朝霧中学校二年六組。
そこは「ある意味で」問題児集団だった・・・
「・・・もう帰っていいかい?」
~十時間前~
僕はこの六組の担任になった赤城 浩介(アカギ コウスケ)!
今年が初担任で、教室前なう!
でも用務員のおばちゃんいわく、
「アンタ、あのクラスの担任だね?なら二日でギブするわね(薄笑)」
なんて言われた。
たからちょっと不安なのだが・・・まあ頑張る!
じゃあ浩介、いっきまーす!
「おいーっす!」ガラッ
「・・・・・・・・・・・」
あれ?しくった?
「え、えーと、とりあえずみんな座ってくださーい」
「・・・座ってますけど?」
うああテンパりすぎた!
落ち着け・・・落ち着くんだ・・・
「で、アンタが担任なの?」
「あ、はいそうですよ」
「・・・敬語キモいからやめてくんない?てかウザイ」
生意気だな・・・見た目もあれだしな・・・
「せんせーじこしょーかい!」
ちっちゃい・・・男子?が言う。
それもそうだ。
「えーっと、僕の名前は赤いに城で赤城で赤城浩介です。これからよろしく!」
「ならあだ名は赤ちゃんかな♪」
センスがないなこの子。
「いやいやレッドキャッスルだろ!」
この子もか・・・てか言いにくいし。
「なにいってるの?赤城ときたら乳業!みるくたんに決まってるじゃない。」
「ねえ君たちは僕にひどいあだ名をつけたいの?そうだとしたらひどくない?」
「なにいってるんですか、全員真面目ですよ」
どこがだ。
「ところでみるくたんはどのあだ名がいい?」
「うん、赤ちゃんに決めてもらおうか♪」
「そうだな、じゃあレッドキャッスル、選んでくれ!」
どれも嫌なのは言うまでもない。
「全却下でお願いします」
「じゃああいすたん?」
「じゃあ赤さん?」
「ならkousuke(コウスケ)ってどうだ!?」
もう最後は名前そのものじゃねぇか。
「もちろん決めるまで帰らせないわよ?」
「適当な受け答えしたらあだ名クソにするからね♪」
「俺のだよな?な?」
「ええ・・・」
・・・そして十時間、彼らはまだ帰らせない。
今ならおばちゃんのいってたことがよくわかる。
ーーつまりここは問題児を集めたクラスなのか。ーー
「結局いつ帰れたかって?夜の十一時だよ!」
次回から自己紹介編、スタート!
一人一人やってくよ!