだ。まあそれを見越しての陣取りなんだろうけど。もし手合わせしたら若干ヒロの方が強いだろうな。あくまでも予想だが。

 

   おおぉ!

 

怒号にも似た歓声がテニスコート全体から上がった。ヒロとまゆっちのペアがモモから1セットを取ったからだ。

俺にしてみれば驚く事じゃないが、他の生徒からしてみれば信じられない事なんだろうな。

 

それも仕方ないか。学園最強を体現するモモが、武道じゃなくテニスで手加減しているとはいえ、1年生相手に1セット取られたんだ。驚かない方がおかしいんだろう。

 

「なかなかやるじゃないか。タカ、まゆまゆ」

 

「今回はね。ちょっと負けられない理由があるんだ。ね、まゆ」

 

「えぇえぇ!? わ、私は別にはそういったものはなくてですね!? ただタカさんのお手伝いが出来たらなと思いましてですね!?」

 

モモの奴、穏やかに話しかけてるけど物凄く悔しいんだろうな。ああ見えて負けず嫌いだからなあいつは。次からは圧倒的とまではいかないにしろ、恐らく全く隙のない動きで2人を完封するつもりだろう。

 

少し子供っぽいところもあるがそこがモモの可愛いところでもある。

 

「そろそろ次のセット始めるから用意しろ。次のサーブはヒロからな」

 

テニスボールをヒロに投げ渡し、俺は審判の位置であるネット横のハイチェアに登る。なんで俺が審判をやっているかっていうと、最初審判をやるんだろうと思った凛奈さんは試合開始直後、おもむろにデジカメを取り出しただひたすらにヒロとまゆっちの写真を取り出した。

 

実に公私混合甚だしい人だ。

 

注意してもやめなかったので別の人に審判を頼もうとしたのだが、ラリーされているボールのスピードが一般人には目視できない速さだったため誰も出来なかった。

 

結果、この場で唯一ボールを見ることのできる俺が審判をやるはめになったのだった。

 

なんかおかしくないか? とりあえず凛奈さんの素行は鉄心さんに告げ口しておこう。臨時とはえあの人は一応教師だ。もう少し自覚を持ってほしいよ全く……

 

 

ちなみに、モモ対ヒロ&まゆっちのテニスは、結局その後は殆ど一方的。6−1・6−1でモモの勝ちに終わった。第2ゲームも1セット取ってヒロとまゆっちは一矢報いた。

 

ついでに俺たちのバスケも勝った。相手は全員バスケ部にも関わらず20点差つけての圧勝だった。勝因はキャップの異常とも言える3(ポイント)シュートの成功率。バスケ部自信なくしてたな。

 

さて、午後はマル秘競技がある。いったい鉄心さん(あのひと)はどんな競技を考えたんだろう。まともな競技じゃないのは確かだが、精々楽しみにさせてもらおう。




あとがき~!

第93話終了。

ようやっと球技大会まできましたよ。

にじふぁんから全移行まであと少し。

それ以外にもPV突破記念も何かしらの形で移行したいなとも思っております。

ではまた次字投稿で。
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