m(_ _)m
今回の英語についての指摘は、勘忍して下さい。
暦は3月に入った。
E組の面々の、殺せんせー暗殺の
学生にとっては学内では卒業式前の最後のイベントと言うべき、期末テストも終了。
中間試験に続いて、浅野理事長作成のテスト問題。
これは2学期の期末テストでエスカレーター進学の権利を失った生徒からすれば、最後のチャンスだった。
ランキング上位30位以内に入る事が出来れば、その権利を再び得られるという救済措置が設けられていたのたが、結局は その恩恵に与る事が出来た者は居なかった。
「本気出した。け、ど…?」
「応。全部 満点取れなかったのは、何だか結局、
【3学期期末テスト順位表】
1位 赤羽 業 495点
1位 吉良 響 495点
3位 浅野 学秀 473点
4位 竹林 考太郎 440点
5位 磯貝 悠馬 439点
5位 片岡 メグ 439点
7位 奥田 愛美 432点
8位 自 律 425点
9位 神崎 有希子 415点
10位 中村 莉桜 409点
…
41位 寺坂 竜馬 322点
≫≫≫
既に現時点でE組の生徒は全員、少なくとも第2志望校からの合格通知を受け取っていた。
残るは卒業式の後…3月末に合否が発表される、公立高校の結果を待つ者が数名居るだけ。
少なくとも試験、受験勉強は終わっており。
▼▼▼
「「♡♡♡♡♡♡♡〜♪」」
そんな土曜日の椚ヶ丘市の商店街。
受験という鎖から解き放たれ、仲良く お手々繋い歩いている、笑顔な男女が一組。
ざわ…ざわざわざわざわ…
「「???」」
そんな彼等の少し前方にて、異様なざわめきが。
「ちょ…ヤだ…」
「離せよ!」
「あー、わたしたち にほんご、わかりませーんw」
「んで、きみらは えいごが はなせなーい。」
「だから、
「Shit! ●uckin ●sshole!!
I saying Do’nt touch us !!」
それは、大柄な外国人男3人が、2人の日本人少女に絡んでいる光景だった。
ざわざわざわざわ…!
周囲は それなりの人集りだが、外人達の異様な雰囲気に萎縮してか、誰も止めに…助けに入る事が出来ない様子。
「チィッ…!」
ダダダッ…!
「響?!」
それを見たカップルの男の方…響が舌打ちと共に その場に乱入して、3人の中でも一番ガタイの良い、スキンヘッドの男に
「テメー! ウチの
ドガァッ!
「アォウちっ?!」
強烈な飛び蹴りを炸裂させたのだった。
「き、吉良君?」
「吉良っち??」
その登場に、驚きを隠せない、女子2人。
「いきなり何しやがる、このガキ!?」
「そりゃコッチのセリフだ、このタコ!!」
そして この唐突な介入に、3人の内の1人…金髪リーゼントのグラサン男が響に殴り掛かるが、響は その拳を右腕で
ドスッ!…ボギィッ!
ほぼ0距離からアッパー気味の左リバーブローを、相手の肝臓、そして その上の肋骨に突き上げる様に撃ち抜いた。
「ぎゃああぁぁぁぁああッ!!?」
緊急時…そして この様な行いをする者に対しては一切の慈悲を持たぬ響は
そして追撃。
バギィッ!
その男が激痛からか、片膝を地に着いた その顔の高さは、響好みの高さ。
間髪入れず、シャイニング·ケンカキックを顎先に叩き込み、
「A…gagagaga…」
完全ダウンした金髪リーゼントは この顎への攻撃で
「この、クソガキ!!」
そして3人目…長い黒髪を無数の鞭に見立てた如くなドレッドヘアの黒人男の振り落とす様なパンチを躱すと、その儘 この男の肩を掴んで組み付き、
「どっせいッ!」
ドゴォッ!!
豪快な大外刈りを…柔道ルールに於ける、『一本』を取るスタイルで無く、確実に敵を斃す形…背中で無く後頭部を高角度で地面に叩き付ける荒技で投げ付けた。
国内外問わず公式な試合ならば良くて指導、下手をすれば即時反則敗けな危険技である。
「 」
この男も それなりに
「チィッ…ガキが…!」
そして、一番最初に響の飛び蹴りを受けたスキンヘッドの、左目に眼帯を嵌めた、恐らくは外人3人組の中ではリーダー格であろう男が、豪腕を振り響に殴り掛かる。
…ブンッ!
…と見せ掛けて、前蹴りを放つが、
「甘いんだよ、ハゲ!」
「WHAT’s?!」
それは容易に響に見切られてしまい、響は素早く背後に回り込むと、
クィッ…
「 」
即座にチョークスリーパーで絞め落とす。
響が
「渚きゅん…コレが、お手本だよ♪」
3学期初日の、カルマや自分に仕掛けた関節技について言っているのだろうが、渚は今、この場には居ない。
そして時間にして、約20秒。
その僅かな間で、響は この場を収めたのだった。
うぉおおぉぉぉぉおぉぉおお〜!!!
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ…
「凄いぜ、兄ちゃん!」
「お兄さん、強いのね〜?」
そして沸き起こる、歓声と拍手。
「中村ちゃん矢田さん、大丈夫かい?」
「うん…吉良っち…」
「吉良君…ぁ、ありがとう…」
そんな中、響は外国人に絡まれていたクラスメートに声を掛け、
「響っ!」
そこに1テンポ遅れて、響と一緒にいた早乙女晴華も駆け寄ってきた。
「お疲れさん。お手柄だね!」
「応よ。」
労う晴華と、それに応える響。
「「吉良っち〜?」
君〜?」
「ん?」
その様を見た中村と矢田が、少しだけ悪戯めいた笑顔を向けて、響の名を呼び、
「「 (☆∀☆) デート? 彼女サンと、デート?」」
「まぁね。」
中村達も、晴華とは学園祭の時に知り合い、それなりな面識は持っている。
そんな2人を見て、目を輝かせながら聞いてみるも、響は照れも無く、普通に答えてみせる。
「む…予想以上な塩反応…」
中村的にはナギxカヤの様な、テンパり慌てふためいた反応を期待していた様だが、元々が生まれた時から家が隣同士、幼稚園に入る前から吉良家が椚ヶ丘市に引っ越す迄ずっと、一緒に居たのだ。
しかも、きちんと恋人同士として付き合い始めたのは小学5年の時から。
その程度の煽りや冷やかしには、今更 慣れ過ぎていた。
「晴華も4月からは、
4月からは椚ヶ丘学園の高等部に通う晴華。
この日は朝から家族と共に、これから住まうマンション…吉良家から駅2つ離れた場所…の下見に来ており、昼過ぎから響と一緒だったのだ。
「…にしても中村ちゃん、女子が『●sshole』は無いと思うぞ?」
「あはは…勢い?(≧∀≦)ゞ」
「吉良〜っ! 」
「「「「!???」」」」
そして中村が絡まれていた時の言葉使いについて、少し指摘した時、周囲の
「見てたぞ〜? 天下の往来で大乱闘とか、お前は何を考えてる?」
「ゲ…」
「大野…」
「…先生?」
「???」
人混みの中から姿を見せたのは、3-Xの担任の大野。
「吉良、コレだけの暴力沙汰、教師として看過は出来ないな〜?
当然これは、学校にも報告させて貰うぞ。
ま、進学が取り消される可能性も大だから、その辺は覚悟しておけやwww」
「…………………。」
自校生徒の不祥事…しかも普通に見て警察介入待った無しな事案にも拘らず、何が嬉しいのかニヤけた顔で、響に詰め寄る大野。
…実際、大野は響を…いやE組に、元よりだが現在は更に良い感情を持っていなかった。
少なくとも現状、嘗てのE組以下の掃溜め教室と言っても過言で無い、X組の担任に
そのE組…しかも その中心人物の1人が、騒動を起こしたのだ。
大野からすれば今が好機とばかり、嬉々として畳み掛けに来たのだろう。
しかも響は、中等部から高等部へのエスカレーター進学。
当然、他の高校の入試試験は受けていない。
即ち、エスカレーターの権利が取り消されたならば、響は その儘 中学生浪人となってしまう。
E組に…特に響を快く思っていない大野にとっては、その展開は溜飲が下がるに繋がる、喜ばしい展開に他ならない。
「ちょっとアンタ、何を言ってんだい?!」
「え?」
しかし大野は、その御都合展開だけを妄想して、失念していた。
「この兄ちゃんは、コッチの嬢ちゃん達を助けてたんだろうが!」
「どう見ても、正当防衛ですよね?」
「え?何? アンタ、この子達の先生なの?」
「え? いえ…その…」
それは周囲の目。
自分が行動する事による、周囲の反応からの、先に起こる展開である。
自身の嗜好しか頭に入らなかった大野は、それを考えていなかったのだ。
これが場所が椚ヶ丘学園内、且つ響が
しかし、先程に大野が言った通りに この場は天下の往来。
そして響も
「てゆーか お前、このコ等が絡まれていたの、最初から見ていたよな?」
「何?先生?…アンタ、自分トコの生徒が危険な目に晒されていたのに、それ黙って見てたって訳?」
「…で、それを助けに入った こっちの お兄さんには、そういう処分をしようっていう訳なの?」
「お前の学校は、そういうスタイルかよ?!」
「何 考えてんのよ?!」
「とりあえずは お前が真っ先、助けに入る処だろうが!?」
「何やってんだ?!」
「いや、そ、それは、です、ね…」
完全アウェーとなった中、完全に言葉を詰まらせてしまう大野。
「アンタ、名前は? 何処の学校よ?」
「月曜の朝イチ、文句 言っt…いえ、報告してあげるわよ!」
「「一部始終を!」」
「「「「「集団で!」」」」」
「いや…私は…」
近所の
兎に角、自分と学校の名前だけは喋らずに、穏便に この場からの撤退する術を脳内で模索するが、
「椚ヶ丘中等部、」
「3年X組担任、」
「大野先生!…で〜すwww」
「き、貴様等〜〜〜ッ!!?」
それは中村、矢田、響によって無駄な足掻きと終わってしまい、
「成る程 成る程。」
「椚ヶ丘中の、」
「3年X組、」
「大野先生、ね。」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ???!」
完全に詰んでしまう大野。
ウウゥゥウーン…
「「「「!!!?」」」」
そうした中、野次馬の誰かが通報したのだろう…パトカーのサイレン音が近付いて来た。
そして ふと周りを見渡せば、何人もの見物人が、スマホのレンズを自分達に向けている。
全国…下手をしたら全世界拡散の流れである。
「ヤっあバァっ!?
事情聴取とか面倒いから、俺は逃げる!
3人も! 逃げるぞ!!」
「響?」
「吉良君??」
「吉良っち??!」
▼▼▼
…数時間後。
「「「「「「「………………。」」」」」」」
既に日は落ち、灯りが灯る防衛省の1室に、複数人が複雑な表情で入っていた。
「コレは一体、どういう事ですか?」
「お、落ち着け!」
普段の間の抜けた様なニヤケ面の面影は全く無く、頭中に無数の太い
そして それを宥めている烏間。
「………………!!?」
「………。」
その様子に動揺を隠せず、顔を青くして困惑している…この部屋の長なのであろう、役員用の豪華な机に着いている年配の男。
逆に冷静に それを見ている、長い黒髪の、ガッシリした体躯な眼鏡を掛けた男。
「「「……………………………。」」」
そして気不味い顔な…日中に響に倒された3人の外国人。
眼鏡の男の名は、クレイグ·ホウジョウ。
殺せんせー暗殺の依頼を受け、日本に足を運んだ世界最強と謳われる傭兵部隊【群狼】の統括者だ。
そして昼間に響と乱闘した3人も、その【群狼】の一員。
「生徒や その
その者達に顔を向けながら、殺せんせーが この部屋で一番立場の高い、防衛省長官に声を向ける。
「そ、それはだね、超生ぶt
「私の名は『殺せんせー』ですよ、防衛省長官さん。」
殺せんせーの云う契約。
それは
2代目死神がE組生徒の前に現れ、生徒達を自身を殺す為の駒…しかも消耗品同然な捨て駒として利用してきた時、「これ以上、生徒を危険な目には…」と、殺せんせー自らが その日の夜に防衛省に足を運び、要請していたのだ。
この要請を受け入れない…或いは反故した場合、私はアナタ達の前から姿を消します。
…この言葉の前に、防衛省は首を縦に振るしか無く、それは世界中の関係者各位に即座に伝えられた筈だった。
「確かに、私が地球を破壊する確率は限り無くゼロと判明した訳ですが…しかし決して、完全なゼロな訳では無い。
もしも この件を理由として私が身を晦ませたとなると、一体 誰が その最終的な責任を取る事になりますかねぇ?」
「待て、待ってくれ!」
殺せんせーの言葉に、防衛省長官が必死に『待った』を掛け、
「…事前に彼等には事情聴取しましたが、今回の一件は単なる好奇心。
単に殺せんせー、アナタを殺す為に鍛えられた、『殺し屋の卵』に興味が有っただけ…
決して、アナタの生徒を傷付けるのは勿論、
「当然な話です。彼女達は まだ、中学生ですよ?!
しかし それが理由に、なりますか?
そして それで、私が納得するとでも?」
問題を起こした3人の責任者と思われるホウジョウが説明するが、殺せんせーの怒りは鎮まらない。
「それも御尤もな話。…ですから、」
しかし それはホウジョウも理解している様で、そう言うや否や、
ベギィッ!
「Gyaa?!」
ドレッドヘアの男の右膝の
「な?!」
「にゅ!?」
いきなりの戦闘場面に、烏間と殺せんせーも驚愕。
ボギッ!
「AHHHH〜!!?」
そして次の瞬間には金髪リーゼントの男に脇固めを極めて、右肩右肘を破壊。
ず…っ!!
「!!?」
そして残る、スキンヘッドの眼帯男には、その残された方の右眼を何の躊躇も無く、人差し指と中指で突き刺した。
この間、5秒に満たず。
「NO〜〜〜〜〜〜〜〜?!!
My Eye!? My Eye〜?!」
残っていた片目も潰されて、完全に視力を喪った巨漢が夥しく流血する眼を押さえながら、床に転がり悶え打つ。
「E〜Y〜E〜〜〜〜〜〜〜?!!」
「ふん…」
その様を見てホウジョウは
「…見ての通り、この馬鹿者達には、制裁を下しました。
今回のアナタを殺す
ついでに言えば、此等の負傷は もう完全に治る事も無く、今後、我が部隊での活動も不可。
今日の騒ぎ…この
…と、不敵な笑みを溢し、満足気に話し出す。
「「「!!?」」」
それを聞き、3人の男が言葉を失う。
事前に この騒ぎ、超生物の前で
精々が この部屋内にて、5〜6発を貰って終わる程度だと考えていた。
「Just a morment, Boss!?」
「What on earth are you doing?」
「M〜y〜 Eye〜?!」
「Shut your mouth.」
「「「!!???」」」』
それを不服と、3人其々が堪らず声を出すが、対するホウジョウの言葉と、この男が身体全身から放つ殺気に、3人共が その台詞通りに黙り込む。
「…如何ですか、殺せんせー。
コレで手打ちに、して頂けませんか?」
「…分かりました。不本意ですが、納得しましょう。
此処で私が折れないと、アナタは次は、この3人を本当に殺しかねない。」
ホウジョウの言葉に、落ち着きを取り戻したか或いは どん引きしたのか、身体を普段の黄色とした殺せんせーが受け応え。
「フッ…『死神』の言う台詞とは、思えないな。」
「好き勝手に思って下さい…但し今後は本当に、冗談でも今回の様な真似は、絶対に止めて貰えますよ。」
≫≫≫
「待て、タコ。」
「にゅ?」
ホウジョウ達が去った後。
防衛省長官に一言二言、改めて今後は絶対に今日の様な事を起こさないと約束した後、窓から飛び去ろうとした殺せんせーを、烏間が呼び止めた。
「…今回の件については、完全に此方側の落ち度だ。」
ペコ…
「本当に すまない。申し訳無かった。」
「………………。
貴方が頭を下げる必要は有りませんよ、烏間先生。
それよりも…」
「あぁ。
謝罪する烏間に、頭を上げる様に促す殺せんせーの不安点。
それは、今回の響の立ち回りが、ネット等を通じた世への流失。
しかしながら その件については、殺せんせー以上に事を公にしたくないのが世界の各政府で有り、件についてネット等で書き込み、動画投稿した者や それを拡散した者に対しては世界規模の超権力を行使して、火消しに奔走していた。
「吉良君に矢田さん中村さん、それから吉良君を通じて彼のガールフレンドにも、既に口止めは頼んでいる。」
▼▼▼
翌々日の月曜日。
「さて、大野先生?」
「…………。」
朝早々に、理事長室への呼び出しを受けた大野。
「何故、私が貴方を呼び出したかは、理解出来ていますね?」
「……は、はい…。」
凍結したかの笑みで話し掛ける、浅野理事長の問い掛けに、大野も全身が凍り付いたかの様な ぎこち無い口調で答えた。
「理解している…ならば、話は早い。」
スゥ…
そう言うと、浅野は机の引き出しから1枚の紙を取り出し、大野側に向ける様に机の上に置く。
「…!!?」
【解雇通知】
その紙には、そう書かれていた。
「朝から多數の…貴方に対する
今は完全に削除されてるみたいですが、その件に対する動画、私も拝見しましたよ。
結論から言えば、吉良君は正当防衛の お咎め無し。
当たり前ですよね?
寧ろ、
…大野先生? アナタは何故、あの場に居合わせていながら、自分の学校の生徒を助けようとしなかったのですか?
あの外国人3人が怖かった?
まぁ それは、理解の範疇と見ても良いでしょう。
しかし その後、場を収めた吉良君を断罪するなんて、そんな権利を…資格を自分が持っていると思ったのですか?
我関せずとばかりに、生徒を見捨てたアナタが?
彼 彼女等がE組の生徒だから…は既に通用しませんよ?
E組の
彼等は普通に、教師が体を張ってでも守るべき生徒なのですよ?
それがアナタは理解が出来ていませんか?
まぁ…結果、アナタの望み通り、私にも その情報は届きました。
さて…そうした上で、学校が吉良君に何らかの処罰を下した…それが表沙汰になると、世間は我が校に如何なる
そして同時、あの様な態度を取った教諭に対し、何の処罰も下さないのは勿論、甘い処置で終わらせた場合の世の中の反応も、然り…ですよね?」
「ま、待って下さい、理事長! 私は…!!」
「言い訳は不要。
そして敢えて…解雇の理由を付け加えるなら、1月からアナタが担任となったX組。
中間、期末テストを通じて、学年ワースト30を独占してましたよね?…1人だけ、50番代後半でしたが。
今年度のE組の様な、劇的な下剋上と迄は行かずとも、それなりな成果も全く見受けられない。
生徒達は全く成長していない…いえ、アナタが全く成長させていない。
それが、アナタの教師としての力量。
そして そんな無能は、この成績至上の椚ヶ丘には必要としない。
…そういう訳です。
今日は もう帰って貰って…ついでに明日からは もう来なくても構いませんよ。
大丈夫。X組には既に、引き継ぎの先生を用意していますから。
もしも この対処に納得出来ないと言うのならば、訴えて貰っても一向に結構。
そして その時は、法廷で逢いましょう。」
「……??!」
口出しする間を許さない様な、理事長の台詞。
反論しようにも、その歪んだ
≫≫≫
「ふぅ…まぁ、放っておいても大丈夫だとは、思いますがね。」
大野が去った後、理事長はスマホを手に取る。
「あぁ、溝口先生、御世話になっております。椚ヶ丘学園の浅野です。
実は、ですね、斯々然々と言う事が有りまして。
…………………………………………………あぁ、先生も あの動画は御覧になられましたか。
……………………………………………はい。そんな訳で、もしも本当に そうなった場合は弁護の方、宜しく お願いしたいのですが…」
【お·ま·け☆】
矢「ところで…●ssholeって、どういう意味?
ちょっと よく分からなかったんだけど…」
響「知らなくて…知らない方が良い。」
中「調べなくても良いからね!」
矢「????」
イ「あー、それは、おs
響「言わなくて良い!」
中「教えなくて良い!!」