東方念想録   作:紅の赤

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1話 女性・神社にて

「....行きの電車が間もなく到着します」

 

そのアナウンスを聞いた瞬間、氷の入った水をバケツでぶっかけられた時のように震えた

瞬間的だったが夏直近の6月に体験する寒気ではなかった

駅の建物に今入ったばかりで鞄から財布を探り出してその中なら定期を取り出したところだった

まずい、急がないと

鞄に財布を乱雑に突っ込みチャックを素早く閉めて電車が到着するホームに急いで駆け出した

周りを見ると同じように走り出した他校の学生たちがいる、いつもならこんなことにはならずギリギリに乗る人、乗れなかった人を電車の中なら見ていたのだが今回はまさか自分がなるとは....

改札に定期券をいつもの二倍の速さを意識しながら通して目的のホームを目指す

通学のため乗車している電車が通るホームは1番改札から遠い位置にある

50m7秒5のなんとも言えない足に全力を込めて走った

階段を転ばないように一段飛ばしで降りていく、ぷるるるるるるる

電車の発車音が聞こえてなお一層焦せらせる

遅刻なんてしたくない!だって内申書とかにも響く...らしいから

「お前には行きたい大学がないと言うけどいずれ見つかるし、そのために真面目にしておかないといけない」頭の中の先生が場違いにも諭してきた

周りの人にぶつからないように気をつけながら、未だ喋り続ける頭の中の小さな先生を追い出して一気に大股で階段を降り終えて電車の方を向く

朝のラッシュという事で駅員さんが電車の扉の近くに立ち乗客を押し込んでいる

いまならまだ間に合う、安心して目の前の扉に向かって走りだしたが、ぷしゅーとドアは無情にも目の前をふさいでしまった、遅れたお前が悪い、そんなことを電車が行ってきた気がする、説教されたようだ。

扉越しにはサラリーマンや学生たちの背中が見えた。あぁ、いつもならその中でぎゅうぎゅう押されながらドア近くの棒につかまっているのに

そんなことはつゆ知らずと電車は動き出していった。おーい、ここに忘れ物があるぞー、弱々しく嘆きながら電車が見えなくなるまで見送った

 

 

 

「合計469円となります」

朝の通勤ラッシュがやや落ち着き駅が若干静かになったこの頃、僕は駅構内のコンビニに立ち寄った

あの後僕という忘れ物をした電車を見送った後どっと疲れが出てきた

体の穴という穴から出てきた汗をシャツが吸い取りベトベトする、気持ち悪い....

ここまで全速力で走ってきたので、運動不足を自覚していた身にはとてもすぐ回復できなかった、へとへとの体を押しながら歩く

駅の入り口からこのホームまでの何百メートルの全力ダッシュを否定されたようで気持ちも沈んでいる

確かにいつもより出るのが遅かったが報われないのも如何なものか、落胆する

....ちょっと休憩していこう、どうせ遅刻だし

人間の悪い癖で開き直ってしまった、他の人にも多分経験があると思って人間に括ってしまった

いや、それにどうせなら1時間くらいサボるか

先ほどの先生は何処へやら、ふてくされるように駅を後にした

 

レジ袋からジュースを取り出し口に含む、パサパサだった口に潤いが戻る

6月は水無月と言われ旧暦では夏の最後の月に位置する

なにを思って水無月にしたのか、梅雨や突然の通り雨で知られる6月はむしろ水有月が正解なのに....幼い頃からの疑問だった

しかし未だ答えを知らないということは本当はどうでもいいのかもしれない、現代では6月は6月なのだから

そんな梅雨も通り雨も知ったことではないと言わんばかりの快晴

駅前の大きな交差点の人通りはまだ多くこの時間帯からどこに行くのだろう、交差点の横断歩道への歩道を同じペースで歩く斜め前の若い男の人を見る、小さなショルダーカバンを肩にかけて下を向きながら

とぼとぼと自信気なく歩く、何かあったのかすごく聞きたいが背中から発せられる負のオーラのようなものがこれまでの何かを物語らせた

この時間帯にはこんな人がいるのか....首筋の冷や汗がシャツまで流れてそのまま染み込んだ、ぴっぽー、信号の音がかわり人が交差点を渡り始めた

この距離からならギリギリ赤になるかもしれない

疲労感がまだ拭えない体に鞭打って交差点の横断歩道まで走った

暑い、とにかく暑い

暑さ慣れしていない6月の暑さは7月8月の酷暑とはまた違う疲労感が生まれる、手で顔をパタパタと仰ぎ少しでも涼もうと風を送る

交差点を渡り終えて駅周辺の大きなビル街を歩く

ビルなど高い建物が多いので影が歩道のほとんどを覆っていた

先ほどの皮膚に突き刺さるような日差しからは逃れられたもののジメジメとしたいやらしい暑さは健在だった

カッターシャツの第二ボタンあたりをつまみパタパタと汗にまみれた体に風を送り込む

涼みながら歩いていると道ですれ違う人によく見られる、主婦や老人などが多く見られる

当たり前か、普通なら学校だもんな

開き直っているのでそんな目を気にせず歩いていく、お気に入りの場所へ

 

駅から歩いてきて15分、ビル街を南へとまっすぐ歩いていくと古い雑居ビルや商業施設が立ち並ぶようになってきた

使い古されたような灰色のコンクリートが哀愁を漂わせる

かつてここにはおおきなショッピングモールが存在し街の中心街であった、僕もよくここにきて遊んでいた

ここにあったショッピングモールで小学校で使っていたランドセルを買って貰ったし、誕生日プレゼントも買ってもらった

思い返せば思い返すほど思い出がよく出てくる、印象深かったのだろう

しかし今はショッピングモールは跡地となり店が数軒建っているだけ

僕が登下校で利用している駅が工事により大規模になったからだ

駅内は商業施設で充実、目の前の道路も広くなり一丁前の交差点となった

大きくなった駅では大勢の人が賑わい、そこに建物も集まった

ここもまたそんな時代の流れに置いて行かれたのだ

かつての賑わいは消えて閑散としていて数軒の商業施設が立ち並び、生きゆく人は少ない

夏草や 兵どもが 夢の跡

かつて松尾芭蕉が歌った歌で昔合戦の舞台であった場所が今や青々しい草で覆われていた土地を見て読んだ一句

ここまで大袈裟ではないが何か通じるものがあるのではないだろうか

時代の流れ、ときの移り変わり

自分はどうなるのだろう、ふと今の自分に置き換えた

今は漠然とした毎日が流れ、目標は特になくただただ過ごしている日常

心では少しながらの焦燥感が湧き出て何かやらないといけないことはわかっていた、しかし何もできない、何が正解なのかわからない

これが思春期の難解な所なのか進路の答えのない悩みなのか

空を仰ぐと白い飛行機雲が真っ直ぐと晴天の空に一本の線を残していた

あの白い糸を断ち切るように、悩みを吹き飛ばせればいいのに

叶うはずもない難しい十代の悩みの答えは、当分出そうではなかった

 

 

しばらくまっすぐ進むとこれまた一層古そうな建物が立ち並ぶエリアに着いた、ここには人がよく住んでいて友達もここに数人いた

しかし進学して別々の高校に進んだり、中学のときに引っ越したりと今では顔なじみは全くいない

ここのビルの階段はとても急でよく脛に階段の角をぶつけたりしていたものだ

意識して腿上げしなければ脛に痛々しい跡が残ることになる

青い跡を何個も作って友だちと笑いあってたっけ

あのときの僕は、純粋で真っ直ぐだった

今となっては戻れない過去である、学校では友達と固まって話してる内容はそんなピュアボーイとはかけ離れたものだから

ここでその内容はとても言えない、健全な男子高校生達の男同士の会話ということでイメージしてほしい

思い出のビルをぐるっと回ると塀の壁が道を塞ぐ行き止まりが見える

ビルの入り口とは反対の場所でここからビルは壁と窓しか見えない

窓と言ってもベランダではなく普通に想像する大きさの窓だ

着いた、ここにくるのは久しぶりだな

左の好き放題伸びきったツタがフェンスに伸びまくりカーテンのようになっている小さな空き地も変わらずそこにあった

よく見ると手前にこの季節誰が植えたのかわからない紫陽花が空のように透き通った青色の花を咲かせている

さてと向かうか

行き止まりに歩き始める、行き止まりの塀が聳える

聳えると言っても自分よりやや大きいほどで180cmほどである

いかにも長い年月そこで壁というお仕事がされていたのかわかるくらい黒ずんでいた

所々ひび割れていて大きな揺れの際にはとても耐えられそうになかった

その塀の右下隅あたりを見る、マンションの塀と繋がっていて通れそうに無いように....見える

実はよく見ると下の方にぽっかりと穴が空いている、四つん這いになればなんとか通れそうなほどの大きさである

草が伸びていて穴を隠すように生えいているのでよう注意深く見てみないと本当にわからないのだ

僕はカバンをまず穴に押し込んで先に通してから四つん這いになり穴を通る

通る際に雑草が肌に触れてとてもこしょばかった、そして植物臭かった

無地に通り抜けられて立ち上がる、マンションの塀と何かわからない塀に挟まれた小さな砂利道となっている

ざっ、ざっ、と音を立てながら歩き始める

ここをいつから知っているか、子供の頃、たまたま見つけた場所なのである

たまたまそこにいてたまたま見つけてたまたま入って

偶然に偶然が重なった結果なのだ、最近訪れてなくてご無沙汰だった

ここになぜ道があってこの先に建物があるのかわからない

誰か1人くらい知っていてもおかしく無いと思うが、

この先にある建物には子供の頃何度も行ったが誰も人がいない...子供の頃の僕はそれを不思議に思う前にとある感情が湧き出た、こんな壁に隠されたような場所、まるで秘密基地みたいじゃないか!

幼い僕には朝7時からやっていたヒーロー達のテレビの中の活躍に心躍らせていた、そんな時に見つけたその場所はヒーローの基地そのもので僕だけの僕しか知らない僕のための場所だったのだ

今となってはそんな思い込みからあの場所でひたすら遊んでいたことに少しの罪悪感を感じている

はしゃいではいけない場所ではしゃいでしまっていたのだから

そう言えばいつごろを最後に来てないのだろう、記憶が朧げだ、

道を歩く、左右の塀がなくなりいつの間にかフェンスとなっている

フェンスには草が絡まっていて長い年月が経っているのがわかる

フェンスの先には林のように木々が立ち並ぶ

なぜこんなところに木々が立ち並びまるで林のような場所を歩いているのか、わからない

前にネットの地図でここのことを調べたがそれらしき道は見つからず一層ここが不思議に思えるようになってきた、それでも他人に言う気はないけどね

歩いていくと見えてきた、建物

大きな箱が置いてありその上には大きな鈴がついている、和風で箱の奥には数段の階段がありそのまま戸がついている

その戸から左右に縁側のようなスペースが広がり建物を囲うようにつながっている

古来から神聖なる場所として訪ねる人々の願いを聞いてきた日本の建物、名もなき神社だった

 

 

「よいしょっと」

 

賽銭箱の奥の階段に腰を下ろす

みし、という不気味な音をたてやや不安になって立ち上がったが大丈夫そうなのでもう一度やさしく座り直した

鳥の音が聞こえない、風の音さえも聞こえない、静寂が包み込む

昼でさきほどあれだけジメジメとしたいやらしい暑さがあったのにそれさえも感じなくなった、汗もいつの間にか引き謎の心地よさが伝わる

手に持ったレジ袋からコンビニで買ったおにぎりを取り出してそのまま封を開ける

ぴり、とこれまで開けた中で1番大きい音がした気がする、本当に無音だ、不気味なくらい

あたりを見渡しても木々が生い茂り変わったところはなかった

いや、木々が生い茂っているところが変わったところだが

気づいた時には何か数分時が進んでしまっていたようだ、おにぎりを手に持ったままぼーっとしてしまった

ちょっと疲れているのかな?

最近忙しかったからこんな風にゆっくりできなかった、魂が抜けたように階段で力を抜いた

足を伸ばして階段に少し痛いが寝転んだ、階段の角が上手いこと背中を支えてくれた、やっぱり少し痛いけど

そのまま空を仰ぐと青い空に小さな雲がゆっくりと動いていた

雲をこんな風に見るのはいつぶりだろう、なんか感動する

手に持ったおにぎりにかぶりつきながら雲を目で追いかける

シーチキンに一口でたどり着かず海苔と米の調和した味が口に広がる

ぱく、二口目にしてシーチキンが顔をだした

口についたマヨネーズを乱雑に手で拭き取り3口目に入ろうとした時

 

「こんにちは」

 

大人の落ち着いた感じの女性の声だ

僕はその声に咄嗟に反応できず、固まってしまった

ここにはさきほどまでに僕しかいなかったので突如の女性の声に驚いてしまった

なんで?いつここに?

頭の中でクエスチョンマークが飛び交う、ここに来たということはあの砂利道を通ったことになる、砂利道を通れば音が鳴ってしまうから僕でも気づけるはずだ

もとからいたことも考えられる、現に僕は神社の裏側に回っていない

けど人の気配というものはなんとなく感じられるはずだ

さきほどまでに人の気配は感じられなかった

 

「どうしたの?」

 

声の主は僕が固まり続けるのでやや不安にした口調で話しかけてくる

まず話しかけられたのだから返さなくては

体を起こし声の主の方を見た

西洋か和風かわからないが、明らかに普段着として着ないであろうドレスのような服

右手には日傘であろう傘を優雅に持ち、タイプのわからない帽子をかぶっている

その予想を遥か斜めをいく姿に絶句してしまった

こすぷれいやー、と呼ばれる人であるのかはたまた

この衝撃は田舎育ちの僕にはとても耐えられなかった

都会のほうでは流行っているらしいけどまさかこんなところでもやっている方がいるなんて

もう思考がぐちゃぐちゃと鉛筆で擲り書きされるように絡まってきた

また固まった僕をみてか驚かせごめんね、と謝罪しながらこちらに歩み寄る

 

「私は八雲 紫、あなたの名前を聞かせてもらっていいかしら?」

 

八雲....紫、一瞬紫の方の漢字が出なかったがなんとか思い出せた、八雲神社とかそんなのが島根県にあったな、紫はたしかご飯にかけるふりかけのようなものにそんなものがあったような、しかし

八雲なんて結構珍しい苗字だな、初めて聞いた苗字だ

けど僕も人のこと言えない苗字してるけど

かわらずニコニコしている八雲さん、名乗ってもらってたのだから名乗らないといけない、

座っている腰を持ち上げて階段を降りる、賽銭箱を挟むように向き合う形となった

 

「僕は思念 遥と言います....」

 

どうも、小さく頭をさげる、それを見てか八雲さんは手を振って返してくる

なんか気まずい、無言のまま向かい合い見つめあっていたので空を見るように上に視線を逃した

なるべく八雲さんの方を見ないように意識は八雲さんへと向けた

何考えているかわからない人だ、そしてなにより何故ここに来て僕に声をかけたのだろう

僕だって男だ、こんな美人な人に話しかけられたら嬉しいしテンションは上がる

でもそれは状況としては不気味さを漂わせることにもなる

変にガチガチの男に1人に昼の神社で話しかけられるより、今の若い女性に話しかけられる方がよっぽど怖い、自分が漫画やアニメの影響をよく受けているのもあるが目的が読めないのだ

 

「いい眼をしているわね」

 

不意にぽつんと漏らすように言った八雲さんの一言

それでも視線を向けずにただ空を仰いだ

いい眼をしている?普通の家庭に生まれた少し色素の薄い茶色の目だ、ダブルなどでもない自分はいたって普通の日本人の眼をしている

そもそもいい眼をしているってなんだ、アニメみたいじゃないか、

心の中でこの人がどんな人かわかってきた気がする

この格好、この発言

間違いない、痛い人と呼ばれる人達の部類の人だ

 

「ありがとう...ございます」

 

腫れ物を触るような返事をしないようにいつもの感じを装いお礼の言葉を返す

もちろん八雲さんの方は見ていない

風も何も聞こえないこの場では本当に何も聞こえない静寂が包む

この世から音が聞こえた無くなったらこんな感じなんだろう

 

「今日はいきなりでごめんなさいね、でもあなたはいずれ選ばなくてはいけないの、自分の道を」

 

この人は何を言っているのだろうか?、自分の道を選ぶ?頭をひねって考える、多分進路の話かな?

まさか先生と親以外にも、ましてや赤の他人に進路の話をされるとは思ってもなかった

そんなことわかってますよ、と言おうと口を開いたとき八雲さんが

 

「あなたには二つの選択肢がある、力を受け入れて生きるか、力を拒否して生きるか、どちらにしても正解とは言い難いけど、もし力を受け入れる気があるなら歓迎します....遥」

 

その落ち着きつつも気品に満ちた言葉の一つ一つが、僕のこの人への考え方が変わっていた、この人は目的があって僕のところに来た

なにか大事な、大事な何かを伝えに来たのだと

思わず八雲さんの方へ駆け寄り聞いてしまった

 

「力ってなんですか」

 

「あなたはによるあなただけの力です、決断の時が必ずあなたを訪れます、その時にまた会いましょう」

 

「だから力って....」

 

抽象的と言えば良いのか、何か遠回しにされているようで内心イライラが生じてきた、だから口調がやや荒々しくなってしまった

 

「...ってあれ」

 

しかし既にいなかったのだ、その場からまるで瞬間移動したように

僕は片時も八雲さんから視線を外していないので尚更不思議に思った

すーっと冷や汗が頬を伝う、冷や汗が冷たさがいつも以上だ

それを手で拭いあたりを見渡す、神社は八雲さんが現れる前と何も変わらなかった

本当に消えた、目の前からいなくなった

種がわからない手品を始めた見たとき、人はこんな反応をするのだろうか

いや、夢なのかもしれない、けどあれほどリアルな夢が存在するだろうか

そもそも夢なら目覚めても良い頃だ、漫画やアニメ定番の頬をつねって痛みで夢か判別する方法をしてみようか

手で頬の肉を摘んだが、怖くなった、もし痛みが出たらどうするつもりだ?どうもできないがあれをどう考える

つまんだ肉を話す、頬には爪の跡が残りやや赤くなっているだろう

みーんみんみんみんみん、フェードインするように蝉の音が聞こえ始める

今まで音の一つも聞こえなかったのに、頭の中で考えようにも考えられない事が今日ここでは起こりすぎている、いつの間にか生暖かい風も吹いている

突然何故こうなったかわからない、ここから立ち去りたい

頭を抱えようとしたとき右腕の時計が見えた、電子時計で11時前を表示していた、そうだ.....そんなことより学校だ、早く行かないと

カバンを乱雑につかみ今日二度目の徒競走を開始するのだった

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