とある魔術の日常?   作:置物

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十六話 電気娘

缶詰会議と食事も終わり、ファミレスにいつまでも居続けるのもあれだと思い、俺とフレンダは場所を移動する。

「あ、そういえば」

フレンダは腕時計を気にしながら俺に言う。

「どうした?」

「これから友達と遊びに行く予定があったの忘れてた訳よ」

「あー、そうかい。それじゃあここで」

「うん、またね草木!」

そう言ってフレンダは駅のある方向の人混みに走っていった。

というか毎回毎回こんな表現の仕方で俺語彙力ないなぁ…。

「とか気にしてると横にいつの間にかいるわけだよこの電気娘は」

「その呼称はやめて欲しいのですが、とミサカは貴方を睨みながら撤回を要求します」

頭に軍用ゴーグルを付けた御坂妹、ミサカが俺の横に静かに立っていた。

「それじゃあなんて呼んで欲しいんだよ?」

いつまでもミサカと御坂で分けるのも辛いんだよ。読みが同じだから色々苦労するんだよ。

「ミサりん?とミサカは首をかしげながら言います」

「…」

「…」

「…」

「…」

「…ぷっ」

「ぷっつーん、とミサカは脳のどこかが切れた音を口に出しながら攻撃態勢に移行します」

「ちょ、街中でそんな物騒なものをこっちに向けるな!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「反省していただけたでしょうか?とミサカは確認を取ります」

「山より高く、海より深く、宇宙より広く反省しました…」

「よろしい、とミサカは大いに満足します」

あの後…ものすごい体罰を受け、そこら中に火傷やら切り傷やらを作った俺は街中で正座している、というかさせられている。しかし、視点が低いからミサカの短いスカートの中も必然的に見えるわけで…。

「なに人のスカートの中を見てるんですか、とミサカは貴方の顔にコークスクリューパンチをぶちかまします」

「ぼうじばべぼばいばべん」

今の一撃はやべぇって!ゴスって音がしたと思ったら顔面にミサカの拳が突き刺さってて、それに気付いたと同時に激痛が襲ってきやがった!!こいつ世界を目指せるんじゃ!?

「こんな茶番するために貴方の所に来た訳ではないんです、とミサカは本題に入ろうとします」

「んあ?」

鼻から流れる赤い液体をポケットに入ってたティッシュで押さえ、俺はミサカを見る。

「暫く貴方の所で宿泊をしたいのですが、とミサカは言います」

「…は?」

予想外すぎて一瞬日本語喋ってるのこの娘?と思ってしまった俺は悪くないはずだ。

「そのー、一応理由聞いてもよろしいでしょうか?」

「?なぜ敬語なのでしょうか?とミサカは疑問を持ちます」

「いやそんなことより理由を言え理由を!!訳もなく常盤台のお嬢様、しかもレベル5の妹を寮に連れ帰ってみろ!!近くの住人、妹萌え野郎に殺されるわ青髪野郎に殺されるわ超電磁砲に殺されるわって俺何回殺されればいいの?って状況になっちゃうから!!」

ミサカは考える人のポーズを取り、こう言った。

「なんとなく?とミサカは適当にはぐらかします」

「さようなら」

俺はさっき受けたダメージがなかったかのようにミサカの視界から消え、寮に帰る。

しかし寮の入り口に着くとミサカが着替えなどが入ってそうなバックを背負って待っていた。

「それでは貴方の部屋に行きましょう、とミサカは貴方に言います」

「もう…好きにして…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここが貴方の部屋ですか、とミサカはあまりにも奇麗な部屋にお前は女子かと突っ込みをいれたくなります」

「それは差別じゃね!?男子だって綺麗にする人はするから!!」

俺の部屋は腰の高さまである机、ちゃぶ台、ベット、本棚だけというさっぱりした感じだ。基本いらない物はすぐ捨てるからゴミは溜まらないし、本を投げ置いておくこともないから踏めない場所がないなどということも起きない。ただ、机の上に山積みにされた課題だけが部屋のさっぱり感とミスマッチになっている。

「それではお邪魔します、とミサカは本棚とベットの下というエロ本が隠されてそうな場所を重点的に探そうと躍起になります」

「人の家に来て最初にする事がエロ本探しかよ!?」

第一関門であるシスコン金髪は外出しているらしく、なんとか誰にも見られずにミサカを連れて俺の部屋まで来れた。が、油断してはならない。ここはあいつの隣部屋なんだ。いついるかわからないためミサカには自粛してもらいたい。

「む、おかしいです。健全な男子の一人部屋には必ず一冊か二冊エロ本が置いてあると見たのですが、とミサカは今朝コンビニで立ち読みした雑誌の内容を思い出しながらあちこちを探します」

「調べたらちゃんと片付けてくれよ頼むから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もしかしてゲイですか?とミサカはちょっと引いた目で貴方を見ます」

「ちげぇよ!!」




その日の夜
「む、ゲッソ○とは小癪な、とミサカは画面端のみでコースから落ちないよう努力します」
「使える物を使ってなにが悪い!ってお前そのタイミングでサンダ○はやめろ!!俺が落ちたじゃねぇか!!」
「使える物を使ってなにが悪い、とミサカはさっき貴方が言った台詞をざまぁと思いながら言います」
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