今日はやることがないので三話目も投稿しちゃいます。
毎日こうだったらいいのに......
居候発覚
午後の授業も終わり、生徒達が帰り支度を始める。
部活がある生徒は、そちらに向かうのだろう。
そんな中、我らが主人公はというと。
□
「江夏君、またね」
「おう、関さん。また明日〜」
関さん二度と出てこん思ってたけど、出てきたな......
さて、帰ろ帰ろ。
「あら、ヤマト。帰るの?」
「せやで、今日は買いもんしてかなアカンねん。お嬢は部活か?」
「へ〜、ヤマトも買い物とかするのね」
「ほら、買いもんくらいするで。そやないと、飯食わせてもらえへんしな」
「あら?あなた一人暮らしじゃなかった?」
「あぁ、半年ほど前から居候がひとり増えてな。今は二人暮らしやねん」
「そうだったの。......ちなみに、その居候って女性かしら?」
「おう、女やな。それがどうかしたん?」
「へ、へ〜。そうなの」
なんやお嬢が挙動不審やな......
やっぱフラグか?フラグが立ってんのか?
「まぁ、帰り遅なると五月蝿いから、もう帰るわ」
「え、えぇ。また明日」
「う〜い」
さてと、パッと買いもん済まして帰るかね。
———買い物中———
「なかなかええネギが手に入ったで......俺の買いもんスキルも上達したもんや。ただいま〜っと」
「......おかえりにゃー...」
リビングの方からえらく間延びした居候の声がする。
また、あいつ寝とったな。
基本的に猫やし、しゃあないんかな......
しかし、これはまたエロい格好を......ゴクリンコ
けっして顔には出さない、それが大和クオリティ。
この居候、黒歌いうんやけど、半年ほど前に何か悪魔に囲まれとったから助けた。
ほんなら、SS級はぐれ悪魔やってんけど、そうなった理由聞いたら理不尽やったし知り合いの魔王さんに
ほな、懐かれた。以上。
「おう、
「ふぁ〜...ありがとにゃ。ってネギ入ってるのにゃ!猫だからネギはダメだって言ってたにゃ!」
「え〜。みそ汁とかに入れたいやん、ネギ。ってか、お前猫やのうて猫魈やろ?アカンの?」
妖怪やのにネギ食えんとか、貧弱すぎん?
「まぁ、普通の猫とは違って食べるのは問題ないないにゃ。でも、嫌いなのにゃ!」
「好き嫌いはアカン。将来、子どもできた時格好悪いで」
「え?え?こ、子ども?ちょっと気が早すぎるにゃ///もうしばらく二人がいいというか、なんというか......」
「何言うてんねん。例えばの話や。まぁ、俺もしばらくはお前と二人がええわ」
「も、もう、何言ってるにゃ!///」
なにこの可愛い生き物。
襲えいうとんのか?格好もそやし......
いや、我慢や、夜まで我慢や大和......!!!
「どうしたのにゃ?」
「いや、どうもないで。飯つくってくれん?」
あ、飯で思い出した......
「なぁ黒歌?」
「何にゃ?」
「弁当のことなんやけど......」
「っ......」
あ、そっぽ向きよった。
「なぁって」
「つーん」
「え?何?俺が悪いん?」
「悪いにゃ」
えぇ〜...俺なんかした?
昨日...昨日......あ。
「昨日の晩、激しくしすぎて黒歌がお漏r」
「にゃーーー!にゃーーー!!違うにゃ!それじゃないにゃ!」
おっと違ったか。
まぁ、あれは黒歌も喜んでたもんな......
え?ほな何やろ?
う〜〜ん......
「......プリン」
あ。
「冷蔵庫、一番上の棚」
あ。
「......楽しみにしてたのに。一個1000円もする翠屋の限定プリン......」
あぁ〜。
A・RE・KA!
「ちゃうねん黒歌。あれには理由があんねん。そう、あれは昨日の晩のことやった......」
ホワンホワンホワ〜〜ン
———昨晩———
「ふぃ〜、気持ちよかった〜。風呂はええなぁ〜。牛乳、牛乳っと......ん?牛乳がないやと...!?」
くそぅ。黒歌め俺の牛乳にとどめをさしやがったな。
買い置きもあらへんし......
どないしよ......
何かないかな?
ん?
「一番上の棚に隠すようにして、プリンが。しかもこれは、一個1000円もする翠屋の限定プリン!
黒歌のやつ、隠しとったんか...」
べつに隠さんでも言うてくれたら食べへんのに。ペリッ
信用して欲しいもんやで、ホンマに。モグモグ
こんなにも愛してんのに!カラカラ...ぽい
「はぁ〜、明日牛乳買わなな。寝よ」
———回想終了———
「と、いうことがあったんや。許せ」
「ふざけんにゃーーー!」
「おおう、なんやなんや」
「確実に私が隠してるの知ってて食べるてるにゃ!悪意しか感じられないにゃ!」
「せやから謝ってるやん、ごめんちゃい♡」
「謝る気ないのにゃ!せーいをを見せるにゃ!せーいを」
「誠意?わかった。ほな、今日は目一杯可愛がったるから」
「え?///ホント?///って、そんなんじゃごまかされないのにゃ!」
いや、一回それで流されそうになってたやん......
「キレちまったにゃ...こうなったら、力づくでわからせるしかないにゃ......」
「えぇ〜、面倒臭い...どうせ俺勝つやん」
「そ、そんなのわからないにゃ!今の私は怒りに燃える戦士にゃ!金髪になりそうなくらい怒っているのにゃ!」
どこの超野菜人やねん......
そこまで言うんやったら、付き合ったるか。
「しゃーないな。ほな、地下行こか」
「ふん!今に見てるにゃ。今日が江夏家の下克上にゃ!」
———少年妖女、移動中———
我が家の地下には、いつでも身体を動かせるように訓練スペースがある。
ちなみに、かなり広いとだけ言っておこう。
「さぁ、いつでも来るにゃ!かかってこいにゃー!」
うわー、すごいやる気やん......
どうしよかな......
(ヤマト、俺を使うのか?)
(ドライグか。いや、使わんとく。別にどうもないし)
(そうか、たまには使ってくれよ)
(おう、また今度はぐれ悪魔と会うたら使たるわ)
「ほな、いくで〜」
「............」
□
「ほな、いくで〜」
「............」
気の抜けた大和と違い、黒歌は集中して構えを取っている。それほどまでに、二人の力の差は大きい。
今まで、何度も手合わせとして戦闘を行ってきたが一度も黒歌は勝利したことがない。それどころか、本気の大和を見たことがない。
黒歌が集中して大和の出方を伺っていると、大和は黒歌の視界から消えた。
「......っ!?...ど、どこに?」
「後ろやで〜」
大和は一瞬で黒歌の背後に回り込むと、ギュッと黒歌を抱きしめた。
ちなみに、この時大和は素の身体能力で動いている。
「にゃっ!?くっ、離すにゃ!」
「え〜嫌や〜。気持ちええもん」
そう言いながら、黒歌の猫耳に口を近づける。
「あむあむ」
「ひゃあぁぁ〜」
「あむあむ」
「や、やめるにゃ...ちょ、あ...にゃ〜ん!」
ヘタリとその場にしゃがみこんでしまう黒歌。
そう、黒歌は猫耳が弱点なのである。性感帯とも言う。
なんともあっけない決着である。というよりゲスい、さすが大和、ゲスい。
ともあれ、勝負は勝負なので今回も江夏家の下克上は達成されずにおわってしまった。
□
やっぱ黒歌は、耳攻めたらすぐ勝てるな。
俺も楽しいし、一石二鳥っちゅうやつやな!え?違う?
「はぁ〜...負けちゃったにゃん」
「はっはっは!精進せい」
「う〜〜〜〜」
「そんな拗ねんでも、明日休みやし翠屋連れて行ったるから」
しょうがない奴やで、ホンマ。
俺が悪いんやけどな。はっはっは。
「ホントにゃ?」
「おう、いくらでも奢ったる」
「じゃあ、許すにゃ」
なんとチョr......
チョロい奴やな。
「よし、晩飯食おか」
「にゃ。すぐ用意するにゃ」
ん?上に行こうとしたら後ろからつかまれた。
「どないしたん?」
「あ、あの、夜可愛がってくれるのは無しじゃないよにゃ?」
上目遣いの黒歌......very cute......
「黒歌ーーーー!」
「え?ちょ、にゃ〜ん!」
このあとめちゃくちゃ運動した。
晩飯を食いそびれたのは言うまでもない......
うーん。
基本的に大和視点で進めてるけど、三人称で進めて、たまに個人視点を入れた方が読み易いかな?
ちょっと迷ってるので、書き方が不安定になるかもですけどご了承ください。
では、また次話。