雪のように白く、美しく ~like snow~ 作:海童(ワダツミ)
さてさて、執筆速度が落ちてきて、本気で疲れてきてしまいましたけど、まぁ、明日は日曜なんで、どうにかなるよね(あっ、これダメなやつ)
誤字脱字の報告受けたんで、ちょっと直していたんですけど、いかんせん私頭がよくない上に文章力ひどいんで全部直ってるかどうか不安です…………
一夏の見ている景色は、それはそれは不思議なものだった。明らかに日本人ではあり得ないような髪色・高身長の人々、左側を通る自動車、あげくのはてには―――
「まさか、ほんとにつれてこられるとは………」
「あら、私が冗談を言うことがあったかしら? ………ちょっと、マドカ、レイン、それにフォルテ。なぜ目をそらすの?」
亡国機業一行は、米国の地に立っていた。
「それにしても、何で急にアメリカなんですか?」
「それはね、アメリカにいる私の友人が篠ノ之博士のメインの研究所を特定したそうなの。それを聞きに来たのよ。」
一夏の内心は気が気でなかった。自分や織斑先生ですら知ることのなかった束さんのラボ、興味がないと言えば嘘になる。
「ところで、そのいう友人って………………?」
すると、向こうの方から一夏たちを呼ぶ声が聞こえた。
「おーい、スコール~~って、てめぇ織斑一夏じゃねぇか!」
「あら、お久しぶりね? 白い騎士さん?」
いつかの時に見た、イーリス・コーリングとナターシャ・ファイルスだった。
「ああら、知り合い?」
「まぁ、色々あったんですよ…………(くそっ、あの笑顔は絶対二人から話聞いてるな……)って、お二人とも亡国機業に?」
「あぁ。アタシとしては、別に今の女尊男卑が別段好きな訳じゃねぇしな。それに、なんだかんだよくしてもらってるし。」
「私はちょっとしたお礼のつもりよ。それに、あの子の分の復讐もかねて、ね。」
それを聞いて一夏はあの事件を思い出した。
臨海学校の時に起きた銀の福音暴走事件、このときに暴走したシルバリオ・ゴスペルに乗っていたのがナターシャ・ファイルスだ。結局なぜ暴走したのかはわからなかったが、今になると誰がしたのかはわかる。
――――――ともかく、その事件で福音は凍結処理を受けた。事実上のISパイロットリストラである。
「あぁ、安心して。あの子ならここにあるわよ。」
そういってナターシャは恐らくシルバリオ・ゴスペルの待機状態であるネックレスをちらつかせる。
「――――――!? 何でここに!? えっ、確か凍結処理されて………」
「あ、それなら私が持ち出したわ。」
「やっぱりあんたかぁ! ……ていうか、え? ばれてないんですか!?」
「それなら大丈夫よ。ダミーのコア、置いてきたし。――――――それよりも、篠ノ之博士の研究所はどこに?」
「あぁ、それなら太平洋のミッドウェー諸島付近。ポイントはまたデータで送るさ。」
一夏の脳内はすでに絶賛キャパオーバー中である。
「さってっと、そんなことより。今日は別に突撃する訳じゃねえんだろ? こいつ借りてっていいか?」
「そうね。私も色々話したいこともあるしね。」
イーリスが一夏の肩を抱き寄せる。ナターシャもさりげなく一夏の真後ろに立っている。
「たしかに今日出るわけではないから、持ってっていいわよ?」
スコールはあっさりと許可を出す。しかし、そうなってくると面白くないのはマドカである。あわててマドカは一夏に正面から抱きついた。
「………一夏は私の。」
「「「(やばい…………すごいかわいい。)」」」
まさかこんなことでこの場にいる全員の意見が一致するとは誰も思わなかった。
えっと、前にも書いたと思うんですけど、この作品の感想欄は申し訳程度の補足説明も入ってるので、たまに見ていってください。裏話にもならない裏話も書いてあるんで。