具体的には、大学が悪いです。大学が。レポート&プレゼン地獄にしてくる大学が悪いんです、大学が。おのれ大学め・・・さすがはダメ人間製造機関(先輩談)だな・・・!
はい、というわけで今後も遅くなると思います。時間がかかってしまう件については大変申し訳ありません。ただ絶対やりたい話、具体的には第一章(二章のアイデアはまだない)の最後から一話前のお話が書きたくて書きだした面があるので、そこまでは意地でも書きます。そしてそのまま流れで第一章(二章のry)の最後の話までは書きます。出来れば今年中に。あと半年もあればいけるってきっと!(フラグが乱立しました。駆逐してください)
・・・寝不足の前書きで大変なことになってますがお目こぼしくださいませ!
「ふぃー、一日終わったぁ」
「まだ火曜日だというのにやけに疲れているね、ミーは」
「そうだなぁ。昨日のお前もある程度原因だってことが分かってての発言なら、流石永遠だなってなるんだが」
STも終わり思いっきり伸びをしていたら永遠に話しかけられた。正直、昨日二人が暴露しようとし出した辺りから何を言い出すのかと気が気じゃなかったから無駄につかれたのだ。
「全く、これだから鈴は。友人を疲れさせるような真似をするなど、人としてどうなんだ?」
「お前も原因だ、お前も」
「おっと、これはしまった」
何とも面倒な友人二人をどうしたものかと考えつつカバンに持ち帰る荷物を詰め込んでいき、帰宅準備を整える。今日はこれといって課題もないし、あんまり荷物がないので非常に助かる。
「さて、俺は買い物してから帰るけど、二人はどうする?」
「そうだな……俺は久しぶりに部活に参加するかな」
「私は何も予定がないから、一緒に買い物をしていこうかな。昨日は寄り道をするということで何も買わなかったからね」
永遠も一人暮らしなので定期的な買い物は必須なのだろう。ついでと言わんばかりに家まで荷物持ちをさせられるのが毎度のことなのだが、それだっていつものことだから問題ない。
「しかし、つい昨日買い物をして帰ったのにまた買い足さなければならないのか?だとすれば昨日、言ってくれればいくらでも荷物持ちをしたのだが」
「あー……いや、そうじゃない。だから気にしないでくれ」
確かに昨日は人数が倍以上になったので食材をかなり消費したのも事実だ。けれど、連日買い物に行くのはそれが原因ではない。そもそも、昨日消費した分は昨日いつも以上に買い足した分だったので、そんなに関係ない。さらに言えば二人だけ男だということで弘樹にもかなり持たせたのだ。
「ほら、明日以降台風だかなんだかで雨が続く……みたいなこと言ってたじゃん?ウチ親が帰ってくるの遅いから車使えないし、雨降られる前に買っておこうかな、って」
「ああ、そう言えばそんな天気予報だったか。よし、私も多目に買っておくことにしよう」
「……なあ弘樹、お前もついてこないか?な?」
「悪いな幹也、俺は今日部活に行くと決めたのだ」
荷物が非常に増えそうだなぁ……
「仕方ない、行くか永遠」
「別に家まで荷物持ちをしてくれなくてもいいんだよ?」
「それはそれで俺の心が痛むんだよ。永遠、買いに行くってなったらこっちが怖いくらい買うから」
さて、今日ヴィキは葵ちゃんと美鈴ちゃんの二人にこの辺を案内してもらうって言ってたし、完全に二人である。その状況で自分の家の分と永遠の分を運ぶことになる、と。腕が死にそうだなぁ。
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「腕が、死ぬ……」
予想通り腕が死にそうになって帰宅した俺は玄関にエコバックを降ろして膝に手をつく。多めに買うにしてもちょっと度が過ぎた量になってしまったのが悪いのだけれど、買ってしまったものは仕方ない。というわけで息を整えたのちにさて、冷蔵庫に入れていこうとしたところで……
「……かみ、なり?」
ゴロゴロ、とか。そんな感じの音がした。おかしい、ついさっきまで外を歩いていてたった今帰ってきたところなのだ。その間雨が降ったりしていたわけでもない。にもかかわらず唐突に雷とか、それも結構大きめのとか、一体どんな展開だ。脈絡も何もない。
「……って、それどこじゃねえ!洗濯物!」
その瞬間、朝家を出る前に干した洗濯物のことを思い出した。干しっぱなしである。そして雷だ。つまり、雨が来る。というか現在進行形で雨が降っている。
そんな現実を突きつけられて、慌てて階段を駆け上がる。途中においてある洗濯籠をひっつかみ、ベランダに出る。
「やっぱり雨降りだしてるなぁ。大丈夫だろうか……」
下着は全て部屋干ししているからとヴィキは言っていたから何も気にせず、片っ端から籠に放り込んでいく。ハンガーでほしているものはハンガーごとひっつかんで腕にかけ、まとめて部屋に投げ込んだ。時間がない。というわけで大慌てでやり、どうにか全て取り込むことが出来た。
「腕どころか、足も、死んだな、これ……」
正直もう限界である。とはいえやはりそうも言ってられないので籠を持ち上げて階段へ向かう。疲れ切っているので足を滑らせないように気を付けないと、とそこで買ってきたモノのことを思い出した。たたむより先にあれを全部冷蔵庫に入れていく作業が先になるなぁ……
「それにしても、風ヤバイな‥…」
回収を終えて窓を閉じた辺りからものすっごい雨音だったのだけれど、今はそれに加えて風もすごい。マジで台風なのかと思ったが、そこでふと台風では雷が鳴りにくいとかいうトリビアを聞いた気がした。しかしニュースでは台風の時も雷を伴ってとか何とか……
「……まあ、そんなことはどうでもいいか」
今重要なのは雨と風と雷がヤバイ、ということだけだ。永遠のところでお茶をもらったりしなかったのは案外正解だったのだなぁと失礼な安堵をしつつ、ひとまずリビングに洗濯籠を置いて玄関に置き去りにしていたエコバックを回収する。そう言えばヴィキ、大丈夫かな。傘持ってなかったと思うんだけど。
……この風だと、傘があっても無駄か。バスタオルとお風呂の準備をしておこうかな。
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「ただいまです、兄さん」
あの後、回収したものをのんびりたたみながらテレビを見ていたら玄関の開く音と共にヴィキの声が。帰ってきたようだけどすぐにリビングに来ない辺り……
「ああ、お帰りヴィキ。雨大丈夫だったか?」
「全然大丈夫じゃありませんでした、びしょびしょです」
「あらら」
予想通りといえば予想通りだが、思いっきり雨に降られたらしい。今でも雨風雷と音で分かる酷さなのだから当然といえば当然だけど。
「その辺りにバスタオル二枚置いてあるから、ざっと体拭いて荷物置いといて風呂入っちゃいな~。沸かしてあるから」
「ありがとうございます、兄さん。ただ、もう二枚バスタオルをお願いしてもいいですか?」
「うん?」
はて、体をふくだけなら一枚あれば足りると思うんだけど。そうちょっと不思議に思いながら先ほど回収した洗濯物の中からバスタオルを二枚取り出し、リビングを出る。
「どうしたんだ?さすがにバスタオル何枚も必要なほど濡れるってことはないだろうし」
「ヤー、さすがにそれはありません」
「だよなぁ。一体どうして……」
と、顔を上げて玄関の方を見る。バスタオルを持った手を上げながら向けた視線の先には、想定とは違うものがあった。
まず、雨に濡れて肌に張り付き、透けている制服。これが驚いた最大の要因なのだが、しかしあるはずの三倍のものがあった。
ピンクの布地に黒のレースが付いた下着がたわわに実る果実を包み込んでいる。
赤系の色で中央に同色のリボンが付いた下着が年相応の果実を彩っている。
黒のレース下着が無いと思っていたそれを色っぽく魅せてくる。
……俺は、無言で背を向けた。そのまま後ろ手に手を伸ばし、バスタオルを差し出す。
「あ、お邪魔してます幹也先輩」
「最初は雨宿りしてたんだけど電車がとまっちゃったから覚悟して走った」
「というわけで二人を連れてきました。大丈夫ですか?」
「あー、まあ、うん。それは大丈夫。何も問題ない」
「ですよね。……それはそれとして、なぜ後ろを向いているのですか?」
「あー、その、雨で、制服が、ですねー……」
「……あっ」
ヴィキの気付いたような声と共に背後で少し動く音が。三人そろって腕で隠したとか、なんかそんな感じじゃないかな、うん。とっても申し訳ない。
「おー、なるほど。今日の下着的にこれはとても色気がある……幹也はどう思う?」
「是非とも恥じらいを持ってほしいかな」
「なるほど、それが足りなかったか」
「美鈴!お願いだからか少しは恥じらいを持って!!」
葵ちゃんの悲痛な叫びに心から同意しつつ、バスタオルの感触がなくなったのを感じてから手を降ろす。さて、このままリビングに戻るとしますか。
「あー、三人とも。ひとまず風呂は沸いてるから入ってきて。ちょっと広めだから三人でも入れなくはない……はず。俺はリビングにでもこもってるから」
「はい、そうします。あ、二人がひとまず着るものを何か準備してもらってもいいですか?」
「あー……何がいいか分からんから、さっき回収した洗濯物全部脱衣所の前に置いとくわ」
「ごめんなさい、幹也先輩……」
「あ、私がヴィキのを着ると大変悲惨な目に会うから、幹也のを借りるので」
「どうぞどうぞ、お気になさらず」
確かに美鈴ちゃんがヴィキのを着ると、どことは言わないけれど大変悲惨な目に会いそうだ。うん、間違いない。美鈴ちゃんですらギリギリだと思う。
……混乱してるな、これは。落ち着けー。落ち着け俺-。
はい、こんな感じになりました。実は最初の予定では三人が遊びに行く話と雨で帰れなくなって訪問が入る話は別枠で書く予定だったのですが、気付けばこんな感じになっていましたとさ。二つの事柄の間で起こることが何も思いつかなかったのが原因ですね、うん。