ハイスクールD×D~混沌より這い寄る過負荷~   作:相川龍雅

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第7箱オカルト研究部に向かう

     

1
 

『さてと』『僕はジャンプを買いにいかなくちゃ』『と言うわけで先に帰ってるよ』

 

禊がそう言ってクラスから出ようとするとイッセーが急いで止めた。

 

「ちょ、ちょっとまてよ!」

 

『うん?』『どうかした?』『イッセーちゃん』

 

「お前忘れたのか?リアス部長との約束!」

 

『え?』『そうだっけ?』『それが本当でも』『僕は悪くない』

 

いつもの球磨川禊らしくヘラヘラとしながら話していた。イッセーはため息をついた。禊にはこういったことをとぼけている。学校でも先生に向かって

 

『先生』『ジャンプ買いにいくから早退しまーす』

 

と平然と言うし、性服を着てこない。初日だけ制服を着てきたが二日目から学ランできていた。先生のみならずこの学園全体で問題児扱いだ。

 

         

2

登校しているときにリアスからイッセーと禊は言われた。

 

「放課後にオカルト研究部来なさい。使いを出すわ」

 

『分かったよ』『リアスちゃん』『また会おう』『明日とか?』

 

「禊はこういう奴なんで気にしないでください。放課後すっか?分かりました」

 

禊はいつも通りヘラヘラしていた。イッセーは若干緊張しながら答えた。リアスは答えを聞くと階段を上っていってしまった。

 

       

3

『うーん』『そう言えば』『そうだったね』

 

禊はそんなことあったなというかのような態度で言った。イッセー呆れたようにため息をついた。

 

『覚えさせられなかった』『リアスちゃんが悪い』『だから』『僕は悪くない』

 

「いや、ただおぼえなかったお前が悪いぞ!?」

 

『いやいや』『いくらリアスちゃんが好きでも』『流石に責任転嫁はよくないぜ』

 

イッセーが禊のセリフに突っ込むと禊は反論してきた。イッセーは心のなかで

 

(責任転嫁ってお前だけには言われたくない!?)

 

そんなやり取りと交わしているとクラスのドアを開けて入ってくる金髪の美少年が来た。彼は木場裕斗でこの学園では王子ともよばれている。

 

「リアス部長の使いで来ました。兵藤君と球磨川君はいるかな?」

 

「それなら俺とこいつだけど」

 

『君は誰かな?』『僕は球磨川禊』『完璧なまでの不完全』『負完全さ』

 

「え?ああ、僕は木場裕斗だよ。よろしく球磨川君」

 

『じゃあね』『また会おう』『明日とか』

 

と言って帰ろうとすると木場とイッセーに止められた。

 

「それは困るよ。部長から君も連れてくるように頼まれたからね」

 

「いくぞ禊!」

 

『全く横暴だぜ』『仕方ない』『イッセーちゃんが怒りそうだしついてくよ』

 

三人が歩いていると回りにいる女子達がひそひそ話が聞こえた。禊は変なことが聞こえないようにするためその時間を『なかった』事にした。そして、オカルト研究部の部室である旧校舎のとある一部屋の前に来た。

 

「ここがオカルト研究部の部室だよ!」

 

そう言った後に木場はノックして入っていった。禊とイッセーもその後についていった。

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