とある魔術の日常?   作:置物

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感想より三点リーダの方がいいのではとあったので修正しました!
感想どしどし待ってます!


二話 夏休み

七月二十日。昨日から一日が経った。

「ふあぁぁぁ」

ベッドから上半身だけ起こして体を伸ばすと、パキパキと背中から音が鳴る。

さて、ついに学生が待ち望む夏休みになったのだが、特にしたいと言ったことはないため、今日一日は課題をやることに専念しようかなぁと課題が置いてある机に目を向けると、いつ崩れてもおかしくないほど積み上げられた課題が見える。

「………」

ついさっき決意したことがもう折れかかってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば冷蔵庫壊れたから買いなおさないとと思い寮を出て第十六学区に来た。

決して課題をやらない口実が見つかってよかったとか思ってない。思ってないヨ?

あと流石は学園都市。冷蔵庫という普通なら十万は超えるであろうものが大きなものから小さなものまで学生が買える値段で売っている。

値段での差がほとんどない為、他の店に負けないように、真空チルドで肉、魚の新鮮さを保ちます!とか、象が踏んでも壊れない上に突然の落雷にも耐えるぞ!等の売り文句が飛び交っている。

「あー、どれもこれもよさ気な感じがするし迷うなぁ」

とか言いつつ象が踏んでも壊れない上に突然の落雷にも耐えるという冷蔵庫に向かって歩いているのは仕方ないと思う。だって壊れた原因落雷だし。

「値段は四万ジャストか…。買いだな」

すみませーんと暇そうに立っていたヤクザとホストを足して二で割ったような雰囲気を持つ、見た目年齢的にアルバイトであろうイケメン店員に話しかける。

「あぁ?チッ、客かよ…」

「そういうことは目の前に客が居ないときに言おうな!?」

「悪いな、俺に常識は通用しねえんだよ」

「え、えぇ~…」

いやいや!せめて今は店員としての常識を持とう!?客がいてこその店だろ!?ん?店があってこその客なのか?

「で、何のようだお客様?」

「態度を改めるつもりはないのかよ…。まぁいっか。あの冷蔵庫が欲しいんだけど」

「ちょっと待ってろ」

そう言ってイケメン店員は奥の方へ歩いていった。走れよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分経つと、イケメン店員は一枚の紙とペンを持って戻ってきた。

「おら、ここにさっさとサインしやがれ」

「ちょっと待ってくれよ!」

なになに……。

「店員さーん」

「あ?」

「これの内容要約したらどういうことですか?」

あ、イケメン店員の額に血管が浮かんだ気が・・・。

「こんぐれぇのことも分かんねぇとか、テメェ、頭大丈夫か?」

「すまん、こう見えて俺は馬鹿だ」

「チッ、説明してやるから耳の穴かっぽじってよく聞けよ」

「へーい」

「とは言ったがだらだら話すのもだるいし、大事な事だけ言うぞ。一つ目、この冷蔵庫は試作品だから保障期間が二ヶ月と短めだ。その期間内に壊れた場合は現金は返すがそれより超えた場合は諦めろ。二つ目、ちょっとした誤作動を起こした場合は自分で直そうとせずこっちに電話しやがれ。最後、この冷蔵庫は能力者の力の一部を使って作られているからもしその能力者が死んだ場合誤作動が起きるかもしれないが、その時も現金は返す、だ。分かったか?」

「オーケー、んじゃあサインするわ」

契約書の下の方にある記入欄に草木陽太と書く。

「陽太ってお前…」

イケメン店員が俺の名前を凝視した後俺の顔を見て、もう一度名前を凝視する。

「ん?俺の名前がどうかしたか?」

イケメン店員はニヤニヤしながら俺に向かってこう言い放った。

「逆から見たら太陽じゃねえか。そんな辛気臭い顔して太陽ってどうよ」

「それは言わないでくれ…。昔からずっと思ってたから…」

俺は小学校の間は夏になると「おい太陽!この日差し何とかしろよ!」と言われ、中学では今のように「名前と顔がギャップありすぎ」と言われたせいで名前について言われるとすごい傷着くようになった。学園都市に来てからは名前について言われることがなくなったから久々に言われるとほんとにやばい。

「お、おう…」

イケメン店員は俺からの負のオーラを感じ取ったのか、二、三歩後退していた。

後に彼はこう語る。

「アイツの後ろから黒い何かが見えたんだ、科学では説明できねぇ何かが。余りのおぞましさに()られるって思っちまった」




七月十九日 午後十一時三十四分 場所は第十七学区のある工場
「おぉ、ようやく来たか未元物質」
「スクールに依頼かと思ったら俺だけ呼びやがって、一体どんな内容なんだ?」
「ハッ、スクールに依頼なんて一言でも言ったかぁ?」
「あ?」
「テメェに用があんだよ未元物質。ちょっくら俺の手伝いしやがれ。依頼料はちゃんと振り込んでやるからよぉ」
「チッ。で、何をすればいいんだ?」
「なぁに簡単な事だ。学園都市Level5第二位の未元物質様にかかればあっという間よ」
「さっさと話しやがれ。今日はオールだったから眠ぃんだよ」
「これだ」
「…?冷蔵庫?」
「ちょっくら未元物質を使って外界から電気の影響を受けない素粒子で冷蔵庫の部品を作ってくれって話だ」
「それだけの為に俺を呼んだのか?」
「あぁ?そうだが何か文句あっか?」
「…」
「依頼料はこんだけだがどうする?」
「引き受けた」
みたいな話があったとかなんとか

*後書きの話はフィクションです。個人、団体名及び物語とは一切関係ありません・・・かも。
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