バカとテストと記憶喪失   作:FRISK

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すいません。
最近は忙しいもんですから、更新が少し遅くなるかもしれません。(-_-;)
でも、頑張って書いていこうと思います!!\(^o^)/


第14話

                    第十四話

 

 

明久side

 

 

目を覚ますと僕は、ベッドの上だった。

 

 

雄二「お!起きたか、明久」

 

明久「ゆ、雄二、ここは………保健室?そ、そうだ!!戦争は!?どっちが勝ったの!?」

 

雄二「まあ落ち着け、明久。戦争は俺たちの勝ちだ。」

 

明久「そ、そっか。勝てたんだ。よかった。」

 

 

僕がホッと安心すると、

 

 

雄二「…明久」

 

 

突然雄二が暗い顔をする。

 

 

明久「ど、どうしたの?」

 

雄二「…秀吉から聞いたんだがお前…なんで右腕が痛いってことを言わなかったんだ?」

 

明久「…!……ごめん。皆を心配させないようにって思って黙ってたんだ…」

 

雄二「明久、お前はわかっていると思うが、召喚獣のバトルは何も点数が全てってわけじゃないんだぞ。」

 

明久「…うん」

 

雄二「召喚獣の操作もそうだが、体調だってバトルには関わってくるんだ。だから明久、今度からは心配させるから黙ってるとかじゃなく、少しでも調子がすぐれないときは、俺に言ってくれよ。じゃないとこっちのほうが心配する」

 

明久「…うん。ごめん」

 

雄二「わかってくれたんならいいが、今度からは頼むぜ!お前は俺たちの主戦力何だからな!」

 

明久「主戦力って…まあ、ありがとう、雄二」

 

雄二「おう。あ、そういやBクラス戦で勝った時に、設備を交換しない代わりの条件で、根本を女装させたんだが、見るか?」

 

 

雄二が笑いながら、僕に本を渡す。

 

 

明久「…この本、誰が作ったの?」

 

雄二「ムッツリーニだ。」

 

明久「はは。ムッツリーニか。完成度高いな」

 

 

僕は笑いながら、その本を読む。

 

 

明久「ぷ、あはははは。これ面白いね。」

 

雄二「だろ。散々あんなことしてくれたんだ。これくらいいいだろ」

 

明久「うん。そうだね」

 

 

僕と雄二が笑いながら話していると、

 

 

秀吉「失礼するぞい。おお明久、起きたのか。体は大丈夫かのう。」

 

明久「あ、秀吉!うん、大丈夫だよ」

 

秀吉「そうかのう。戦争が終わった後に明久に話しかけてみれば、意識がなかったから一時はどうなることかと思ったわい。」

 

明久「ご、ごめんね。心配させちゃって」

 

秀吉「別にいいわい。それよりお主は何を読んでいるんじゃ?」

 

明久「あ、これ?これはね、根本君の女装写真集」

 

秀吉「おお!もう出来上がっていたのか。さすがムッツリーニは仕事が早いのう」

 

明久「うん、これ読んでたら、なんだかスッキリしちゃった。」

 

 

その後、すぐにムッツリーニも来て、しばらく4人でいろいろ話、笑い合った。

 

 

                    ◆

 

 

翌日、僕はいつも通りに登校して、教室に向かうところだった。

 

 

ふぅ。次はとうとうAクラス戦か、気合を入れていかないとな。

 

 

そう思いながら、僕はFクラスの教室に向かっていると、見たことのあるような人影が見えた。

 

 

明久「………あれは………優子さん?」

 

優子「…明久君?」

 

 

優子さんはものすごい数のプリントを持っていた。

だいたい優子さんの目が見えるくらいまでの高さがあるプリントの量を抱えている。

 

 

明久「大丈夫、優子さん?僕、持とうか?」

 

 

僕が手を差し伸べると、

 

 

優子「大丈夫よ。これぐらいの量なら持てるわ」

 

明久「いや……でも僕、持つよ。ものすごい量だし」

 

優子「い、いいわよ。悪いし、あっ!」

 

 

優子さんは僕と話していると、バランスを崩し転びそうになってしまう。

 

 

明久「あ、危ない!!」

 

優子&明久「きゃあ!(うわっ!)」

 

 

僕は優子さんが転ばないように支えるが、僕が下敷きになる感じで倒れてしまう。

 

 

優子「う、う~ん」

 

明久「いててて~ゆ、優子さ……」

 

 

僕は優子さんに声をかけようとすると、優子さんの顔がすぐ近くにあった。

 

 

明久「ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、優子さん!?」

 

優子「あ!……ご、ご、ご、ご、ごめんなさい!!!!」

 

 

優子さんはこの状況に気付くと、慌ててどいた。

 

 

優子&明久「………///」

 

 

僕たちは顔を赤くしながら、しばらく時が止まったかのようにかたまってしまった。

 

 

優子さんってかわいいけど、近くで見るともっとかわいいんだな………って僕は何を考えてるんだ!?

 

 

僕は我に返り、

 

 

明久「ぷ、プリントがバラバラになっちゃったね。」

 

優子「え、ええ、そうね。」

 

 

僕らはお互いに背を向けプリントを拾い始める。

 

 

明久「やっぱり僕も手伝うよ。」

 

優子「あ、ありがとう」

 

 

僕らはそのまま、無言でプリントを拾い続け、

 

 

明久「よ、よし、じゃあこのプリントはAクラスに持って行けばいいのかな?」

 

優子「う、うん」

 

 

そういうと、僕らは少し顔を赤くしながら、Aクラスに向かった。

 

 

明久side out

 

 

                     ◆

 

 

優子side

 

 

私たちは、恥ずかしさのあまり喋ることができず、無言のまま歩き、Aクラスに着いた。

 

 

明久「こ、このプリントはどこに置けばいいのかな?」

 

 

私は恥ずかしがりながらも答える。

 

 

優子「そ、そこに置いてくれるかしら?」

 

 

そういうと、明久君はそこまでプリントを運んでくれた。

 

 

優子「ごめんなさい……手伝わせちゃって…」

 

明久「別に大丈夫だよ。」

 

優子「本当にごめんなさい…今度なんかお礼するから」

 

明久「お礼なんてそんな、僕が手伝いたくてやっただけなんだし」

 

優子「だ、だけど………」

 

 

私が反論しようとしたとき、

 

 

明久「いいんだよ。僕が手伝いたかっただけだし、それに、僕は観察処分者だしね(ニコ)」

 

優子「ッ―――!!」

 

 

明久君のやさしさに加え、この笑顔は………反則よ。

 

 

優子「………///」

 

明久「じゃあ僕はこれで、Fクラスに帰るね。」

 

優子「う、うん。ありがとう………///」

 

 

そういうと明久君はAクラスを出ていった。

 

 

優子side out

 

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