雪のように白く、美しく ~like snow~ 作:海童(ワダツミ)
はぁ……なんとかついさっき書き上がりました……やっぱり、ストックがないって結構精神的にきますね。それでも頑張るだけですけど。
「………次!」
スラストビームキャノンの口が次のIS、丙竜に向かう。
丙竜、中国が作り上げた量産型ISで、甲龍の稼働データをもとに、コストパフォーマンスの低い武装をすべて取り外し、ブースター、装甲すべてにおいて『量産』をもとにして作られている。
だから、今までに比べて余計に気を付けなければならないのだ。
「(下手に攻撃しすぎたら操縦者に影響が出る…………ちっ、思いきって攻撃できねぇ…………今からでもガーベラに変えようかな……)」
余計なことを思考しているうちにも、ほとんどの戦力を無力化した。
「ば、化け物………」
「あんなのに誰が勝てるのよ!」
「(………うるせぇ……、こうなったら!)」
ジェナミスのブースターが青白く光る。そして、それもつかの間、刀魔は思いっきり加速して1つの丙竜眼前へと近づいた。
「ごちゃごちゃうるさいんだよ!」
ガキャァァァッ!
刀魔の蹴りが丙竜の胸部にぶち当たり、金属の悲鳴が響く。勢いそのまま蹴りをうけた丙竜は吹っ飛んでいった。
「ゴホッ……、よし、このぐらいすればいいか。後は内部にはいってデータをすべて壊すか。」
またブースターに火をつけ、施設内に侵入していった。
――――――――――――――――――――――――
「はぁ、はぁ、何だ今の記憶は………」
「思い出したかしら、一夏くん。」
「思い出したもなにも、全然わかんないですよ………くそっ、ただでさえ妹のこととかもあるのに………」
スコールはよりいっそう厳しい目をして、伝えた。
「………一夏くん。実はね、あなたの記憶はたぶん、他の人にも弄られてるわ。今私が記憶を返したのはISの接触による情報交換。もっとも、あなたのISはネットワークからはずされてるからこっちから一方的に流すしかないんだけどね。それでも方法はあるのよ。」
スコールは胸元から小さな機械を取り出した。一夏はあわてて目をそらす。
「昔ある人とちょっとしたタッグを組んでてね、その時にもらった代物なの。これを使うことで、データの強制開示ができるわ。………それでも、コピーしたり引き抜くことはできないけどね。ともかくそれで見たのだけれど、どうにもあなたの過去がごちゃごちゃしてるのよ。」
どうやら、IS、とりわけ専用機の場合は初期設定、最適化を行う際に操縦者のデータも更新しているらしく、その際に操縦者の記憶も簡単に登録されるらしい。だから、俺の記憶が見えたのだという。――――まぁ、今回は記憶改竄があったから見えなかったも同然だけど。
「なにかしらのきっかけが必要か、改竄した張本人でも見つけるしかなさそうね。」
「(………やっぱり、過去に何かあったのか?)」
「ところで、一夏くん?」
アメリカ、行こっか?
オータムはいたずら心満載の笑顔を見せた。
まぁた雑にオリジナルIS出しちゃったよ………ま、今回しかでないので許してくだせぇ
さて、次回はあの人たちが出ます!(じゃっかん感想欄見たらわかる気もするけど)