やはり俺がSAOにいるのは間違っている    作:gakinaga

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明けましておめでとうございます!!
どうぞ今年もよろしくお願いします。



12話 彼ら彼女らはこうして再会する。 前編

ここは、黒い森の中である。

あたりは、霧だらけで視界は見えずらかった。

そんな中、とある少年は、森の中を走っていた。

ただ走っているというよりは、何者かに追われているかのようだった。

実際、彼の後ろには数十人の陰が見えていた。

彼らはフードを被っていた為、何者かは分からない。

少年は、腕が斬られているせいか、走り辛そうだった。

後ろから追うのは黒ポンチョの男。

不敵な笑みを浮かべ、タガーを手にして追いかける。

 

「おいおい、■■■■いつまで逃げるんだ?」

 

そう言って、短剣を投げつけた。

少年は弾いた。

 

 

 

しかし、少年は倒れこんだ。

恐らく二本の短剣のうち、一本しかはじけてなかったらしい。

そして麻痺毒付きの短剣らしい。

少年は男を睨みながら言った。

 

「■■■、お前正気なのか?」

 

男はタガーを振り上げてこう言った。

 

「残念だぜ、■■■■。数少ない俺の理解者をここで殺してしまうなんてな・・。」

 

「でも恨むなら、テメエの運の無さを恨むこった。あばよ、■■■■」

 

そう言ってタガーを振り下ろしたのであった。

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「・・・・・・・・。」

 

俺は勢いよく起き上がった。

最近、変な夢よく見るな・・・。

まあ、あんな事があったら、仕方ねえか・・。

あれから半年経っただろうか?俺は現在第21層にやって来ている。

攻略は順調とは言えないが、着々と進んでいた。

俺が第一層でやったあれは、どうやら効果があった。

何とか、βテスターとビギナーがうまくやりくりしてるらしい。多分?

何で疑問形なんだよって?

俺、第二層以来、一度も攻略に参加してないんだよ・・・。

おい、何さぼってんだよ!!ってか?

色々と会ったんだよ・・。察しろよ・・。

この話はこの後やるからさ?な?

ちなみにだが、ここでは異名、通り名みたいなものがあるらしい。

アルゴ曰く『キー坊は黒の剣士、アーちゃんは閃光』のようだ。

おいおい、厨二病臭いんだけど・・。

俺は『狂人』だそうだ・・・。

いやいや、まるで戦狂者みたいな通り名やめてくれませんかね・・。

俺はフードを被った。一応こうしておかないと、色々とうるさいからな・・。

向こうでもあるだろ?

スクープとか・・・。

本当まじ個人情報保護法どうなってんだよ・・。

俺は、装備を備えて、扉を開けた。

そして・・・・。

 

「よっ、ハ」

 

思いっきり閉めた。

いやいや、何であいつ俺の居場所知ってんだよ!!

誰にも言ってないんだよ!!

まさかストーカー?ちょっと警察に通報しちゃうぞ!!

って警察なんてなかった・・・。

おかしいよな・・。

女プレーヤーにはハラスメントコードあるのに何で男にはねんだよ!!

すると外からアルゴが

 

「ハッチー、早く開けないとキー坊やアーちゃんに居場所おし」

 

勢いよく扉をあけた俺は

 

「よっよ・・、アルゴ。どうしたんだ?」

 

あまりにも早い変わり身にアルゴは爆笑していた。

 

「ニャハハ、ハッチ―は扱いやすいな。」

 

やっやられた・・。この俺が弄ばれてるだと・・。

くっ、俺としたことが・・。

俺は、分かるようにため息をした。

 

「はあ、で何の様だ。アルゴ・・。」

 

アルゴは引き攣った顔をしながら言った。

 

「実はまたクライアントがな・・。」

「またかよ・・・。」

「で、どうする?また口止め料払うカ?」

「いや、金がもったいない・・。会えばいいんだろ、そいつに・・。」

 

実は、俺はとある人物にアルゴを経由して捜索されている。

始めは、同じパーティを組んでいたキリトやフェンサーさんだと思ったんだが、違うらしい。

て言うか、誰だよ・・・。シンジは金払ってまでこんな事はしないだろうし・・。

 

「そうカ。じゃあ行くゾ」

 

「はあ、今いくのかよ・・。て言うかどこに連れて行かれるんだよ・・。」

 

アルゴはここ一番の笑顔で言った。

 

「行けば、分かるサ。」

 

「せめてクライアントの名前ぐらい教えてくれていいだろ・・。」

 

アルゴは唇に指を当てながら返した。

 

「だから、クライアントから極秘で頼まれてるんだヨ」

 

はあ、もう嫌な予感しかないんだけど・・。

て言うか、今日はクエストこなしたいんだけど・・。

あれ、俺が働きたいだと・・・。

ここでの生活で俺の社畜度が上がってるらしい・・。

嫌だああああああああ!!もうおうち帰りたいいいいいい!!

そのまま地面に座り込む俺。

 

「アホな事考えてないで行くゾ」

 

そう言って、俺を引きずって行くアルゴ。

あの、普通に歩けるので、引きづらないでくれます?

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俺とアルゴが着いた先は、何かレストランぽい所だった。

見たい目は、二階建てになっていて、入口の上にはサキサキカフェと書いてあった。

サキサキカフェって何だよ・・・。もっとあるだろ・・。

アルゴはお構いなしと言わんばかり中に入って行った。

俺もアルゴの後を追って中に入った。

内装は全体普通であり、周囲にはテーブルがいくつかあった。

何と言うか、向こうで言うレストランって奴か?

奥から聞きなれた声が聞こえてきた。

 

「おい、遅かったやないか?アルゴ」

 

カウンター席でぐったりしているシンジが居た。

 

「悪い、ハッチ―を探すのに、戸惑ってナ」

 

アルゴは近くにあった椅子に座り込んだ。

俺はとりあえず挨拶だけ済ます事にした。

 

「生きてたんだな、お前」

「開口一番にそれはないやろ・・・。ハチマン」

 

シンジは片手に本らしきものを持っていた。

 

「何か月ぶりや・・・。」

 

「色々と会ってあんま日付とか気にしてる余裕なんてなかったからな」

 

そう、本当色々とありすぎて正直どうすればいいか分からないレベルだ。

シンジは、少し暗い表情を一変させた。

 

「あの話はもうやめようや。それよりクライアントはまだか?」

 

「何、お前も呼び出されたのか?」

 

シンジは少し頷いた。

アルゴはメッセージーを確認していた。

 

「まあ、そう焦るな。もう少しらしイ」

 

「いやあ、もう少しってな・・。1時間ここで待たせされてる身になって欲しいぜ・・。」

 

ちなみに、ここはとあるギルドによって営まれてるらしい。

そして、SAOでは『アンクラッドの天使』と呼ばれているウェイーターがいるらしい。

そのせいか、ここは常に兵士たちの憩いの場となっているらしい。

おいおい、お前ら、天使は戸塚と小町だけだぞ!!常識外れども!!

つうか、何で今は営業してねんだよ・・。

平日だぞ・・・。みんな今日は世間は働いているんだぞ!!

 

「何か、全員でレベリング行ってるらしいで?」

 

あの・・・。最近俺、心読まれすぎない?

何で分かるの?怖いんだけど、後怖い。

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そこには負けられない闘いがある。

人生には、一度は負けられない時があるようだ。

それは、大学受験や入社試験で言えるだろう。

だが、それだけではない。

人間なぜかプライドが高い故、直ぐに挑発に乗って争いを始めるのだ。

かつてプロイセンでビスマルクはこれを利用してフランスに戦争を仕掛けたのであった。

まあ、某うちの部長みたいなかなりの負けず嫌いもいるがな・・・。

しかし、俺はそいつらとは違う!!

何故なら、媚びるときはプライドを捨てて全力で媚びること、それが俺のプライドだから。

負ける事に関して、俺は最強だ。

だから最悪俺が本気出せば土下座も靴舐めも余裕でできる。

カッコ悪いぞって?そうですか・・・。

だが、ここでは絶対に負けるわけには行かない・・。

なぜなら・・・・・

 

「ほう、ハチマンなかなかやな。だが勝つのは俺や・・。」

 

「フフフ残念、勝つのはオレッチだけどナ。」

 

「ほう、じゃあいよいよ決着といこうじゃねえか・・。」

 

傍から見れば、異様な雰囲気に見えるだろう・・。

何せ丸テーブルの周りに座る三人。

そして・・・。

 

「はい、UNOや!!!!」

 

テーブルにビシッと置くシンジ

 

「じゃあ、オレッチはドロツー!!U・N・O!!」

 

不敵な笑みを浮かべるアルゴ

 

「何だと・・・・。くそ」

 

2枚、山束から取る俺・・。

おう、これは負けたな・・。

 

そう、俺達はUNOをやっていたのであった。

しかも、賭け有と言うルール。

ちなみにだが、賭けとはドベが一位にラーメンを奢るという事らしい。

なぜラーメンかって?最近近くにラーメン店天下〇品と言うらしい・・。

おいおい、特許取ってないよね?これいいの?

まあ、ここの世界ではそもそも特許とかないだよね・・。

本屋で明らかにナ〇トっぽいストーリーとかワン〇ースに明らかに酷似しているキャラが登場するラノベとかが出版されてる。

ここでは、娯楽がすくないせいか・・。突っ込むどころか買う人が多いらしい・・。

 

先ほどドロツーは響いたみたいだ・・。

結局俺はシンジにラーメンを奢る事になった。

そして、心の中で某つんつん頭の迷台詞を吐くのであった。

 

「不幸だ・・・。」

 

すると、後ろからドアが開いた音がした。

そして大声でただいまと聞こえてきた。

声を聞いた限り若い女性だな・・。

それも、結構頭悪そうな声だな・・。

アホと言えば、あいつら元気にしてるかな?

あれ、俺が他人の心配だと・・・。

大分、この世界に浸食されてるな・・。

 

「あっ、お客さん来てたんだ!!」

 

うるせえええ。

一々声でけえ・・。

そしてその人物は俺達の机に向かってきて俺達の目の前にやってきた。

 

「いらっしゃいませ!!サキサキカフェへよう・・・・。」

 

目の前に立っている人物は俺達の顔を見るとフリーズなさった。

おい、どうした・・。まさか

『あの・・。キモいんで。出て行ってもらえます・・。』

とか言われないよね・・・。

泣くよ・・。

ウェイターさんは明るい茶髪に短いスカートを履いており、ピンク色のエプロンを上から着ていた。

おーー、大きそうだな・・。

えっ、どこがって?ハチマン、シラナイ。

にしても由比ガ浜そっくりなNPCだな・・。

おいおい、茅場まさかこんなのが趣味かよ・・。

そのウェイターは顔を紅潮させ身体震わせながら、俺達を指さして叫んだ。

 

「なっ、何でヒッキ―とナックンがいるのおおおおおおおおおおお!!」

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「なっ、何でヒッキ―とナックンがいるのおおおおおおおおおおお!!」

 

 

えっ、どういう事?えっ、でもまさか・・・。

俺は隣にいる中川の方を向いた。

中川も少し驚いた表情をしていた。

しかし、この高い声、そして感情豊富な様子からして俺の知っている奴では一人しかいない。

 

「おっお前、ゆっ由比ガ浜か・・・?」

 

すると、由比ガ浜らしき人物はいきなり俺たちに方に走ってきて片腕を俺の首の後ろにもう片方を中川の首の後ろに回し

正面から抱き着いてきた。

 

「おい・・。」

 

反射的に引きはがそうとした俺だが、由比ガ浜はそれ以上に力強く抱き締めてきた為、諦めた。

由比ガ浜の顔は見えなかったが、震えながら小声で呟いていた。

 

「良かった・・。良かった」

 

そう何度も呟いていた。

シンジは、まんざらでもなさそう顔をして少し暖かい目で由比ガ浜を見ていた。

しばらくして、落ち着きを取り戻したのか。由比ガ浜は俺たちから離れた。

目を擦って涙を拭き取ったが、少し赤く腫れていた。

由比ガ浜からは今までどうして生き延びたのかを聞いたのだが、こいつそれなり苦労したのだなと感じた。

しかし、一つだけ疑問が生じた。ナーブギアはそこそこ高いのだが、一体どこで手に入れたのだろう。

そう聞くと、由比ガ浜は顎に指を当てて、何か思い出したかのような顔をするといつも通りの笑顔で答えた。

 

「平塚先生が、結婚式に出席して当てたんだけど・・。一人じゃ出来ないからって・・・。」

 

おう、察してしまった。前も同じようなことが・・。

なぜだか、平塚先生のどうでもいいことにおいて運がいいのは偶然なのだろうか。

もう、誰か貰ってやってよ・・。

中川は苦笑いしながら、手元の本に目を移した。

 

「でも、何か複雑な気持ちだな・・。」

 

「ヒッキーやナックンに会えたのは嬉しいけど・・。」

 

再会の喜びとは反面に、恐らくここで会うという事はこれからも何があるか分からないそんな複雑な思いに駆られているのだろうか。

由比ガ浜は少し表情を暗くした。しかし、そんな自分に気が付いたのか。由比ガ浜はわざとらしいが、無理やり明るい表情をした。

そんな彼女を見て俺はやっぱり彼女らしいと思った。

シンジは何か思い出したかの顔して俺に話しかけた。

 

「そういや、アンクラッドの天使って誰なんやろうな?」

 

あ、確かにアンクラッドの天使って誰なんだろうな。

さすがにこいつではないのは確かだな。

 

「アルゴ、何か知らないか?」

 

アルゴは何言ってるのこいつらみたいな顔をしながら、とある方角を指さしながら言った。

 

「いるじゃん、お前らの目の前二・・。」

 

その指刺された方角に由比ガ浜・・。

いやいや、何言っての?こいつ。

シンジは馬鹿にするような口調で返した。

 

「お前な、こいつが天使な訳ないやろ?」

 

俺たちは、由比ガ浜に同意を求めようと振り返ると、何故か俺たちから目線を逸らす由比ガ浜。

あれれれ・・。おっかしいいな?

 

「マジで?」

「マジだって言ってるジャン」

 

シンジはいきなり立ち上がって

 

「はああああ、こいつが?天使?いやいや絶対ないって。むしろ人をあの世にデリバリーする悪魔だぞ!!」

 

すると、由比ガ浜も頬を膨らませて

 

「ちょっとひどくない!!私だってちゃんと皆癒してるんだからね!!」

 

「なるほど、癒されたと思ったら気づいたらゲームオーバーしてたと、やっぱお前悪魔じゃん」

 

シンジに攻撃を喰らい、すげー泣きそうなんだけど・・。

にしても、こいつここに来て少しあざとくなってないか・・。

腰に手を当てたり・・・。やめよう・・。これ以上入っていけない気がした。

 

「まあ、由比ガ浜だしな。仕方ないな」

 

今度は俺の言葉が気に食わなかったのか、俺のほうに向いて

 

「ちょっと、ヒッキーそれどういう意味!!」

 

まあ、よく分かった。ここにいる奴の煩悩の多さが。

大体、こいつに惚れているということは、あそこしかないよな・・。

ほら、べっ別に俺は興味ないからな!!キョニュウッテナニ?ハチマンシラナイ。

俺の視線にシンジも気づいたのか?少し納得したような顔をして今度は意地悪そうな顔をして

 

「ほうほう、ハチマンはそこに興味がおありだったんですね・・。」

 

「ハッチーも男の子なんだな、ニャハハッハ」

 

由比ガ浜は二人の言ってる事が分からかったようで、首を傾げていたが、俺の目線に気づき、そして顔を真っ赤にさせて拳に力を入れ

 

「ヒッキーの変態!!!」

 

この後、俺に奥の壁まで加速運動したのは言うまでもない。

こいつ意外と力あるんだな・・。

拝啓、親父殿

 

やっぱり、天使は戸塚と小町で十分だと思いました まる

 

まあ、そんなかんな馬鹿騒ぎをしていると、奥から人がやってきた。

そいつは由比ガ浜とは色は違うが同じデザインのエプロンをかけた人がやってきた。

髪の毛は少し青っぽく、ポニーテールで、少しヤンキーっぽい人だが、どこかで?

 

「由比ガ浜、うるさい・・・。」

 

うわああ、お前たちのせいであの人めちゃくちゃ機嫌悪いんだけど・・。

由比ガ浜は少し申し訳なさそうな顔をしながら、その人に謝った。

 

「あっ、ごめんね?」

 

その人は少しため息をつき、俺たちの方を向いた。

 

「悪かったね?で注・・・・。なっなな・・。」

 

ありゃ、フリーズなさったぞ・・。

それも顔を紅潮させてまっせ!!

俺の顔何かついてんの・・・。

 

「何これ、デジャブ?」

 

中川の反応に少し納得してしまった俺・・。

そう言えば、由比ガ浜の時も・・。

本当、由比ガ浜と言いこの人と言い俺の顔を何でフリーズなさるのでしょうかね?

ハチマン、フシギ?

 

「あっあんた達ここにいたのね・・・。」

 

その人、深呼吸をしてキリッとした表情に戻して話しかけてきたのだが・・。

誰???

ていうか、あんたたちとは一体誰の事でしょうか?

いやあ、どっかで見たことはある気がするだが・・。

・・・・・・・・・。

ダメだ。思い出せん・・・。

さて、ここで皆にハチマンクイズ!!

こういう時はどうする?

1諦める

2諦める

3諦める

ど~~~れだ?

そんな感じで脳内クイズをしていると、中川に肩を組まれそのまま俺たちは後ろに振り返った。

すると中川が小声で話しかけてきた。

 

「おい、あの人誰?」

「いや、知らねえよ。」

「えっ、でもあなたたちって言ってたんだけど・・。お前の知り合いなんだろ!!そうだと言え!!言わなきゃ殺すぞ!!」

「いや、意味わかんないから・・。ていうかあなた達の時点でお前も含まれてると思うんだけどな・・。」

 

意味わからねえよ・・・。最後らへんほとんど押しつけだよな・・・。

 

「はあっ!!俺があんなヤンキーっぽい人と知り合いなわけねえだろ!!」

「声出すなよ!!聞こえるだろうが・・。」

 

「二人とも声完全に出てるからね!!」

 

まじで・・。由比ガ浜の突っ込みで俺たちは後ろを振り返ると・・。

ダメだ・・。顔めちゃくちゃ真っ赤・・。死んだな俺たち・・。

 

「あーーの・・。どちら様・・。いや、おっ久しぶりだな!!なあ比企谷!!」

「そうだな。よく覚えてないけど、久しぶりだな!!」

 

「それ、挨拶になってないからね!!」

 

お~~~~い、由比ガ浜さんや。

そこは突っ込まなくっていいと思うんですよ・・。

ほら、さっきからもう真っ赤になってるじゃん・・。

 

「おい、やべ~~よ。そろそろ思い出さねえと俺たち命ないぞ・・。」

「こうなったら仕方ねえな」

 

そう、こうなったら、ヘルプを求めよう。

アルゴに視線を向けたのだが・・・。

あれ、あいついねえぞ・・・。

逃げやがった・・。

俺たちは視線を合わせた。

 

「こうなったら仕方ない・・。自力で思い出すでえ・・。で誰だっけ・・。」

「俺にふるなよ・・。つうか、もうこうなったら直接聞いたほうが早くね・・。」

「いや無理だろ!!だってあの人フルスイングで知り合い顔で話しかけてきたんだぞ・・。もうこうなったら仕方あらへん。高杉さんでいいだろ」

「いや、そっち方が絶対失礼だろ・・。ていうか誰だよ?高杉さんって」

「じゃあ、佐藤さん?ほら日本一番多いし・・。」

「理由がもういろいろとおかしいだろ・・。」

 

そんなやり取りを聞いていたその人はわざとせき込み始めた。

 

「ゴホ、ゴホ。川崎、ゲホゲホ沙希ゴホゴホ」

 

そんな彼女を見てられなかった俺たちはもう一度肩を組み、振り返った。

 

「え、何がしたいの、あの人?」

「何かわざとらしく咳き込んでたな・・。ヒントっぽいの出してたな・・。」

「何か言ってたか?」

「かりなんとかさんやったような、なかったような」

「もう一度聞いてみるか」

 

もう一度振り返った。

→もう一度お願い!!とアイコンタクトを送った。

 

「ゴホゴホ、川崎、ゴホゴホ沙希ゴホあんた達とゲホゲホ同じクラスゲホゲホ」

 

通じたぞ・・。俺のアイコンタクトが通じただと・・。

すると中川も同じようにせき込み始めた。

 

「ゲホゲホ何やってゲホゲホもう一度ゲホゲホ」

「だ~~からゲホゲホ、川崎沙希ゲホゲホあんた達と同じゴホゴホクラスゲホゲホ」

 

「もう普通に会話したら!!」

 

見るに耐えかねた由比ガ浜が突っ込んだ。

まあな、これ他人が見たら、不気味だもんな・・。

理解した顔をした中川は

 

「あ~~はいはい。同じクラスの川崎さんね?で、誰だよ。」

「さあ?」

 

俺に振るなよ・・。大体この人本当まじで誰?

すると由比ガ浜が、突っ込みだした。

 

「結局、覚えてないし!!最低だよ、この二人!!」

「ほら、弟の大志君が依頼で来たじゃん!!」

 

あ~~、いたな・・・。

確か、姉が遅くなっても帰ってこないから調査してほしいって奴だっけ・・。

 

「そう言えば、そんな事あったなあ・・・。」

 

どうやら中川も思い出したらしい。

これにて一件落着ということで!!

としたい所だが・・・。気まずい・・。

さっきから俯いたままなんですよ・・。

 

「サキサキ、どうしたの?」

 

由比ガ浜の声ではっとした川崎さんは一度深呼吸をすると、俺たちのほうに向いて笑顔で言った。

 

「注文どうする?あの時は世話なったから、今回特別にタダでいいよ」

 

いつも周囲の人には絶対見せないだろうそんな笑顔に少しドキッとした。

由比ガ浜も少し笑い、それにつられて中川も笑う。

俺は以前ここは全て虚像そう思っていたが、案外そうでもないらしい。

確かにここにある景色、物などはプログラムの一部である。

しかしここにある温もりは決してプログラムではできない。

きっと残酷な幻想なのかもしれないし、恐ろしい嘘なのかもしれない。

俺は欺瞞に満ちた友情などは真っ平御免だ。

でも、もしだ。もしこの温もりが本物なのであれば・・。

いや、よそう。今は少しでもこの温もりを堪能しよう。

 

結論を言おう。やはり俺がこのゲームにいるのは間違っている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シンジ  「はーーい、オマケコーナーでーすー!!

     そして明けましておめでとう!!」

ハチマン 「これ、まだ続いてたんだな・・・。」

シンジ  「まあ、ぶっちゃけ行稼ぎだけど?」

ハチマン 「おい、ぶっちゃけたら駄目だろ」

シンジ  「別によくね?関西弁擬き使うのだるいんだよな!!」

ハチマン 「お前なあ・・・。」

シンジ  「つうわけで、今日のゲストは・・・。」

 

三秒沈黙

 

ハチマン 「どうしたん。」

シンジ  「いないってわけでまーーた次回!!」

ハチマン 「あっ、そうなの。ほんじゃ、お疲れ様でした。」

 

アスナ  「ちょっと待ちなさい!!」

     「終わってないわよ?」

シンジ  「あっ、いたの?」

アスナ  「はっ??」

ハチマン 「悪い、気づかなかった。いつからいたんだよ。」

アスナ  「えっ?さっきからここにいたわよ!」

シンジ  「と言うわけ、次回もお楽しみに!!」

アスナ  「何で本人いること確認して終わろうとしてるの!!」

ハチマン 「いや、もう帰りたいんだけど・・・。」

アスナ  「はい、そこ、うるさい!!」

シンジ  「えー、だってよ。アスナ面倒くさいだもん!!」

アスナ  「あー、はいはい。そうですか!そう言うこと言いますか!私のせいなのね!!分かりましたよ、勝手に終わば!!(`ヘ´)」

シンハチ 「うわ、面倒くせ・・・・。」

アスナ  「なっ、ふーーんだ。」

シンジ  「あーあー、ハチマンのせいで、拗ねちゃった。」

ハチマン 「いや、とどめ指したのお前だろ。」

シンジ  「あー、もー、分かった分かった。やればいいんだろ。やれば。」

ハチマン 「やりますか。」

シンジ  「と言うわけでオマケコーナーでーす!!今日のゲストは最近ちょっと出番なくて一応ボッチの結城さんでーす!!」

アスナ  「君たちに言われたくないんだけど・・・。特にハチマンくんには」

ハチマン 「何でそこで俺が出てくるの?」

     「いや、間違ってないだけどさあ。」

シンジ  おいおい、こいつ一緒にしないでもらいたいねえ。俺だっていたからな?友達くらい?としおって奴?」

ハチマン 「いや、どうでもいいんだけど」

シンジ  「まあ聞けって。」

アスナ  「私少し気になるな?」

ハチマン 「え、まじで。」

シンジ  「実はな、昔としおって奴と友達でな。何かいつも顔真っ白でな、よくわからんがすげー面白い奴なんだ!!

ハチマン 「肌白いって何?幽霊なの。」

シンジ  「である時、そいつずっと引っ越し屋のトラックを乗りたそうにしててな。乗せてやったんや。」

アスナ  「へー。」

シンジ  「そしたら、トラックそのまま出てもうてな、としお君ごとってその話じゃなくて・・。」

アスナ  「何があったの!!一体何がトシオ君どうなったの!!」

シンジ  「はい、じゃあみんなお待ちかねのNG集で~~す!!」

ハチアス 「どうぞ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

NG集

『プレイヤー諸君はすでにメインメニューにあるログアウトボタンが消滅していることに気付いてきると思う。

しかしゲームの不具合ではない。繰り返す。これはゲームの不具合ではなく、《ソードアート・オンライン》本来の仕様である』

「なんやと・・・。」

『それでは、最後に、諸君にとってこの世界が唯一の現実であるという証拠を見せよう。

証拠のアイテムストレージに、私からのプレゼントを用意してある。確認してくれ給え』

「ふざけるな!!」

「ここから出してくれえ!!」

『ちょっと昌彦何してるの!!』

「・・・・・。」

『母さん、ちょっとうるさいなあ。今いいとこだから!!』

『いつもいつもパソコンパソコンばっかで母さんあなたをそんな風に育てた覚えは有りません!!早く片付けなさい!!本当何で大学出たと思ったら、こんな物ばっかり』

「おっお母さん・・。」

「えっ・・・。」

『母さんは黙ってくれ!!大体大学大学うるさいなあ。母さんの俺の何がわかるんだ!!もういいやめてやるうううう』

『ちょっとどこ行くんだい!!』

 

こうして茅場はSAOを放棄し、人質は解放されるのであった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シンジ 「チャンチャン。いやあいい話やったな」

ハチマン「そうだな・・・。」

アスナ 「そうだったわね・・。」

シンジ 「と言うわけで、今年も」

一同  「よろしくお願いします!!」

 

 

 

 

 

 

 




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