雪のように白く、美しく ~like snow~ 作:海童(ワダツミ)
こんばんは、海童です!本編も終わったので、まずは補足を出していきます。
side:一夏
結局、あの日――――――刀魔が戦った結末はあっけないものだった。次の日、23日の9時、全世界放送でクロエによる緊急報告が行われた。内容は、ISコアに人間の脳が使われていること、それと10年前の白騎士事件で数多くの死者が出ていること。
その報道がされてから、すぐにIS国際委員会だけでなく各国政府の主要人物との会談が生放送で行われ、長時間にわたる末、世界にあるISすべての凍結処理を行うことが決定された。
IS学園にも数名のスーツを着た人が押し寄せてきて、学園においてあった訓練機を次々と確認し、コアに処理を行っていった。俺達専用機持ちや代表候補生、国家代表の持っていた専用機にも同様に処理を行っていったけど、俺の時だけは何度しても凍結することはできなかった。(たぶん、雪月が拒んだんだと思う。)
結局、凍結することはできず、代わりに展開ができないような設定をしてもらうことで、その場は解決した。
そして、当の本人なのだけど、刀魔は自首をしたらしい。俺としては別にしなくてもいいんじゃないかと思ったんだけど、あいつなりのけじめらしい。
ただ、自首するとか言っておきながらも、それ以降どうなったかはニュースですら放送しなかったから、今のところはどうなったのかはわからない。
それと同時に、あの日から束さんの姿も完全に消えた。いや、前から姿は消えていたんだけど、なんでもあの日に刀魔と束さんが直接戦ったらしくて、二人が最後に戦った場所に行ってみたけど、その場には壊れたウサミミしかのこってなかったらしい。
ただ、何となくだけど、束さんは生きてると思う。根拠はないけど、何となくあのひとならどうにかなりそうだなって。
で、それにともなってIS学園は廃校になるらしい。でも、学園自体は残す方向で行くらしい。――――名前は変えずに、単なる国際的な全寮制高校という方向性で進めることにしたらしい。今の生徒にもそれぞれの国に帰ってもよいことを伝えたけど、ほぼ全員が学園に残ることを選んだ。なんでも、日本が気に入ったのと、今さら帰ったところで………っていう人も多いらしい。日本人としては、ありがたい話でもあるんだけどね。
ただ、ラウラとセシリアは年末には1度国に帰るらしい。ラウラはハーゼ隊の様子を見に、セシリアは政府の情勢の確認をしに。
――――で、俺が無事に帰ってきたのと、セシリアたちが帰ってしまう前に、いつものみんなでクリスマスパーティーでも………と思ったのだが。
「んっふっふ~、い~ちかぁ~」
「――――――どういうことか、説明してもらおうか、一夏、それに鈴!」
「お、俺にもさっぱり………(おい、鈴! 離れろ! このままだと確実に死ぬ!)」
「(別にISないんだし、死なないわよ。)」
さらに抱きつく力が強くなる。
「「「なぁっ!?」」」
――――――………鈴が、いままで以上に引っ付くようになった。とはいっても、絶対にすずねと呼ぶなという条件は言い渡されたが。
「鈴さん……? 少しばかりお話ししないといけませんわね………」
セシリアの背中からものすごいオーラが………まって、ISがなくてもあまり関係ない!?
「(それにしても、何で急に随分と甘えて……)」
「(――――私たちは兄妹、それはもう変えることはできない。結婚することだってできない。だったら、とっても仲のいい……世界で一番仲のいい兄妹になりたいのっ!)」
「これからもよろしくね、お兄ちゃん♪」
――――――はい。最後にマドカを突入させようか迷いましたけど、あえてやめておきました。理由はいずれわかります。
………過去に『お兄ちゃんだけど愛さえあれry』の見すぎかな(遠い目)、こうなってしまったのは。そして、あっさりこうして投稿してるから、変態なんだろうなぁ……