拝啓、妹が出来ました   作:biwanosin

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サブタイトルに無理があると感じてきた今日この頃。そしてクッソ熱くなってきた今日この頃。皆様どうお過ごしでしょうか。
自分は住んでいる愛知県の一部でものすごい雨だったらしく、偶然にも大学が休みで名古屋まで出ずに済んでよかったなぁとか、そんな感じに過ごしています。ちょっとずれていたら自分たちのところでなってたんだなぁと考えると、結構怖いですね。


では、久しぶりの本編へどうぞ。また次の投稿までも間があきそうです・・・本当に申し訳ない。


あ、後書きでちょうくだらない愚痴っぽいものとかどうでもいい日常とかがぶちまけられています。なので皆さん、本編だけ読んでブラウザバックだ!


第十八話 宿泊

『初めまして。みっくんの母親で、ヴィーちゃんの母親(仮)の美千留です。それで、二人が……』

「あ、ヴィキちゃんのクラスメイトの君野葵です。スイマセン、お邪魔してしまって……」

「同じくヴィキのクラスメイトの浅間美鈴です。お風呂もお借りしました」

『いいのよそんなことは気にしなくて。女の子だもの、体を冷やしちゃいけないわ』

 

あの後。結局美鈴ちゃんは俺のTシャツにヴィキのホットパンツを合わせる格好に、ヴィキはちゃんといつも通りの寝間着になって出てきたので言われていた通り母さんに電話をかけた。そしてまあ、この会話に俺とヴィキが参加するのも違うだろうということで少し離れた位置で聞いているわけだ。正直、さっきのバスタオル姿が目に焼き付いているので直視できない。

……というか、母親よ。せめて初対面の相手への挨拶くらい、あだ名を使わずに行うことはできないのか。この歳になってなお母親にあだ名で呼ばれているというのも、それなりに恥ずかしいのだけれども。

 

『さて、みっくんにも言われたんだけど。早速本題に入ります。あーちゃんとみーちゃん、今日は泊まっていきなさい』

「あーちゃん……あ、いえそうじゃなくて。さすがにそれはご迷惑なのでは」

 

永遠につけられていたあだ名と同じだけど、呼んでくる人の立場が違うから戸惑ったのだろう。だがスマンな葵ちゃん、母さんはそんな人なんだ。しっかりするときはしてくれるんだけど、その時でもこの感じを崩してはくれない。こんな人がそれなりに高い立場で働けているという職場が本当に謎の存在だなぁ、って。

 

『いいのよ、こっちにかける迷惑は気にしなくて。それに、まだ電車が止まってるのよ?電車で帰ることもできない、歩いて帰ろうにも電車が止まるほどの雨風……さすがに危ないもの』

「それは、まあ……」

 

それを言われると否定できないのだろう。意識するまでもなく、未だにものすごい勢いで窓を叩いてるし。

 

「さて、この後どうなるとみますか、兄さん?」

 

と、意図的に視線をずらしていたヴィキに問われる。さすがに声をかけられて目を逸らしているわけにもいかないので、そちらを見る。ちょっと思い出してしまって、でもそれを振り払う。大丈夫、冷静冷静。

 

「んー、この後の展開か……あの人の押しの強さを知っている身としては、このまま流される、かな。ちなみにヴィキはどう見る?」

 

向こうに聞かれてもなんだか失礼な気がするので声を潜めて答え、問う。ヴィキも母さんとの付き合いはそれなりにあるのだろうが、同時にあの二人との付き合いも俺よりは深い。そう言った観点としては、どのような結論が出るのだろうか。

 

「そうですね。おおよそとしては兄さんと同じ結論です」

「ほうほう」

「ですが、もう一つの要素があると見ました」

「もう一つの要素とは?」

「美鈴も結構な勢いで押してくる、と見ました」

 

なるほど、言われてみればその通りだ。無礼者ってわけではないけれど、美鈴ちゃんは遠慮が少ない方な気がする。チャンスとみれば一切遠慮なく踏み込んでくるというか。

 

「……では、お言葉に甘えて」

「ちょ、美鈴……」

「今回のは昨日とはちょっと違うよ、葵。さすがにこの状況で変えるのは危ないし、電車が動く気配もない。だから私の部屋に泊まるくらいの気軽さでお言葉に甘えるべき」

「それは……確かに」

 

と、言った傍からそんな展開であった。こうしてみると葵ちゃんはまず迷惑なんじゃないかって考えるのに対して、美鈴ちゃんはこの状況で他の手段があるのかを考えたっぽい。で、帰る手段はないし、一人暮らしだから親を呼ぶこともできない。電車が動かない以上取れる手段は最初から少なかったわけだ。

 

『そう言うわけだから、ね。二人とも泊まっていく感じでいいかしら?』

「そちらがよくて幹也とヴィキがいいのなら、願ったり叶ったりです」

「うー……私も、お願いします。他の手段なさそうですし、申し訳ないんですけど……」

『全然申し訳ないなんてことはないわ。みーくんとヴィーちゃんも、それでいい?』

 

と、母さんに呼ばれたので二人そろって電話をしている方へと向かう。ある程度近づいてから。

 

「ヤー、私は問題ありません」

「俺も別にいいよ。……むしろ二人がいいのか、って感じなんだけど」

「なに幹也、手を出す予定でも?」

「そんな予定はないから安心してくれ」

「それはそれで大変失礼な気がする」

 

確かにごもっともなんだけど、ここは聞き流すことに。面倒事になる予感しかしないので放置だ。

 

『じゃあ、もう問題はないわね。お二人様いらっしゃいませ』

「おもてなしするの俺達だけどな」

『うわーん、みーくんが冷静に突っ込んでくる―!』

 

他人がいるところで駄々っ子モードにならないでください。二人ほどどんなリアクションをすればいいのかと戸惑ってるから。

 

『とまあそんな話はこれくらいにしておいて。二人とも、お(うち)か親御さんの電話番号を教えてくれるかしら?一日お預かりします、って連絡しておくから』

「あ、私は一人暮らしだから、大丈夫です」

『駄目よ。そう言うのはちゃんとしないといけないのが大人なの』

 

こう言い出したらまあ引っ込むことはないので、美鈴には諦めてもらう方針で行こう。となると後やっておかないといけないことは……

 

『あ、そういえばみーくん、うちに人数分のお布団あったかしら?ないようなら仕方ないから私のお布団を運んでおいて?』

「大丈夫だよ、来客用の布団が客間にあるから。最近洗って干したばっかりだし、問題ないはず」

『あらそう?だったら大丈夫ね』

 

……確か、一時期母さんがそれなりの頻度で職場の知り合いを招待してたから、その人たちようにって言ってお客さん用の布団を五セット買ってきたんだけど、なんで忘れているのだろうか、この人は。

 

「じゃあひとまず、それを二つ……どうせなら三つリビングに運び込むか」

「どうして三つも?」

「どうせならヴィキもここで寝ればいいかな、って。せっかくの機会なんだし」

「おお、それはいいアイデア」

 

と、先に連絡先を伝えたらしい美鈴ちゃんが声をかけてきた。うん、そういってくれるなら大丈夫だろう。と、そこでふと思った。

 

「母さん、まったくかかわったことがない相手にそんな内容の電話をしたとして、大丈夫なの?」

『……ちょっと事案?』

「じゃないのかなぁ、って」

 

神経質になり過ぎな感じはあるんだけど、まあ気になってしまったものは仕方ない、ってことで。

 

「あ、なら私たちが先に連絡しておきます。それなら大丈夫じゃないかな、って」

『それもそうね。じゃあお願いしてもいいかしら?』

 

と、そこで葵ちゃんのはつあんが。確かにそうして前もって連絡しておいてもらえれば大丈夫だろう。

さて、これで話はまとまった。二人はひとまず親への連絡をするだろうし、その間に布団を運んでおこう。

 

「あ、手伝います兄さん」

「あー、じゃあ頼む。確かに、一人でやるのはちょっとキツいかも」

 

少しばかり肩身の狭い一晩になる予感はするんだけど、まあ仕方ないと割り切ろう。ある種贅沢な悩みではあるわけだし、貴重な経験ってことで開き直っていくとしましょうか。

 

……さすがに無理があるかな、この考え?

 




雨とか降ったらせっかくの休日、家から出られないではないですか・・・とかそんな感じで。え、毎週木~日の四連休なにしてるんだ、だって?家に引きこもってFGOとかグリモアとかやってます。あとはお昼寝してます。木、土は夜8時~10時くらいまで塾の理系担当の先生に変身しています。
妹キャラに全力で萌える、最高の妹キャラを書くとか言い出しちゃう変態が未来ある高校生たちに勉学を教える・・・こう書くとどうかと思う状況ですね。でも時給1500円、時間外や家でやることはなしのホワイト塾バイトなのでやめるつもりはありません。生徒の前で隠せてればいいんだよ、うん。まあ正規講師はけっこうブラックらしいけど。小学校5年からお世話になり迷惑かけまくった立場としては頭が上がりませんね。
というか先生、「他人に興味がない」と評価した生徒を講師として雇ってよかったのですか。バイト探さずにすんで楽だったのでいいんですけど、助かるんですけど、良かったんですか、本当に。

・・・あ、そろそろテスト期間はいるのです。テストメンドクサイ・・・電気回路似たような状況なくせに全く違うことやるものが多い・・・もうやだ・・・大学の電気回路は本当にめんどくさいよ・・・
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