雪のように白く、美しく ~like snow~   作:海童(ワダツミ)

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こんばんは。海童です。
何だかんだで2週間はたったんですね、第一話投降してから。なお、どんどんクオリティが下がってる気がしないでもない………
ま、まぁ読めるし?(震え)

とはいえ、どうぞ!


#17

燃え上がる住宅街、あわてふためく住民、そして、名前を呼ぶ声…………一夏の頭の中をまとわりつかせる。

 

「なんで……確かに白騎士事件での死者なんていなかったはずなのに……でも、この浮かぶ景色はなんだ………」

 

「―――― 一夏?」

 

「ん、ごめん箒、なんでもないよ。」

 

「そうか、あと少しで学園につくぞ。」

 

 

 

――――――――――――――――――――――――

 

 

 

「…………よく頑張ってくれた。あとはよく休め。」

 

織斑千冬の口から放たれた言葉はたったそれだけだった。

 

「…………それだけですか?」

 

「他に何かあるのか?」

 

「いえ、(てっきり取り逃がしたことを怒るのかと)なんでもありません。」

 

「では解散!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なぁ、千冬姉。」

 

「織斑先生だ。」

 

「白騎士事件ってさ、教科書とか昔のニュースだと白騎士によってミサイルがすべて撃ち落とされたってなってるけど、ほんとにそうなのか?」

 

「――――――何をいってるんだ? その事実は本当だ。いいからかえって休め。」

 

「……うん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜、自分の部屋のベッドで転がりながら織斑 一夏は悩んでいた。このままでいいのかと。本当にこのまま刀魔と敵対する関係でいいのだろうかと。

 

『巻紙 一夏』

 

『白騎士事件』

 

『織斑千冬』

 

『倉持技研』

 

繋がりそうで繋がらないそれぞれのピースが一夏の心を揺さぶる。

 

「(これだけじゃまだわからない……それにたぶん束さんも関わってる。いったい過去になにがあったんだ……)」

 

考え積めているとき、トントンと控えめなノック音が聞こえる。

 

「はい?」

 

ゆったりと起き上がり、ドアを開く。

 

「一夏………今、話いい?」

 

そこには、鈴がたっていた。

 

 

――――――――――――――――――――――――

 

 

 

「何か飲むか?」

 

「……うん、お茶でいいよ。」

 

「そっか、…………どうしたんだ? こんな時間に、しかもいつもみたいに元気がないじゃないか?」

 

そう、ベッドに座っている鈴はいつものような活発さが欠け落ち、何か心につっかえているような表情をしている。

 

「――――実はね、あの未確認機のパイロットとちょっとだけ話したの。」

 

「刀魔と、か? あいつ何か言ってたか?」

 

「刀魔って言うの? ていうか、なんで一夏が知ってんのよ? 知り合い?」

 

一夏はジト目を向けられる。

 

「いや、別に修学旅行の時に話しただけだよ。そんなことよりも、刀魔がどうしたんだ?」

 

「うん、刀魔がいってたんだけど――――」

 

鈴はデュノア社での時の話を一夏に話した。

 

「本当にその刀魔? っていう人が悪いのかなって。ただ単にISを壊したいだけの人だったのよ。ほら、女尊男卑の世界になってしまった元凶を壊す! なんてだけかもしれないとおもって。」

 

「その刀魔なんだけどな……」

 

一夏も刀魔との出来事をすべて話した。『刀魔』を知っているのなら別に話してもいいだろう、と思ったからである。

 

二人とも深く考える。しかし、今すぐに答えが出るわけもなかった。

 

「ハァ、全然わかんないわね。」

 

「………そうだ、一応聞いてみるけど……鈴、俺の本当の名字って知ってる?」

 

「は? 一夏は織斑じゃないの?」

 

「そうだよなぁ………いや、亡国企業の人に『巻紙一夏』って呼ばれたから、一体なんだろうなって。」

 

「ちょっとぉ……ただでさえ悩んでんのに、さらに難しい話持ってこないでよ。」

 

「ははは、ごめんって。とりあえず、今日のことはなかったことにするか。」

 

「そうね、私も話したらちょっとスッキリしたし。んじゃあ、私帰るね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ一夏。」

 

「なんだよ、鈴。」

 

「さっきは無かったことにしようって言ったけどさ、結局一夏は無視できない話じゃん?」

 

「そうだな。」

 

「――――もしよかったら、アタシに話しなよ。解決できないかもしれないけど、こうやって今日話し合ったんだし、ちょっとでも力になれたらって。」

 

「ありがとう、鈴。」

 

「いいのよ、それに、フタリッキリニナルキカイモ……」

 

「鈴?」

 

「なんでもなーい、んじゃ、おやすみ。」

 

 

 

 

 

 

 

まだまだわからないことは増える一方である。しかし、どんなことがあったとしても、真実を知ろう、そう一夏は心に決めたのであった。

 

 

 

 

 

 

 




んん、段々シリアスが抜けてるというかラブコメの波動が……そんな波動消えてしまえ…………

とはいえ、これ投降して、すでにストックが1話分あるんです…………そうなんです、なんかストックができたんですよ!珍しく!
ただ、そのストック、ラブコメの波動しかない気が………こうなったら最終話で絶望に落とすか。

おっと、大事なこと書かないと。

通りすぎる誰か さん、たけじん さん、感想ありがとうございます! おかげであと1ヶ月は戦えます!(そんなに続くのか?)
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