やはり俺が元素を回収するのはまちがっている。 作:yoshikei
『早速任務といこうか』
雪ノ下さんにそう言われた俺たちは、混乱した。
「ちょっと待ってください。任務ってまさか、俺たちが元素の回収をしろってことですか!?」
『もちろん。大丈夫、大丈夫。バッグのなかにそのためのものは入ってるから。じゃ、あとは頑張ってねー』
「はぁ!?」
雪ノ下さんはそう言ってエレバイルの通信を切った。
「姉さんがあななたちをこんなことに巻き込んでしまって、本当にごめんなさい」
雪ノ下がそう言って、俺たちに謝った。
「いや、いい。それよりも、早く任務とやらを終わらせるぞ」
「そうだよ、ゆきのん。それにしても、ヒッキーいつもよりやる気出てる?」
「当たり前だ。早く家に帰りたいからな」
俺はそう言って、バッグの中身を全部取り出した。
「たぶん、このエレバイルを付けて使うであろう武器のようなものがひとつ。よく分からないスーツのようなものが一着。変な形をした板が30枚ほど入っている薄い箱が一箱。非常食が3食分。ポカルスエットのはいった500mlのペットボトルが2本。マッ缶が1本。説明書と書いてある冊子が一冊。こんな感じか」
バッグのなかには本当に色々なものが入っていた。俺につづいて、雪ノ下や由比ヶ浜、一色もバッグの中身を取り出しはじめた。
「どうやら、バッグの中身はほとんど一緒のようね。私たちにはMAXコーヒーは入っていなかったけど」
雪ノ下がそう言うと、由比ヶ浜と一色はうんうんとうなずいた。
俺は雪ノ下達がバッグの中身を確認している途中で、説明書に目を通していた。
説明書にはこれらの機器の使い方が書いてあった。
俺たちが回収する必要のある元素はポジ元素というらしい。
エレバイルは通信手段としてだけではなく、元素の回収、回収する元素の検査、バイタルチェックなど様々なことができるようだ。
さらに、エレバイルを付けて使う武器はリアクターエッジといい、変な形をした板(プレパラート)の中に封印してある元素を取り出し、様々な武器の形にすることができるらしい。
プレパラートは、エレバイルで回収したポジ元素をその中に入れておくことができるらしい。どんな原理でそれができるのかは知らない。
「お前らは、説明書を読んでろ。連絡の方法とかもそこに書いてある。読み終わったら、連絡しろ」
「あれ? ヒッキーは?」
「俺はQEXを探してくる」
「QEX?」
「その説明書を読め」
俺はそう言ってエレバイルにQXの場所を表示させ、探しはじめた。
ちなみにQEXとはネガアースの生物にポジ元素が5つ入り、モンスターとなったもののことだ。
俺はエレバイルに従いQEXのいる場所に移動した。
「さてと、エレバイルによるとここから30m位先にいるはずだが……」
案の定見渡すかぎり草原でなにもなかった。
こんにちはyoshikeiです。
そんなこんなで、説明回でした。
今後ともよろしくお願いします。
たぶん次回は、バトル回