とある魔術の日常?   作:置物

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表現が下手くそすぎる気がorz
あとオリジナル設定?みたいな感じなのがあります


三十二話

上条からアウレオルスについて聞いた後、俺はパンに噛り付きながらどうアレスに言うか悩んでいた。

ズバッと俺から言えたらいいんだろうが、なんでそれお前が知ってるんだ?お?ってなるだろうし、アレスにとってはとてつもなく深刻な問題だ。簡単に言えるわけがない。

「どうかされましたか?と美管はやはりステーキだけでは食事バランスが悪いと感じ、貴方のサラダを無断で食べながら聞きます」

「いや…ってお前は俺から数少ない食事を奪うのか!?」

「ちゃんと貴方の食べる分は残してあります、と美管は自分が嫌いな胡瓜を貴方に贈呈します」

「ただお前が嫌いなだけじゃねぇか!!」

「文句があるなら私が食べるのだよ!」

「結局無くなるのかよ!!」

俺の心情とは裏腹に、アレスは笑いながら胡瓜を食べる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ファミレスで少し早い昼飯が終わると同時に、美管の頭に着けてる軍用ゴーグルから某ハロウィンしか行事がない世界の曲が流れてくる。シュールな上に季節外れもいいとこだ。

美管は軍用ゴーグルを外し、横に着いているボタンを押して電話に出る。

少し話したかと思うと、美管は軍用ゴーグルを頭に装着する。もうどんな機能があっても突っ込まないぞ。

「すみません、美管はこれから研究所に戻らなくてはなりません、と美管は勝手に着メロを変えられた腹立たしさと気恥ずかしさの板挟みです」

あれ自分で決めた訳じゃないんだ…。

「それではまた、と美管は猛ダッシュで研究所に向かいます」

「次会う時はそのゴーグル触らして欲しいのだよ!」

猛ダッシュで研究所に向かう美管に手を振りながらアレスは美管が見えなくなるまで手を振った。

「これからどうしようか…」

アレスにはこれからどうやって師匠を探すか、と言うニュアンスに聞こえたのだろう。「どうしよう?」と相槌を打つ。

「一回寮に帰って考えるか」

今は少しでも考える時間が欲しい。そう考えている時に俺のポケットから着信音が流れてくる。着信音から上条ではないことがわかる。

連絡相手は表示されていなかった。

「もしもし?」

『久しぶりだね、草木陽太』

「えーと…」

相手が久しぶりと言っているがこっちには誰かわからない。もしかしたら相手側が間違い電話をしたか?

「すみません、貴方が誰かわからないのですが」

『ステイル=マグヌスだ。君の家電製品を溶かした』

「あぁ?あー…あ〜!?」

あの時の赤髪バーコードが!!

「てめぇ、なんで俺の電話番号知ってるんだ!!後壊した家電製品分の金寄越せ!!」

『誰から聞いたかなんてどうでもいいことだよ。それより、君の隣にアレスという子供がいるだろう?』

後半無視されました。無視って心の暴力だって知ってる!?

「なんでてめぇが知ってやがる?」

『それもどうでもいいことだよ。大事なのはこれから君にしてもらう事だ』

腹立つ言い方だな。

「なんで俺がてめぇの言う事を聞かなくちゃなんねぇんだよ?あぁ?」

『君の隣にいるの、何の為に学園都市にいるか知っているかい?』

「そりゃあ、師匠を探す為だろ」

『そうだね。でも肝心の師匠は?」

「…」

記憶を失い、尚且つ顔が変わっている。つまり、師匠という存在はもう死んだも同然だ。上条が言っていた事を思い出す。

『ローマ正教の方からね、その娘を保護するように依頼されたんだよ。でも師匠を見つけない限りその娘は帰らない。かと言って、その師匠はもういない』

「じゃあ、どうするんだよ…」

『うん?勿論、真実を教えて連れて帰るよ。知らずに連れて帰ったりしたら、またいつ学園都市に向かうか分からないからね』

「……俺はどうすればいい」

『話が早くて助かるね。第十七学区の操車場で待ってるよ』

プツンと電話が切れ、ツーツーと無機質な音が響く。

「なーなー草木ー、誰からの電話だったのだよ?」

幸いアレスには今までの会話の内容が分からなかったようだ。

「あぁ、昔の知り合いからだった。寄りたい所が出来たんだけどいいか?」

「別に構わないのだよ」

第十七学区に行ったことがない俺は、タクシーを使って行くことにした。

窓を開け、何処かに師匠がいないか探すアレスを見ていられなくなり、俺は前を向いてシートの後頭部を見続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第十七学区操車場。

一方通行が絶対能力に辿り着く為の実験、『絶対能力進化計画』の実験場として使われた場所の一つであり、俺が一方通行と激突した場所だ。

あの時に出来たクレーターや崩れたコンテナはもう無くなっていて、実験が行われる前の状態だと思われるくらい復旧していた。

その操車場の開けた場所に、二人の男が立っている。

赤い髪にバーコードのような刺青、黒い神父服を着ている男がステイルなのは分かったが、もう一人のNARUT⚪︎の額当てを着けた男は誰だ?

「拙者、怪しい者ではござらん。拙者の名はサルバート=バレル、イギリス清教『必要悪の教会』の一人でござる。気軽に猿とでも呼んで欲しいでござる」

俺の視線に気付いたのか、額当ての男は自己紹介をした。

「僕も自己紹介しておくかな。初めましてアレス。僕の名前はステイル=マグヌス。今自己紹介した猿と同じ『必要悪の教会』の一人だ」

ステイルも自分の事を知らないアレスに自己紹介をする。

「初めましてなのだよ!」

そう言って挨拶するアレスの右手に突如地面から生えた鎖が巻きつく。鎖はまるで大蛇の様に太く、ガシャンガシャンと重苦しい音を鳴らす。

右手だけにとどまらず、鎖はアレスの右足、左足、左手を罪人の如く拘束していった。

「え!?なんなのだよこれは!?」

「うん?見ての通り鎖だけど?」

アレスの叫びに何を言ってるんだ?と言わんばかりにステイルは言う。

「てめぇ…なんでこんな真似しやがる!!」

「これから起こる事に対する保険でござる」

ステイルの代わりにサルバートが答える。よく見るとサルバートの左手には鎖が握られていて、鎖は地面に埋まっている。恐らくアレスの鎖はサルバートによる魔術?なのだろう。

しかし、保険とサルバートは言ったが、アレスに師匠の事を言って連れて帰るのに保険がいるってどういうことだ?

「アレス、君に一つ知らせないといけない事がある」

ステイルは懐から煙草を一本取り出し、指先から出した炎で煙草に火を付け、口に加える。その顔はまるで、化け物に対峙するような緊張感と、何が起こっても大丈夫だろうといった余裕を足して二で割ったような顔だった。

「君の師匠、アウレオルス=イザードは、もう死んでいるんだ」

今現在昼に近い時間帯、しかも夏真っ盛りの今の時期、空から降り注ぐ日の光や周りのコンテナからの熱で蒸し暑いと感じる筈なのに、その言葉をステイルが口に出した瞬間、背中に氷のナイフを突きつけられたような感覚に襲われ、頬にジワリと冷や汗が流れる。

チラリと、アレスを見る。

両手をぶらりと力なく垂らし、過呼吸だろうと思う位息をし、焦点の合っていない目でステイルをじっと見ていた。

「あ…あな…貴方、が…何を言ったのか…よ…よく、分か、分から…なかったの…ですが…もう…一度…言っ、て、もらって、いい…です…か…?」

ブルブル体を震わせがら言うアレス。自然と、俺の足はアレスから遠ざかる様に勝手に動く。

ステイルはまだ吸い終わらない煙草を地面に落とし、踏みつける。吸っている余裕などないと。

「アウレオルス=イザードは死んだよ。僕が保証する。何故なら、彼は僕の目の前で死んだからね」

それが引き金であり、起爆剤だった。

「ぁ…ぁあ…ぁぁ」

頭を両手で抱え、頭痛に苦しむかのようにアレスは暴れ始める。

「ぁ″ぁ″あ″あ″あ″ア″ア″ア″あ″ア″ぁ″ぁ″ア″ぁ″あ″ぁ″ア″ア″ぁ″あ″!!?!??!」

駄々っ子の様に暴れるアレスに巻きつく鎖はアレスの行動を制限するが、いつ破壊されてもおかしくないような音を鳴らし、鎖と繋がっている大地を揺らす。

「ぐぉ!?せ、拙者を含めた魔術師十人が交代で十日間魔力を込め続け作り上げた鎖が!?」

サルバートが苦渋の顔で握る鎖は、手から流れる血で紅に染まっていた。

おいおい、何が起こってるかさっぱりなんだけど!

「おいステイル!何が起きてるんだ!?錯乱しているにしてはちょっと強烈すぎないか!?」

「『偶像の理論』って知ってるかい?」

突然何の話をしてるんだこいつ!?宗教勧誘か!?

「姿や役割が似ている物同士が互いに影響して、性質・状態・能力も似てくるって言う魔術理論の事を言うんだけどね」

「それが今のこの状況と何の関係があるんだよ!?」

「それと、『聖人』っていう生まれた時から神の子と似たような身体的特徴、魔術的記号を持つ人間が存在する。この二つを照らし合わせると?」

「…まさか」

聖人という神の子と似たような身体的特徴、魔術的記号を持つ人間。偶像の理論。

つまり聖人とは、偶像の理論によって神の子の力を持った人間ということか。

そしてその話を今するという事は…。

「彼女、アレスは、戦を司る神、アレースの力を持った聖人だよ」

ステイルが言い切った直後、鎖が砕ける音が耳に入った。




教えて!草木→フレンダの質問コーナー

垣根「マジで二回連続来やがった…」
フレンダ「別にいいじゃん!」
垣根「けど残念だったな。今回質問ないみたいだぞ」
フレンダ「はあぁぁぁ!?」
垣根「という訳で解散。お疲れ様ー」
\お疲れ様ー!/
フレンダ「え?本当に?ドッキリとかじゃなくて?」
ミサカ「はい、とミサカはスタジオ内を掃除しながら質問に答えます」
フレンダ「私の数少ない出番…」
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