「磯貝からのメール、読んだかい?」
『応。兎に角、動くぞ!』
≫≫≫
マスコミから逃げた後。
E組一同は迅速に動き出した。
旧校舎、対せんせードーム"地の盾"が張られている山、そして対せんせードームを作っているレーザー塔の警備状況等。
「…その気になったら こんな建物6ヶ程度、余裕で秒で跡形も無く ぶっ壊せるんだけどな?」
「吉良君?」
「ぁ…いや、何でも無いよ。」
それ等の現状を、彼等は数人1グループに別れ、調べていた。
▼▼▼
それと同刻。
「怪物を学校に受け入れるって、何を考えているのですか?」
「しかも、
「それでも教育者ですか?」
「理事長、答えて下さい!」
「……………。」
椚ヶ丘学園理事長·浅野學峯は市の教育会館に呼び出され、其処で多数の報道陣の質問責めに遭っていた。
「…あの非常識な存在を学園で雇ったのは、生徒達の教育にプラスとなると判断したからです。
アレが教師として無能ならば、始めから雇ってなんかいませんよ。」
「「「「はぁあっ??!」」」」
それに対する応え。浅野としては紛う事無き本音なのだが、報道陣は それを納得…いや、理解していない。
やれやれ…やってくれる。
手段を選ばないのに不快感は無いが…さて、どうする?
何処か…さしあたり政府辺りに責任転嫁して逃げるのは容易い事だが、今回の
とりあえず彼等とは少し、OHANASHIするとしましょうか。
≫≫≫
『椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高理 事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 理事長最高 椚ヶ丘最高 殺せんせー最高…』
この会見は最終的、報道陣が
「…しかし あの程度の人数を
少しばかりの時間稼ぎにしかならない。
さて…どうしますか、殺せんせー?
どうやら貴方の最後の
場から去って行く報道陣を見ながら、浅野は呟く。
≫≫≫
「おや?」
「…………。」
そして浅野も教育会館を去ろうとした時その出口、彼に鋭い視線を向け、待ち構えている人物が。
「どうしたんだい、浅野
「………………。」
彼の息子、浅野学秀だ。
「一体アナタは、何をやっていたのですか?」
「一体キミは、私が何をやっていた風に見えるかな?」
「…っ!」
浅野(学)の質問に、質問で返す浅野(學)。
「…一体、何なのですか?!
あの殺せんせー?とかいうモンスターは?」
「報道されてた通り、彼がE組の(本当の)担任だよ。
1年前、政府から依頼されてね。
それで教師として有能…と、私が判断したから、椚ヶ丘で教鞭を執る事を許可したのだよ。…私が、政府に対してね。」
「そ、そういう事を言っているんj
「浅野
ニュースで報じられていたレベル止まりだよね?
私が単に、あの超生物に脅されたから、E組の担任とした…とでも本気で思っているのかい?
それは違うよ。簡潔に言えば、彼の存在が私の目指す教育理念に、大いに貢献してくれると思ったからさ。
結果から言えば、貢献し過ぎてくれた…けどね。」
「…???」
「おや? 理解出来てないかい?
彼の教師としてのレベルは、今年度のE組を見たなら、最早 説明不要だろう。
それは私よりも君達…いや、君が一番、実感してるのでは?
私はね、彼が教師としてE組の教卓に立ったなら、E組の生徒の学力は飛躍的に向上する。
しかし それでも、最後は君達、本校舎の皆が その上を行く…叩き潰してくれると期待していたのだけどね?
浅野
それとも これは、殺せんせーに比べて、本校舎の先生達が無能過ぎたから…だから君達が彼等の成長に及ばなかった故の、結果なのかな?」
「………ッ!!?」
「兎に角、だ。あの報道の全てを鵜呑みにするのは、止めておきなさい。
一般人に伝わるニュースなんて結局は、上の都合で捏造したり解釈を曲げて報じられるのが常…というのは、君も理解しているだろう?
さっきも言ったが、少なくとも私は、あの怪物に脅されてなんていないよ。
寧ろ此方がクビや減給を盾に、彼を脅していた側だという自覚すら有る。
解るかい? 私は常に、学園ファーストで動いている。
だから、利用出来るなら怪物でも何でも利用する。
この星や私の命が どうなるかなんて、その次なんだよ。」
「………………。」
「話は終わりだ。…で、これから どうする?
一緒に車で家に帰るかい?」
「結構です!」
▼▼▼
「皆、集まったみたいだな。」
その日の夜。
学校最寄り駅近くのコインパーキングに、E組一同は集合していた。
「皆の偵察を纏めると…」
そして各々が調べた情報を報告し合う。
「バリアの周囲には、隙間無く見張りの人達が配置されてるよ。」
「野次馬、マスコミ、殺し屋、そして僕達E組…
殺せんせーと外部の接触を断ちたいのは、確かだよね。」
「ついでに明日になれば、更に全国から、増援が集結して来るらしいぜ。」
「…と、なると、」
「もう強行突破、一択っしょ?」
「今夜の内に、な!」
「…だね!」
…此処迄 話が進んだ時、黒塗りのワゴン車が6台、E組一同に音も無く近付き…
▼▼▼
「流石だ。御苦労だったな、ホウジョウ。仕事が早く、正確だ。」
防衛省施設に仮設された、破壊生物対策機構日本本部。
「いえ…残念ながら、1人だけ逃げられてしまいましたが…」
「構わんさ。1人だろ? 子供1人だけなら、もう どうしようも出来まいよ。」
その最高責任者の男が、ホウジョウに労いの言葉を掛けた。
僅か一瞬の間。その間にホウジョウ率いる傭兵団【群狼】は あの場に居合わせていたE組一同を拘束して この場迄 攫ったのだ。
「彼等には何が起きたか、説明してやらないとね。
此方の正当性をきちんと伝えないと、我々は只の誘拐犯になってしまう。」
≫≫≫
「此処は…」
一方のE組の面々。
拘束された時の目隠しや手錠も解かれ、窓も何も無い、広い部屋に閉じ込められていた。
「皆、捕まったのか?」
「多分…」
「女子は別の部屋みたいだな。」
「吉良は奴等に肘鉄喰らわせて、逃げたのは見えたけど…」
「それでも この人数を1度に捕まえるって…」
「全く…どんだけな奴等だよ?!」
カチャ…
「「「「!!?」」」」
そんな時、施錠されていた扉が開き、入って来たのは1人の男。
「全員、コレに着替えろ。
10分後、また此処に来る。」
「「「「!!」」」」
パサ…
英語で そう言って白無地のジャージ(
「…だってさ?」
「仕方無いか…皆、此処は素直に、着替えよう。」
「ケッ! 気に入らねぇ!」
イリーナの外国語授業の成果か、今の彼等には男の話した言葉は理解しており、そして仮に逆らっても事態は進展しないと判断したか、言われた通りに着替え始める男子一同。
「…処でさ?」
「ああ、それは実は俺も、気になってたけど…」
「ハハハ…まさか、ね?」
≫≫≫
一方 同じ頃、E組女子達も男子同様に全員が別室に捕らわれ、ジャージに着替える様に促されていたのだが…
「ほら渚! アンタはアッチ向いてな!」
「良〜い? 少しでもコッチ向いたら、殺すからね♡」
「ぅ…は、はぃ…」
「茅野っちもアンタの嫁、きっちり見張っててよね!」
「「 (°Д°;)嫁って何? 嫁って??!」」
「【嫁(よめ)】…本来は『息子の妻』の事を指すが、現在は『自分の妻』という意味でも用いられt
「「違う! そういう意味じゃない!!」」
…何故か其処には、渚も一緒に居た。
▼▼▼
「一体どういう心算だ!!?」
E組生徒を捕らえた事は、即座に烏間にも伝えられていた。
「生徒達を監禁とは、一体 何を考えている?!!」
そして それを聞いた烏間は、直ぐに本部に駆け付け、トップの男に詰め寄る。
グィ…
「…っ??!」
トップの男の胸倉を掴み、修羅の形相で睨み付ける烏間。
その迫力に、男は何も言えなくなる。
「作戦に支障が出るからだよ、Mr.カラスマ。」
「…!?」
「何しろ あのコ達は、色々と探りを入れていたらしいからな。
その行動力だけは、決して侮れない。
…そう言う事だよ。。」
烏間の問い掛け、トップの代わりに答えたのはホウジョウ。
「チィイッ、伝説の殺し屋の次は、伝説の傭兵か!」
「ふふふ…例え面識が無くとも、流石にホウジョウの事は知っていたか。
ああ、そう言えば私も まだ、名乗っていなかったな。
私は今回の作戦、全指揮権を任されていr
「そんなのは どうでも良い!!
とりあえずは彼等に、会わせて貰おうか!」
「…??!」
▼▼▼
「はぁ〜…」
「やれやれだぜ。」
着替えの済んだE組の面々は男女揃って、また全員が別室に移動させられていた。
30人近い人数でも余裕で寛ぐ事が出来る、広い部屋。
勿論 脱走防止の為、部屋の外側からのみ、施錠する仕様に改造されているが。
「やぁ渚ちゃん、久し振り〜www」
「カ〜ル〜マ〜ァ!!?」
「まぁまぁ渚。これでも飲んで、落ち着けっ…て…うぷぷ…」
「杉野も! 無理に笑いを堪えるの、止めてくれる!?」
「いや まさか、マジに女と間違えられて
「「「「だよな〜www」」」」
「〜〜〜〜〜〜!!?」
元々 施設の休憩室として利用されていた この部屋。
人数分以上のロビーチェアが並び、今はE組対応なのか、ジュース等の自動販売機も無料設定となっていた。
「クソっ、こうなったらヤケだ!
遠慮無しに、ガンガン飲んでやる!!」
「応よ!」
「最近はジュースも、クソ高いからな!」
「うわぁ、凄いなぁ…。これ、何本か買い溜めして持って帰りたいなぁ?」
「磯貝君?」
カチャ…
そうした中、扉が開かれる。
「「「「「烏間先生???!」」」」」
「……………。」
入って来たのは烏間。
「やぁ。初めまして、暗殺教室の諸君。
私は此処の…今回の計画の最高責任者。
即ちは君達にとっても最高の上官とも言えr
「烏間先生、どーゆー事っスか?」
「私達を此処から出して!」
「「「「「烏間先生!!!!!」」」」」
「………!!?」
…と、最高責任者の男。
この2人…いや、烏間が顔を見せた途端、生徒達は烏間に自分達の解放を訴える。
「…それは無理な相談だよ。」
「「「はぁぁぁ゙あ゙!!?」」」
それを
「安心したまえ。キミ達の家には既に、
心配しなくても、アレを殺したなら自由にする…卒業式は無事に迎えられるさ。」
「待って下さい!」
「知ってるんでしょ?
殺せんせーが自爆する確率は、0.01パーセント以下だって!」
「もう殺す必要なんて、無いじゃないですか?!」
「ほう?
全く…何処で その情報を、仕入れたのだか…」
宇宙…ISSでの研究結果である、殺せんせー自滅の確率については、研究スタッフ以外では機関上層部の中の…更に極一部でしか知られていない。
殺せんせー暗殺に関しては、最末端のE組生徒が それを知っていた事に、このトップの男は驚きと、そして純粋な感心の感情を目の前の少年達に向けた。
「しかし、だね!」
「「「「「…!!」」」」」
それでも次の瞬間、表情は一変。それは地球を救う立場、その最高責任者の顔となる。
「キミ達はアレが、最先端科学の末に生まれた異形というのも、既に承知なのだろう?
そして科学化学の世界では、ゼロと そうで無いとでは、例え それがミクロの数値だとしても、其処には大きな隔たりが有る。
完全なゼロにならないと…いや、例えゼロでも、既に世の中は納得しないさ。」
「「「「「………………。」」」」」
トップの言葉に、E組の面々は何も言い返せない。
それが正論だと、感情抜きで…自分達が感情で話していると理解しているからだ。
「しかも、だ。ヤツは『人間』だった頃は、恐ろしく残虐な殺し屋だったらしいじゃないか。」
「「「「「「……!!?」」」」」」
「仮に爆発しないとしても、そんな危険な存在を生かしておけば、何をするか分からないだろ?
それに今迄ヤツに殺された人の気持ちも、少しは考えてみたらどうだい?
例えアレが、キミ達を高みに導いた恩師だとしても、それはソレ、これはコレじゃないのかい?」
「「「「「「……………………………。」」」」」」
そしてトップは話していく内に、神妙な表情から上位者が下位者を見下し煽る様な表情へと変化させていく。
「解るかね? 要するにヤツが死ぬという事…それは因果応報の自業自得って奴なのだy」
グシャアッ!!x2
「Ouchi〜??!」
「あのタコを御尤もな正論で語ってんじゃねえぞ 固羅ァ!!」
「先にアンタを殺すわよ!?」
そして全てを話し終える前、寺坂のケンカキックと岡野の錐揉み式ドロップキックが、このトップの顔面に炸裂するのだった。
【駄文:殺Q(ネタバレ注意)】
YouTubeで公開された『殺Q』。
小説のネタになるかと一気観してみたけど、残念だが話が浮かばなかった(笑)
まさか磯貝の制服を、ハーフにする訳にはイカンしーw
先代魔王のキャスティングに、腹筋崩壊www
ラストの魔王城崩壊の場面…その前の描写も手伝ってか、背景の所為で殺せんせーと あぐりサンが、どう見ても夫婦にしか見えんwww
≫≫≫
今年は之にて。良い年の瀬を