とある魔術の日常?   作:置物

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今回もタイトル詐欺をやってしまったorz
あ、「()」はその人の思ってることみたいな感じで書いていきます
…文章力が欲しい…


番外編 さん

男子高校生の日常 in学園都市

 

ある日の夜のこと、草木陽太は冷蔵庫の調子が悪い(時々光ったり三角形に変形したりと扱いづらい状況が続く事)ため料理を作る事を諦めファミレスに向かっていた。

「最近夜になると冷蔵庫が使えなくなるし、明日から夜になる前に食材をだしておくか」

あぁまじだりぃと小言を言いながら歩き、信号が青になるのを待っていると車道を挟んだ向こう側でフレンダが誰かと歩いているのが見える。

「お、あれフレンダじゃん。おーいフレンダー!!」

大声でフレンダを呼んでみるが、距離が遠い事と車の行き交う音がうるさい事で草木の声が聞こえていないようで、そのままどこかへ歩いていく。

信号が青に変わると同時に草木はフレンダに向かって走っていきフレンダを呼んでみる。

「フレンダ久ぶ」

「フレンダ超危ない!!」

草木がフレンダの肩に触れようとする前に草木の存在に気付いた十二歳くらいの、ふわふわのニットのワンピースを着た少女に草木は腕を掴まれ、背負い投げで地面に叩きつけられた。近くにいた少年H・Sが少女のスカートの中を覗いて鼻血を出したのは余談だ。

「あ、草木。結局、久しぶり!」

地面で仰向けになっている草木に気付いたフレンダは何事もなかったかのように草木に話しかける。

「よ、久しぶりフレンダ」

そして何事もなかったようにフレンダに答える草木。

「え?もしかして、フレンダの超知り合いですか?なんかフレンダにタックルしそうな勢いで超走ってきたのですが」

「ほら、私と缶詰談義してくれる」

缶詰談義と聞こえた瞬間少女の顔が嫌悪の感情で歪んだが、本当に一瞬だったためフレンダは気付かなかった。

「あぁ、あの超物好きさんですか。超すみませんでした」

「大丈夫だ、問題ない」

「なら超別にいいですね。フレンダ、早く麦野の所に行きましょう」

これ以上関わりたくないように少女はフレンダの手を掴み歩き出す。

「ちょっと待って!もう行っちゃうの!?もうちょっと話していこうぜ!!」

あまりの淡白な反応に草木はしつこいナンパ男のような喋り口調で少女の足元まで転がり足を掴む。草木の低い視点からは少女のスカートの中は見えないらしく、少女達に聞こえないように草木は舌打ちをする。

「こっちは早く行くべき場所に行かないと超首が刎ねちゃうんですよ文字通りに」

「どんな過激な場所に行くんだよ!?」

断頭台にでも行くのか!?と戦慄する草木。

「結局、危険な場所と言うか危険な人なんだけどね。ほら草木、絹旗の足離してあげて」

「むぅ…、フレンダが言うならしかたねぇな」

草木は少女、絹旗の足から手を離し立ち上がる。

「結局、明日辺りに缶詰会議でも」

「明日は超用事があるじゃないですかフレンダ」

「あ、そうだった」

「俺も毎日暇な訳じゃないんだが。ま、出来る限り参加してやるからまた今度な」

「(この人超頭いかれてませんか?)」

フレンダの言う缶詰会議は会議とは言う名の、フレンダの缶詰に対する思いの丈を聞き手にぶつけたり、どの缶詰が最近の流行だとかどこの会社の缶詰が新商品を出すというどこから拾ってきたんだその誰得情報といった物を長々と二、三時間は喋ると言う缶詰にそこまで興味が無い人にとっては拷問に等しい事なのだ。絹旗はこの缶詰会議を二回体験しているが一回目は意識が途中でシャットアウトしたくらいだ。滝壺の場合は途中で寝てても何も言われないからいいが絹旗が二回目の缶詰会議で寝てたら目の前で爆竹を爆発させられて起こされたのだから缶詰会議=拷問と絹旗の中では確定している。

それを一回体験しているのに出来る限り参加してやるなどと目の前の野郎がほざくのだから正気を疑うのは無理も無い。

「結局、また今度ね!」

「またなー!」

草木は読心能力(サイコメトリー)ではないため絹旗の思うことなど分かるはずも無く、そのまま誤解を解く事もなくファミレスに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いらっしゃ…あ」

「上条…お前どうしてここにいるんだ?」

ファミレスに入って出迎えてくれたのは級友であり異能の力ならなんでも打ち消す幻想殺し(イマジンブレイカー)を右手に宿す上条当麻だった。

「いやー、最近インデックスが食べる食べるで家計が火の車なのでバイトしないと生きていけない状況に陥ってしまったわけですよ。席は禁煙席喫煙席どっちにする?」

「お前レベル0だから奨学金も少ないのに居候がいるとか大変だよな。ここ学生の町なのに禁煙とかあるの?」

「ここって大人達の行きつけのファミレスらしくてさ、禁煙席と喫煙席があるんだ」

「なら禁煙席で」

「ではこちらへどうぞ」

急に上条が丁寧な口調になり、不思議に思った草木だが、厨房の方を見るとコック姿の上からでも筋肉がすごい事が分かる、恐らく店長が上条に威圧をかけていて納得した。

上条の案内で禁煙席に座る草木。丁度タイミングがよかったらしく、混みあっている時間帯なのに四人掛けのテーブルに草木は座る事ができた。

「それではご注文がお決まり次第そちらのボタンを押してください」

そう言って上条は厨房に慌しく走っていった。とても忙しいのが分かる。

草木が上条の置いていったメニュー表を見ようとすると上条が走って戻ってきた。

「悪ぃ陽太、相席になってもいいか?女の子二人なんだけど」

「別にいいぞ」

メニュー表の一部に目を奪われている草木は上条の顔を見る事もなくOKする。ちなみに草木の目を奪っているものはゴーヤとエスカルゴの地獄ラザニアとう地雷臭がぷんぷんする一品だ。

「サンキュー。それではお客様、こちらにどうぞ」

「超すみませ…あ」

「草木!結局、さっきぶり!」

聞き覚えのある声に顔を上げるとそこにはさっき会ったフレンダと絹旗がいた。

「よっ、お二人さん」

「まさか会ってすぐに再会とは…超ビックリです」

狂人認定の草木と再会したことに少し嫌な顔をしながら席に座る絹旗。フレンダも絹旗が座った後に席に座る。

「俺もビックリだよ。危険な人との用事はもう済ませたのか?」

「結局、キャンセルだって訳。私達の労力返せって言いたいよ!」

フレンダはだらーっとテーブルに伸びながら草木に愚痴を零す。

「ははは、それは残念だったな」

「あ、草木、どうせなら今缶詰会議しない?」

その一言に絹旗は草木からもぎ取ったメニュー表片手にフリーズする。

「飯食いながらでいいならいいぞ」

「やったー!結局、絹旗も参加してくれるよね!」

「わ、私は超遠慮したいです」

なんとかして拒否の意思を示した絹旗だが、フレンダはそんなのお構いなしと言わんばかりに缶詰の話をし始める。

「(ちょ、超不幸です!!)」




上条「あれ?今日ぜんぜん不幸じゃないぞ」
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