雪のように白く、美しく ~like snow~ 作:海童(ワダツミ)
いよっし、特に前書きで話すことなんて無いんで、本編!
「これは、第三形態移行!?」
一夏の眼前には機体情報が並べられる。
『白式最終形態:雪月』
「…………ゆきづき? せつげつ?」
「まさか、真実を知ることが進化に繋がるとは、本当にISはわからねぇ…………」
「刀魔。俺は行ってくるよ。」
「――――――ぁぁ。………また、俺たちは戦わなくちゃならないんだな。」
「――――……俺もできることなら戦いたくはない。でも、刀魔がそうやってみんなのジャマをするなら、俺は戦うよ。」
「まだ、織斑千冬を信じるんだな。」
「――――――――今は、な。たった一人の家族だし。」
それだけいって一夏は飛んでいった。
「…………俺もそろそろ帰らないとな。どれ、ヘリでも借りようか。」
――――――――――――――――――――――――
すこしばかり遡ってIS学園。
スコールと千冬は格闘戦を繰り広げていた。
「うふふっ、ところで織斑千冬? 今ごろ一夏くんは何をしてるんでしょうねぇ?」
「………あいつならすこしばかり隠れてもらっている。」
「ああら、それはどうかしら? 例えば、そうねぇ………『今どこかで未確認機が暴れていて、何かの手違いで一夏くんにそれが知れ渡った』としたらどうかしら? 最近の一夏くん、心ここにあらずって感じじゃないかしら? まるで何かを知りかけている、知りたがってるかのようにねぇ」
「黙れ! 黙れ! 黙れ!」
「うふふっ、焦ってるわね。ブリュンヒルデの名が泣くわよ? プロミネンス!」
両肩に備わる炎の鞭の攻撃が激しくなる。千冬も刀一本でそれをしのぐ。
「スコール、あいつ強い。」
「あらM、いったい誰と………あぁ、確かにあれは相性悪いわね。というか、誰でも戦いたくないわね。」
マドカの指す方には山田摩耶がいた。摩耶の専用機は4枚の超特大シールドで守られている。しかもワイヤーで繋がれているため、シャッタードスカイといった攻撃方法もあるが、一枚一枚を飛ばして打撃攻撃としても活用できる。その上摩耶はかつて日本の代表候補生、腕は確かである。
まあ、そのシールドも残り一枚といったところだが。
「織斑先生、大変です。現在楯無生徒会長がアラクネと一対一、一年生たちですが、ケイシーさんとフォルテさんと戦っています。」
「なに、増援……!」
「うふふっ、今日で終わりにするつもりできたのよ。だからほら。」
スコールが遥か向こうの空を指差す。すると、その方向から一基のISが飛んできた。その姿は京都でも見た――――――
「テンペスタ………アリーシャか!」
「織斑千冬! 勝負なのよさ!」
「くそっ…………!?」
ズザザザザザザザッ!
突如天空から複数の真っ白な光の矢が降り注いだ。
「なにっ!」
「バカな!」
「いきなりなんなのよさ!」
その矢はその場所にいたIS全てに突き刺さり、地面まで貫き、その場に固定された。
「これは、さすがにまずいわね……、全く動けない。」
完全に矢が杭の役割をしていて、誰も動くことができない。そしてそれはこちら側だけでなく、一年生らとダリル、フォルテ側にも降り注いでいた。
そのとき、天から1つの『白』が降りてくる。
「もう、終わりにしよう。――――――ごめんな、千冬姉。出てきちゃったよ。」
白式:雪月を纏った一夏であった。
はい。最終形態 雪月です!
一夏。謝るぐらいならドイツにいくなよ(笑)
んでもって2代目ブリュンヒルデさん、どう考えても出落ちみたいに扱ってすいません…………
刀魔の最後の機体も無事に決まったので、今日は暫くハーメルンこもってようかな(単なる勉強サボり&盛大なネタバレ)