雪のように白く、美しく ~like snow~ 作:海童(ワダツミ)
いやぁ、幕引き入ってからのキャラの崩壊っぷりがひどい(笑)今回もひどい(笑)
さっきまでバトオペネクスト潜ってました。キャンペーン全復刻美味しい。ただしヤクトドーガ(ギュネイ)、てめぇはだめだ
「ほらよ、スコール。これが最新の情報だ。」
「ありがとう、オータム。」
アメリカのとある場所、亡国機業の本拠点であるこのアジトで、私たちは現在過ごしている。
私たちは、ISが凍結処理を受けたときにも、ISを回収されてはいない。正確には、逃げたっていうんだけどね。でも、それは私たちに限ったことではない。
「やっぱり、女尊男卑の考えを持っていた人のうちの何人かはISを凍結してないっぽいな。こっそり隠し持って、まだ元気に活動しているISが数十体いるぜ。」
「こればかりは、予想できていたけど、悲しいわね………そのためにも、私たちが最後の仕事をしなくちゃね。」
「そんなもんなのかねぇ。ま、そうしないと、刀魔は女尊男卑思想の人々にとっては完全に的だからな。」
刀魔は女尊男卑思想の人々にとっては完全に悪である。もしかしたら凍結していないISで殺しにいく可能性も少なくない。
「それにしても、オータム。貴女が他の人を気にするなんて、彼となにか関係でも?」
「まぁ、な。少なくとも俺にとっちゃあ大切な人だから。」
「あら、妬けちゃうわね。」
「あぁ、そういう意味じゃねぇよ。なんせあいつは私の――――――」
「わかってるわよ。」
刀魔が世界に宣告しているのを見ていたとき、あなた、随分と嬉しそうだったものね。
ま、その事も大事なんだけど、私の目にはもうひとつ気になることがある。
「………マドカ? その格好は?」
「日本時間ではあと少しでクリスマスらしいから。一夏のところにプレゼントを渡しに行く。」
私の目には、プレゼントの姿が見えないのだけど………あっ、
「マドカ、ほどほどにしておきなさいよ。」
「ヘリを出して! 早くしないと日本で夜が明けちゃう!」
一夏くん、――――強く生きなさい。この子は、かなり大物よ。
――――――――――――――――――――――――
「!? なんだ、今の感覚は……? まあいいや。」
クリスマスパーティーがおわって、自分の部屋に帰ってきてすぐ、なぜか恐ろしいなにかを感じた。ただ、はっきりとは分からなかったから、気のせいということにした。
『一夏……? 大丈夫?』
「あ、あぁ。大丈夫だよ、雪月。」
展開ができないような施しを受けたあとも、雪月とは話ができるようになっていた。むしろ、前まではあの辺な場所でないと会話できなかったから、進化してるんじゃないか……?
『それよりも、随分とデレデレしちゃって……やっぱり一夏くんもそんな風になっちゃうんだね。』
「いや、これは別に、そのぉ、………」
『ま、仕方ないよね。ただ、絶対に近親相姦だけはダメだからね?』
「しないって!」
『確かに一夏くんとすずねちゃんは昔っから仲良かったけど、まさかあのときから間違いを……!?』
「小学一年でそんなことはしないって…………」
『その言い方ってことは、大きくなったらするつもりだったんだ! さいってい!』
「ひどい!?」
なんというか、すごい嫉妬してくる。さすがに会話にも入りづらいだろうし、寂しいのはわかるけど、俺に当たられても………
『とにかく、お休み、一夏。』
「あぁ。お休み、雪月。」
このとき俺は、明日の朝起こる事態を知らず、穏やかに眠った。
――――――――――――――――――――――――
「――――――ちか…………」
ん? 誰が俺を呼んでる? つか今何時だ?
「――――――――いちか………」
目を閉じてても少し明るく見えるってことは、もう日が指してるんだよな……んで、この不自然な体の重さは、誰かが乗ってるな。どうせラウラだろう………
そう思って、目を開ける。
「――――、いちか、起きた?」
マドカがいた。俺は再び目をつむる。
嘘だ、そうか、これは夢だ。マドカがこんなところにいるわけがない。そう夢だ。
「いちか、起きて。」
駄目だ、夢じゃないわこれ。観念して目を開ける。しかし、寝起きで頭が回らない状態ではかなりきつい映像だ。
なんで、なんで――――――――
「なんでサンタの服を着て、俺にまたがってる?」
マドカの衣装は、過激だった。俗にいうミニスカサンタ。しかも上はボタンを一個しか止めてなくて、隙間から肌色がチラチラ………肌色!?
「まて! マドカ、なぜそれしか着ていない!?」
「今日は、クリスマスだから、私がプレゼント。――――――――――――私を、食べて?」
「誰から教わったそんな言葉!? 少なくとも俺の知ってるマドカはそんなこと言わない!」
「ナターシャ。こうすれば、ほとんどの男はイチコロって。」
ちくしょう! なんでそんなこと教えるんですか、ナターシャさん! ………いや、嬉しいか嬉しくないかで言われたら、まぁ、その。――――そんな問題でなく!
「いちか、さぁ、二人でゴールしよう。」
「おい、マドカ! そんなキャラじゃないだろ……? ん? なんだこれ。」
よく見れば、ベッドの上に、謎の包み紙があった。そう、まるで少し大きめのチョコでも入っていたような………うわっ、なんか酒臭い!? まさかあれか!?
「なぁマドカ、もしかしてチョコ食べた?」
「……なんでわかったの? スコールからもらった。すごく美味しい。」
あー完全に罠にはめられてる。ということは、今のマドカは完全に酔ってるな。
「さぁ、いちか………」
ヤバイ。マドカの唇が近づいてくる。逃げなきゃ、逃げなきゃダメなのに、体が――――――――
「一夏、起きてる? ――――――――って、なんであんたがここにいるのよ!」
やっぱり、来てくれると信じていたけど、よく考えたらこれって来てくれても来てくれなくても、積んでるな。
「む、邪魔が入った。」
「邪魔って何よ! 一夏は……お兄ちゃんは私のよ!」
「ちょうどいい、ここで決着をつける。」
ああ、結局こうなるんだな。…………命、持つかな。
えっと、実はイラスト書いたんです。鈴が一夏に抱きついてるシーンと、今回のマドカの馬乗りシーン。
鈴の方はいつか出そうと思うんですけど、マドカの方は色々やばかったので、お蔵入りです。うん。さすがにマズイ。すでに変態のレッテル張られてる私がこれ以上問題起こすと本気でまずいのです。
ワッショイさん、ディアブロさん、レインスカイさん、夜月四季さん、感想ありがとうございます!