雪のように白く、美しく ~like snow~ 作:海童(ワダツミ)
マドカァァァァ! ……失礼、取り乱しました。たぶん現実で疲れてるんでしょうね。皆さんは適宜休みをいれて生活しましょう。
#29
「あらためてようこそ、一夏くん。亡国機業に。………といっても、もう戦う理由もないけどね。」
「ありがとう、スコールさん。というより、本当にいいんですか、俺がここにいて………」
「その事ならいいのよ。マドカも喜んで―――――いたっ、ちょっとマドカ、殴らないで!」
「知らない知らない知らない!」
怒って何発か殴ったあと、マドカは部屋から出ていった。
「それにしても、こんな場所に拠点があるなんて。てっきりアメリカにあるものかと………」
そう、ここはアメリカではない。日本国内、北海道である。
「まあ、これでも一時期はメンバーもたくさんたのよ? でも、所詮は自分の利益だけを考えて、女尊男卑の世界を好んでいたくずばっかだったけどね。――――――ところで一夏くん。」
急にそれまでの和やかな空気が飛ぶ。それだけで次は真面目な話をするんだとわかる。
「あの未確認機のことなんだけどね。あの機体、もしかしたらISじゃない可能性があるのよ。」
「えっ!?」
「ちょっとだけ裏の情報も入ってるんだけど、どうにも怪しいのよね………襲撃を受けた人に聞いてみると、その機体って、戦いが終わったあと凄くふらふらしてるか、腕とかを支えてるのよ。それに操縦者の咳き込む声がよく聞こえるって。………ISの場合だったらなんともないような攻撃も全部避けるか弾いてるの。」
そういわれてみればそうだ、と一夏は思う。
「でね、もし私たちでなくても他の人があの子を殺しちゃう可能性もあるの。だからその前にあの子を亡国機業にスカウトしたいの。 ――――まぁ、ISを破壊していくっていう姿勢はあまり好きじゃないけど、男女平等の世界に近づけることには近づけるから。」
「わかりました。次に会うときには話してみます。」
「ありがとう。それじゃあ、あとは自由にしていいわ。――――――――と言いたいところなんだけど、貴方ちゃんと専用機、コア・ネットワークから切断してる?」
「はい、というかあの姿になってから自動的に切断されたんです。」
「えっ!?」
――――――――――――――――――――――――
時は一夏がドイツから日本に戻るところまで遡る。
「(そういえば、武装の確認してなかったな。)」
すると、自動的に眼前にデータが写し出された。
『白式:雪月
シールドエネルギー5680
武装 腕部ガトリング(吹雪)
弾数∞(酸素のある環境での弾数、真空中では0)
なお、このガトリングは荷電粒子砲の応用であり、連射可能にしたものである。また、弾数を100に制限して敵機の行動を制限する『白き矢』に変えることも可能
特別効果:コア・ネットワークからの永久切断』
「えっ、武装これだけ!? いや、その前に雪片は!?」
――――――――――――――――――――――――
「ということがありましてね………」
「ま、まあ別にいいわ。」
「それじゃあ、ちょっと外出てますね。」
――――――――――――――――――――――――
「ここでいいか。」
IS学園から数十キロ離れた位置の廃ビル。そこの中に刀魔は居住スペースを作っていた。といっても、前の場所の内装とあまり変わっていない。変わったこととすれば、ベッドやその他の布製品が新しくなったことぐらいだ。
「………そうだ、鉄分とっとかないと……………」
ドイツでの戦いで血をはいてしまったことにすこしばかり不安を覚えたのだろう。錠剤を5粒ぐらいとりだし、一気に飲み込む。
「しばらくは休むか…………ある程度治ってきたら中国を落とすか………………くそっ、凄く眠い……」
ふらふらとした足取りでベッドまで歩く。そのまま電池が切れたように倒れこんだ。
堕不死鳥さん、感想ありがとうございます!
千冬さんが不憫(笑)
さて、今日ちょっとだけバトオペネクスト潜り込んでたんですけど、ランクマッチの昇格戦って、なかなか勝てないですよね。急にチームの引きが悪くなるっていうか、実力が上の相手ばっかだったりとか。全然シルバー上がれないんですよ。ちなみに最近はイージス使ってます。かっこいいよね、MA状態。
………なんかもっとISのこと話した方がいいですかね?