雪のように白く、美しく ~like snow~ 作:海童(ワダツミ)
なんとか連日で投稿できてます。クオリティは落ちてる気がしますが。
そんなわけで、どうぞ。(実質的に9話の続きですね)
保健室内に静寂が走る。しかし、その空気はすぐに破られることとなる。部屋に山田教諭が入ってくる。
「織斑先生、大変です! フランスにて未確認機の襲撃を受けたとの報告、救援が来ています!」
「…………嘘でしょ?」
シャルロットは呆然としている。いくら自分を売った場所とはいえ、生まれた場所であることにかわりはなく、多少の思い入れはあるのだろう。
「ちぃ……まるで仕組まれてるかのように! 専用機持ちに告ぐ、今から支援に迎え!」
――――――――――――――――――――――――
フランス、デュノア社。
「…………所詮この程度か。イギリスの時といい、代表や候補生でなければ相手にもならないな。やっぱISを兵器としてでなく単なる女性ステータスやファッションとかとして見てるってことか。――――――――――余計に虫酸が走る。」
すでにそこは戦いの終わった場所であった。ボロボロになった大地、粉々になったラファール・リヴァイヴだったもの、辺りに散らばる火の粉、気絶しているだけの操縦者。
やはり辺りに血痕などはなく、本当にISだけを破壊している。
「……待ちなさい! あなたはこんなことしていいと思ってるの!?」
地面に倒れこんでいたうちの一人が起き上がる。
「……? 逆によくないとわかってながら行動するやつなんているのか?」
「ふざけてるの!?」
「ふざけてなんかないさ。…………そもそも、ISを託されている身でたった一機にいいようにやられてる時点で恥を知りな。」
刀魔はライフルを構え、発砲した。ビームは女性のすぐ横を掠める。それのせいで、女性は気絶した。
「いた! ………!? この前見た機体じゃない!」
IS学園の専用機持ちが現場についた。そこにいたのは、両肩、太ももに黒いブースターをつけた全身装甲だった。しかし、前に見た機体と同じく、V字のアンテナは変わっていない。
「…………刀魔なのか!?」
一夏が声をかける。
「――――またあったな、一夏。自分を見つけることはできたか?」
「…………」
一夏は苦虫を噛み潰したような顔をする。それを見て、刀魔も理解する。
「…………そうか。なら、今の自分がどんな風に扱われてるかはわかったか?」
「――――ああ。どうやら俺に対して何か隠してることがあるらしい。――――でも! それとこれは別だ! なんでこんなことをするんだ!」
一夏が雪片を構える。
「決まっているさ。この世界を狂わせた根元を絶つ、それだけだ!」
刀魔もライフル……アクセラレートライフルを構える。
「一夏、いつまでそいつと話をしている! そいつは犯罪者だぞ!」
「そうよ一夏! ここでこいつを倒して、これ以上被害がでないようにするわよ!」
それぞれが武器を構える。
「7対1か。……それでも、お前らじゃ勝てねぇよ。」
「皆、作戦通りにいくぞ!」
ここに戦いの火蓋が切って落とされた。
作戦=チェルシーの入れ知恵。
どんな作戦かは次回に期待してください。
あと補足で、7人は一夏、箒、セシリア、鈴、シャル、ラウラ、簪の一年組です。なんで楯無さん入ってないかって?作者の都合。8人もいたらさすがにオーバーキル過ぎませんかね。(既に10機を相手したやつが何を言う)
それと今回特に書いてませんが、ジェナミスの登場です!外見はガンダムジェナミス01(宇宙仕様)です。
やっぱ一夏と刀魔仲良すぎかな………ちょっと反省。
あと、フランスに他意はありません。何となくです。(なおタチが悪い)