雪のように白く、美しく ~like snow~ 作:海童(ワダツミ)
緇猫さん、感想ありがとうございます!
あぁ、ストックが切れた………でも、明日でテスト終わるし、書き始めれるから大丈夫ですねぇ。(赤点でないとは言ってない)
#34
「………もうやだぁ……」
「まったく、ちょっといじっただけなのにねぇ。」
一夏は机に突っ伏している。結局朝食の時はずっとそのネタでいじられ続けた。
「そんなことよりも、一夏くん。」
それまでの空気と変わって、真剣な目付きになる。
「私たちが奪った、過去の記憶、返してあげるわ。」
「――――――――え?」
スコールさんの腕がISの部分展開で包まれる。そしてその手が一夏の額のところに当てられたところで、彼は意識を失った。
――――――――――――――――――――――――
「だぁぁあ!」
「うわっ!」
俺はあっけなく負けてしまう。これで100戦100敗だ。もう何度も挑んでいるけど、いまだに剣道で勝てない。
それを見ていた柳韻叔父さんは髭をさわってから、俺にこう言った。
「一夏くん。君には剣道は向いてないかもしれない。だから、体術の方を学んでみてはどうかな?」
「………っ、強くなれるなら、お願いします!」
「お父さん!? 何を!」
「なに、体の入れかたや筋肉を見ても、一夏くんの体は剣道には向いてないんだ。――――烈斗! 一夏くんに篠ノ々流体術を教えてあげなさい。」
「はい。んじゃ、早速やってみよっか、一夏くん!」
やっぱり体術の方が向いていたんだろう、俺はぐんぐん上達し、烈斗さんの教えもうまかったのか、小3になった頃には全ての型を覚えていた。
「行きます! 烈斗さん!」
「おうこい!」
「はぁぁぁぁぁ!」
はじめに四の型『飛閃』で懐に潜り込んで、肘突きをあてにいく。
「六の型『獄監』。」
両腕を横にして攻撃した腕を挟む。………なら、この間合いならこれだ!
「はっ!」
そのままの間合いをいかして肩に向かって拳をあてにいく。
「ふふっ、十四の型『流封』。」
俺の攻撃は簡単に真上に剃らされた。でも、そのぐらいは理解してるさ!
「はっ!」
二十三の型『双竜』………一度の蹴りで2度当てる技。これを覚えるのに三ヶ月かかったんだ! 当たれ!
「まだまだだね。」
烈斗さんが俺が双竜をするのを読んで、足払いをかける。俺はなすすべなく倒れてしまった。
「一つ一つの技の完成度は高いね。しかもそれを二年ちょっとで覚えてる。それは凄いことだよ。」
「でもね、それだけじゃ勝てないんだ。本当に必要なのは、相手の動きを読む。その上で自分がこの技を出せばいいってことがわかるようにならないと、ね。」
「はい! もう一回お願いします!」
……………………
「はぁっ!」
バシイッ! バシイッ!
「………めぇぇぇぇん!」
俺はここで一気に積めてくることを読んで、距離を離す。やはりその通りで、竹刀は眼前を通りすぎるだけだった。
「小手ぇぇぇぇぇぇ!」
綺麗に技が決まる。この瞬間俺の勝ちが確定した。
「「ありがとうございました!」」
「………凄いな、一夏は。あっという間に強くなってしまった。体術をやっただけで強くなったというのはあまり納得はいかないがな。」
「あはは………」
――――――――――――――――――――――――
「………さぁて、始めるか。」
中国IS開発局本部。刀魔はすでにそこを眼前にとらえていた。ガーベラのメガ・ビーム・ランチャー、その銃口が怪しく光る。
「……終わりにしたいな、こんなことも。………………早く、みんなを解放してやらないとな。」
引き金が引かれる。
ドウッ
数秒後、施設の一部が破壊され、中から十機ほどのISが出てくる。
「――――――勝負だ、量産型どもめ。」
刀魔はガーベラの展開をはずし、代わりにジェナミスL.O.を展開する。そして一直線に飛び向かった。
烈斗さんはもうでてきません……
別に型名もこれから先詳しく書くこともありません…
単なる雰囲気出すための装飾品。
注釈として、刀魔の使うパワードスーツの待機状態はスマホみたいな形です。
一夏、刀魔共に新展開ですね。頑張って次回書かなきゃ