雪のように白く、美しく ~like snow~   作:海童(ワダツミ)

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こんばんは~。頭の中がRED ZONEな海童です。
さてさて、色々あって7話ですけど、この回で京都編を終了します。無理矢理。あと一話ぐらい書きたかったけど、体が拒否反応起こしたのでやめました(笑)

でも、まだまだエンドまで遠いんだよなぁ……はぁ。


#7

「………な、なんでこんな写真が……?」

 

織斑一夏は困惑していた。織斑マドカと名乗る少女の持っていたペンダント。そこにあったのは千冬姉とマドカのツーショット写真。

 

「(やっぱり、俺には千冬姉以外にも家族がいたのか……?)」

 

 

 

 

 

 

 

「織斑一夏。」

 

急いで声のした方を振り向く。そこにはゴールデン・ドーンとアラクネがいた。しかし、武装解除をしているのを見るとどうやら敵意はなさそうだ。

 

「スコールさん、それにオータムさん………」

 

「……Mを、マドカを助けてくれて、ありがとう。」

 

スコールが深く頭を下げる。

 

「そんな、俺は別に――――――(俺は少なくともマドカを倒そうとしていたのに)」

 

その一瞬の表情の陰りをスコールは見逃さなかった。

 

「あなたの考えていることはわかるわ。でもね、結果として貴方はマドカを助けた。それだけで良いじゃない。だからといってはなんだけど、少しだけヒントをあげるわ。」

 

スコールが一夏に近づく。

 

「……………貴方は、だあれ?」

 

ヒントにならないような言葉を言った後、

 

「それじゃあ、また会える日を楽しみにしてるわ。またね、巻紙 一夏君。」

 

「――――――――――えっ?」

 

一夏は急いで質問しようとしたが、もうすでに亡国機業の面々は去ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(訳が、わからない、なんで、なんで、――――――巻紙? どこかで聞いたような――――――)」

 

「どうしたんだ? ずいぶんと顔色が悪いぞ? 織斑一夏。」

 

そこには、全身が機械の誰かがいた。頭部にV字型のアンテナ、青と白の装甲、背中に背負った折り畳まれてる大きな銃。

 

「だ、誰だ?」

 

雪片を構える。

 

「――――安心しろ、刀魔……刀魔・R・シルヴィエだ。いや、名前を聞いたほうが、安心できないか。」

 

「と、刀魔か。……俺は、お前の仲間になる気はない。」

 

「ふっ。ならば聞こう、それは、その答えはお前の意思か?」

 

織斑一夏は、心を握られたような感覚を覚えた。そして、少しの間だが黙ってしまった。そしてそれは刀魔の問いを間接的に答えたことになる。

 

「………だろうな。お前の本質は、今のお前じゃない。失礼だが、さっきのサイレント・ゼフィルスとの戦いを見させてもらった。途中から野生の本能のような戦い方をしていたな?」

 

事実、一夏とマドカの戦いはそうであった。序盤は明らかに一夏が押されていた。しかし、途中から一夏の動きが変わり、ビット攻撃からの近接のコンビネーション攻撃に対処できていたのだ。………マドカの実力には、最後まで届かなかったが。

 

「これは俺の仮説だが、今のお前はお前じゃない。――――チッ、来たか。」

 

刀魔は手に持っていた背中のよりは小さい銃を構える。その方向には簪の打鉄弐式とラウラのシュヴァルツェア・レーゲンがいた。

 

「簪! それにラウラ!」

 

「一夏、大丈夫?」

 

「嫁よ、無事か! ――――!?」

 

ラウラは急上昇した。一夏も一瞬はなぜそうしたのかわからなかったが、その場所をビームが通りすぎるのを見ると納得した。

 

「刀魔!? 何をしてるんだ! ラウラは俺の仲間だ、攻撃しないでくれ!」

 

「………何を勘違いしている? 俺は『シュヴァルツェア・レーゲン』を攻撃しただけで『ラウラ』を攻撃してはいない。」

 

「………春雷、打て!」

 

打鉄弐式のマルチロックオンミサイル、春雷が放たれる。刀魔はビームライフルを構え直し、一個一個確実に撃ち落としていく。

 

「さっきはよくも!」

 

春雷に対応している隙を見てラウラがプラズマ手刀を展開し近づく。刀魔はそれを見て、バックステップをし、ビーム状の剣を取り出した。そして、つばぜり合いの状態になった。

 

「ビーム系統のソードだと!? それにさっきからスキャンをかけているのにISの情報がでない………、貴様、何者だ、そしてそのISはなんだ!?」

 

刀魔はもう一方の手で別のビームサーベルを取りだし、ラウラをはねかえす。

 

「……機体については話すわけにはいかない。だが、名乗らせてもらう。俺の名は刀魔・R・シルヴィエだ!」

 

「男……? (あのビームサーベル、敵ながらかっこいい………)」

 

「ラウラ、簪! 一旦攻撃は止めてくれ! 刀魔、お前も銃を下げてくれ!」

 

二人と一人の間に一夏が入り込む。

 

「――――今日は引いてやる。だが、織斑一夏。これだけは言わせてもらおう、…………今のままでは、俺とお前は平行線だ。そして、剣を交えることになる。次に会うときまでに強くなるか、自分を見つけろ。」

 

そう言うと、刀魔はブースターを吹かし、西の方へと飛んでいった。

 

 

 




どうです? これで『真実』の一割程度ですね。たぶん。(一割という数値は個人的な適当な判断)

dirtyさん、感想ありがとうございます!

次回は、――――うーん、どうしよ。まぁ不自然な流れにならんようにしたいです
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