とある魔術の日常?   作:置物

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十話 タダ飯

「あいつら…覚えてろよ…」

あの後なんとかコスプレプリクラを許してもらえた。どうやってかを一言で言えば「お金の力って偉大だよね」。

「同じようにゲームで復讐したいが…クレーンゲームは青髪が上手いか分からないが土御門は一発であれを取るほどの腕前。ということは別種目で挑まないと…」

考えながら歩いていると曲がり角で誰かとぶつかった。

「あ、すみません。大丈夫ですか?」

「大丈夫です、とミサカは痛かったという本音を隠して相手を気遣う優しさを見せます」

「いや後半でその気遣い皆無だから!ってお前いつぞやの…」

なんと俺がぶつかった相手は立ち読み常盤台中学生だった!曲がり角でぶつかるってどんなギャルゲーだよ!?

「はい?ミサカは貴方と会ったことありませんが、とミサカはこれがナンパというやつかと人生初の体験に体を震わせます」

「ナンパとちげぇよ!!…あ」

突っ込んだ後に気付いたのだが、このミサカ?ってやつ、頭に軍用ゴーグルなんてゴツイ物をつけている。この間はつけていなかったのに。喋り方もだいぶ違うしもしかして…。

「この間立ち読みしてた奴とは別人?」

「貴方が言っている人物は多分お姉さまの事でしょう、とミサカはお姉様それってどうよ?とお姉さまに対してドン引きします」

「ああ、姉妹なのか。確かにお嬢様が立ち読みはないよなー。その豊かなお財布から野口さんなり樋口さんなり出せって言いたいわー」

「全くです、とミサカは今聞いた話をお姉さまに連絡しようと黒い笑みを浮かべながら画策します」

「やめてー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「他人のお金で食べるパフェは絶品です、とミサカはパフェを頬張りながら貴方に言います」

くそう…、この女、口止め料だからってファミレスで一番値段が高いパフェを頼みやがった!!今日だけで何枚野口さんが財布から飛んでいった!?六枚ですね樋口さんも飛んでいってました!!

「そらよかったですね」

黙っているのも癪だったので相手が分かるか微妙な嫌味を込めて返事をしておく。

「はい、とミサカは嫌味を込められている事を看破しつつ嫌味を込めて返事をします」

SAN値が、俺のSAN値がぁぁぁぁ!!

「そういえば名前聞いてないな。パフェ奢ってやったんだから名前くらい教えてくれよ」

話の逸らし方としては微妙だとちょっと思ったが別にいいだろう。

「ミサカはミサカですが?とミサカは何を言ってるんだコイツ?と思いながら返事をします」

「それは姓!俺が聞きたいのは名!」

「今日はいい天気ですね、とミサカは目を逸らして空を見ます」

「話逸らすの露骨すぎだろ」

「貴方に言われたくありません、とミサカは見下すような目で貴方を見…」

「ん?」

突然外を眺めてどうしたんだこいつ?変な電波でも拾ったか?

「すみません、用事が出来ました、とミサカは貴方に言います」

「あ、そうなんだ。パフェは残していくのか?」

「はい、すみません。それでは、さようなら(・・・・・)、と、ミサカは別れの言葉を口にします」

やけにさようならが強調されてた気がしたが

「またどこかで会おうな!」

と俺は返す。

その返事にミサカは少し目を伏せ、どこかに走り去っていった。




草木「あいつの残していったパフェ…どうしよう」
(食っちまうか?いやそれだと間接キスになってしまうがいいのか?俺的には大丈夫むしろばっちこーいなんだが周りから見たらどうなんだろういや食っていいだろ残すのもったいないしこれは生ゴミを出さないためにしかたなくやってることなんだすすんで女の子の食べ残しを食べたいなんていう変態願望ではないやましい心持なんてしてないんだそうだそうなんだそうなんですの三段活用!!)
草木「よし!いただきまー…あ」
ミサカ「(じー)」
草木「いるなら話しかけろよ!!」
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