第九話
明久side
雄二「やっと帰ってきたか明久」
明久「やあ雄二、状況はどんな感じ?」
雄二「今、島田をリーダーに頑張ってもらっているんだが、逆にDクラスの方が攻めてきてる感じだな。」
明久「じゃあ僕はどうすればいい?」
雄二「そうだな…」
雄二が指示を出そうとした瞬間に学校にアナウンスが入る
「ピンポンパンポン」
須川「連絡します。船越先生、船越先生」
…何だろ…嫌な予感がする
須川「吉井明久君が体育館裏で待っています」
明久&雄二「「………」」
須川「生徒と教師の垣根を越えた、男と女の大事な話があるそうです」
雄二「…ムッツリーニ、秀吉」
ムッツリーニ&秀吉「「…何だ(じゃ)?」」
秀吉は雄二の隣にいたが、ムッツリーニは何処からとも無く現れた。
雄二「新しい任務だ。ムッツリーニは須川を暗殺して来い。秀吉は訂正してきてくれ……明久ではなく須川と。」
ムッツリーニ&秀吉「「…了解した(のじゃ)」」
ムッツリーニは指示を聞くと、まるでナ●トの影分身のように黒い煙が出て消
えていき、秀吉は走ってFクラスを出ていった。
須川「繰り返します。船越先生。船越先せぎゃっ!!何!?む、ムッツリーニ!?ちょっ、ちょっと待てムッツ…………」
…何したんだろうムッツリーニ?
秀吉(須川voice)「あ~、船越先生。船越先生。生徒と教師の垣根を越えた、男と女の大事な話があるので、放送室に来てください。」
雄二「まあ、これで大丈夫だろう。」
そして任務を終えた秀吉とムッツリーニが帰ってくる。
ムッツリーニ「…任務完了」
須川「う、うーん…えっ!?ふ、船越先生!?」
船越「男と女の大事な話ってな~に♡須川君♡」
須川「そ、それは俺じゃなくて吉井のことでぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
須川君の悲鳴が放送で響き、途中で切れた。
どうやら船越先生が切ったらしい。
…本当に僕じゃなくてよかった。
雄二「ご苦労だった、秀吉、ムッツリーニ。じゃあ話を戻すぞ。ムッツリーニと秀吉と明久は前線に出て姫路がFクラスからDクラスまで一直線で行けるように道を作ってきてほしい。」
ムッツリーニ&明久&秀吉「「「(…)わかった(のじゃ)」」」
そう雄二からの指示を受けると僕たちは立ち上がり教室を後にした。
◆
Dモブ「いたぞ!!吉井だ」
Dモブ「覚悟しろ吉井!!」
僕たちはDクラスの3人に対戦を申し込まれた。
「「「「「「試獣召喚(サモン)!!!!!!」」」」」」
<数学>
Dクラス―男6 (154点)
男7 (167点)
女1 (116点)
VS
Fクラス―吉井 明久 (79点)
木下 秀吉 (57点)
土屋 康太 (71点)
男6「行くぞ!!」
全員で襲いかかってきた。
明久「よし。じゃあ秀吉は右をムッツリーニは左をお願い!」
ムッツリーニ&秀吉「…了解した(のじゃ)」
すると、男7の召喚獣が僕の召喚獣に切りかかってきた。
明久「甘い!!」
僕は木刀で男7の攻撃の軌道をずらす。
そして、木刀を男7の召喚獣に投げる。
男7「何!?」
<数学>
Dクラス―男7 (124点)
VS
Fクラス―吉井 明久 (72点)
明久「まだだ!!」
僕は跳ね返ってきた木刀を空中でキャッチして、
明久「喰らえ!!」
クルクル回りながら、木刀を振り下ろした。
<数学>
Dクラス―男7 (0点)
VS
Fクラス―吉井 明久 (72点)
男7「嘘…だろ…俺が観察処分者に負けるなんて…」
明久「秀吉、ムッツリーニ、こっちは片付いたよ!」
そう言い左右を見ると、秀吉の方は片付いているようだが、ムッツリーニがま
だ戦っていた。
<数学>
Dクラス―男6 (124点)
VS
Fクラス―土屋 康太 (9点)
明久「ムッツリーニ!!」
秀吉「助太刀いたす!」
ムッツリーニ「…すまない」
僕と秀吉がムッツリーニに加戦する。
明久「秀吉、僕に薙刀を!!」
秀吉「わかったのじゃ」
そう言うと、秀吉は薙刀を投げた。
僕はそれを空中でキャッチすると、敵に向かって振り下ろそうとした。
男6「隙だらけだ!!」
男6はそういうと棍棒を振り回してきた
しかし僕はそれを冷静に体を捻らせ、右手の木刀を棍棒に叩きつけて棍棒の勢いを殺す。そして左手の薙刀で相手に斬りかかり、地面にたたきつけた
男6「な、何だと!?」
<数学>
Dクラス―男6 (26点)
VS
Fクラス―吉井 明久 (67点)
木下 秀吉 (38点)
土屋 康太 (9点)
秀吉「ムッツリーニ、今じゃ!!」
ムッツリーニ「……(コク)」
ムッツリーニは頷くと、態勢を立て直そうとしていた男6を斬った。
<数学>
Dクラス―男6 (0点)
VS
Fクラス―吉井 明久 (67点)
木下 秀吉 (38点)
土屋 康太 (9点)
鉄人「戦死者は補習!!!」
西村先生が現れ、Dクラスの連中を連れて行った。
明久「ムッツリーニ、通路の確保ができたと雄二に伝えて」
ムッツリーニ「…わかった」
「ポン」という音を出して、ムッツリーニは消えた。
そして僕と秀吉はDクラスに向かおうと思ったとき、
島田「吉井!!アンタ、今まで何処で何してたのよ!!」
明久「し、島田さん…」
前線を任されているはずの島田さんが僕のところに来た。
明久「…別に何処だっていいでしょ?それに島田さんには関係ないことだし。」
島田「何言ってんのよ!?勝手に出歩いていいわけないじゃない!!」
秀吉「島田よ、今はそんな話をしている場合ではないぞい!!」
島田「木下は黙ってて!!これはウチと吉井の問題なんだから!!」
明久「秀吉の言う通り、こんな話はあとでもできるでしょ!今は自分の持ち場に着かなきゃ!!」
島田「うるさいわね!!今はなしなさい!!今まで何処で何してたの!!」
そう言いながら関節技をかけようとしてきたが僕はそれを避ける。
島田「ちょっと、避けないでよ!?」
島田さんはまた態勢を立て直し、また僕の腕を掴もうとしてくる。
明久「島田さんこそ前線のリーダーを任されたんでしょ!持ち場を勝手に離れちゃだめじゃないか!!言ってることとやってることが矛盾してるよ!?」
島田「そんなことどうでもいいのよ!!それよりおとなしくウチに捕まりなさい!!」
まったく人の話を聞かない人だな…
と思っていると、僕は足元にあった木の板に気が付かず転んでしまう。
明久「…やばっ!!」
そして島田さんが僕に関節技をかけようとしたとき、
秀吉「島田よ!落ち着くのじゃ!!」
秀吉が島田さんの手を掴み動きを止める。
島田「離してよ木下!!これはウチと吉井の問題なんだから!!」
秀吉「何を言っておるのじゃ!!別に明久が何処で何をしたって明久の勝手じゃろう!!何で主が関わるんじゃ!?」
島田「う、うるさいわね!離してよ木下!!」
島田さんが掴まれている腕を無理やり離そうとしたとき…
清水「あっ、そこにいるのはもしや、美波お姉さま!」
島田「み、美春!?何でこんなところに!?」
清水「それは私はDクラスですから!」
よしチャンスだ!
明久「島田さん、ここはまかせるね。行こう秀吉!」
秀吉「…うむ」
島田「ちょっ、ちょっと!!ここは吉井が戦うべきでしょ!無視しないでよ!」
何か言ってるが、僕と秀吉は島田さんを無視してDクラスに行くことにした。
◆
明久「やあ、平賀君」
平賀「くっ!まさかここまで来るとは思っていなかった。…だがお前らの点数はかなり消費している!!」
明久「…そうだね。でも戦うのは僕らじゃないから。」
平賀「何!?」
そう言うと、後ろから姫路さんがやってきた。
姫路「はぁ、はぁ、…Fクラス姫路瑞樹。Dクラス代表の平賀君に物理で勝負を申し込みます!試験召喚獣召喚サモン!!」
<物理>
Dクラス―平賀 源二 (203点)
VS
Fクラス―姫路 瑞樹 (412点)
平賀「姫路瑞樹はAクラスじゃないのか!?」
姫路「ごめんなさい!!」
姫路さんの召喚獣が平賀君の召喚獣に斬りかかり、一撃で点数を0にした。
<物理>
Dクラス―平賀 源二 (0点)
VS
Fクラス―姫路 瑞樹 (412点)
平賀「そ、そんな…」
こうして姫路さんによってこの戦争はFクラスの勝利で幕を閉じた。
明久side out