ハイスクールD×D~混沌より這い寄る過負荷~   作:相川龍雅

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第5箱球磨川禊と堕天使

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『痛いなぁ』『全く、いくら僕がこういった不幸(マイナス)になれているからといってもね』『別に痛くないわけじゃないんだから』『止めてよね』

 

球磨川禊は立ち上がり刺さっていた光の槍を抜き、そして次の瞬間·····球磨川に刺さっていた光の槍とその受けていた傷が無くなっていた。そうまるで最初から『無かったよう』に。

 

「馬鹿な!確かにいぬいたはず!····そうか貴様回復系の神器(セイクリット・ギア)の使い手か」

 

堕天使が光の槍を出現させ再び投げると滅びの力で防がれた。

 

「これ以上は私が許さないわ」

 

「紅髪···そうか貴様はグレモリーの次期当主リアス・グレモリーか。下僕はしっかりとそばに置いておけよ」

 

そういい残し少し気がかりがあるかのような様子を見せて去っていこうとすると

 

『おいおい』『勝手に話を進めるなよ』

 

球磨川禊がそう言った瞬間、堕天使の背中にいくつもの螺子が突き刺さっていた。

 

『まさか』『リアスちゃんと話が終わったから終わりだと思った?』『君が僕より強いから攻撃されないと思った?』『あめぇよ』

 

そのあともいくつもの螺子を投げて、堕天使の体から螺子がいくつも貫通していた。球磨川は不適な笑顔で言った。

 

『が』『その甘さ嫌いじゃない』

 

そう言うと堕天使を貫通していた螺子もそして傷も全て無くなっていた。そこにいた全員が驚き目を疑った。まるで最初から無かったように傷も螺子も消え去ったのだから。

 

『それ、と』『君確か言っていたよね』『回復系のナンチャラって?』『はっはっはっ』『僕がそんなプラスな能力もっているはずないだろ?』『僕は大嘘憑きだぜ』

 

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あの後の事を話そう。堕天使は急いで逃げていった。球磨川に恐怖したのだ。何故ならいきなり、そしていつの間にか螺子が突き刺さり、そしていつの間にかそれがなくなっていたからだ。能力が分からなくなり、そして、まるでいつでもできたような風に感じた。

やはり球磨川禊は転んでもただじゃ起きない。しっかりと堕天使に球磨川禊に対する恐怖を植え付けた。

リアス達はと言うと球磨川に明日、話を聞かせてもらうと言うことでリアスの眷属はそれぞれ帰ったが、リアスは球磨川にイッセーの家に案内を頼んだ。

 

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「球磨川禊って言ったかしら?」

 

『覚えていてくれたんだね』『一瞬惚れそうになったぜ』『危ない、危ない』

 

リアスが球磨川に話しかけると嬉しそうにそんな事を言う。リアスは驚いていた。球磨川に感情があるのだと言うことをさっきまでの球磨川にはまるで薄っぺらいので本物とは言えなかった。しかし、今ここで嬉しがっている球磨川を見て驚いていたのだ。

そして、直ぐに気を取り直して言った。

 

「禊、貴方は一体何者なの?」

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